英検準2級の合格発表と結果確認の方法
英検準2級を受験した後、「結果はいつわかるの?」「どうやって確認すればいい?」と気になっている方は多いはずです。試験直後から発表日までは、合否が気になってなかなか落ち着かないものですよね。
この記事では、英検準2級の合格発表日の目安、結果の確認方法、成績表の見方まで、試験後に知っておきたい情報をまとめています。一次試験・二次試験それぞれについて、順を追って解説しますので、ぜひ参考にしてください。
英検準2級の合格発表はいつ?
英検準2級の結果発表は、一次試験と二次試験でそれぞれ時期が異なります。また、Web上での合否閲覧と郵送での通知では確認できるタイミングも違います。受験の前にあらかじめ把握しておくと、結果が出たときにスムーズに確認できます。
一次試験の合格発表日
一次試験の結果は、試験日から約3週間後にWebで確認できます。英検公式サイトの「合否結果閲覧サービス」から確認でき、準2級の公開時間は14:00以降となっています(1級・準1級から順番に時間をずらして公開されます)。
発表日当日は閲覧が集中してサービスが混雑することもあります。当日に初めて「生涯学習アカウント」を作成しようとすると手間がかかる場合があるため、あらかじめアカウント登録を済ませておくことをおすすめします。
二次試験(面接)の合格発表日
二次試験(面接)の結果は、二次試験日から約2週間後にWebで確認できます。一次試験と同様に、英検公式サイトの合否結果閲覧サービスを利用します。
二次試験の合格発表後は、合格者に合格証書と合格証明書が郵送されます。
結果はいつごろわかる?期間の目安
結果がわかるおおよそのタイミングをまとめると、次のとおりです。
- 一次試験の結果:試験日から約3週間後にWeb公開
- 一次試験の成績表(郵送):試験日から約3〜4週間後
- 二次試験の結果:二次試験日から約2週間後にWeb公開
- 二次試験の成績表(郵送):二次試験日から約2〜3週間後
なお、試験回・申込方法・会場(本会場・準会場)によって多少前後することがあります。正確な発表日は毎回、英検公式サイトの「受験票・合否通知のお届け」ページに掲載されますので、受験前に確認しておきましょう。
英検準2級の結果確認方法
英検準2級の合否結果は、大きく「Web(受験者マイページ)」と「郵送の成績表」の2つの方法で確認できます。それぞれの手順と特徴を解説します。
英検公式マイページでの確認手順
最も早く結果を確認できるのが、英検公式サイトの「受験者マイページ」です。
2024年度より、受験者マイページへのログインには「生涯学習アカウント」が必要になっています。以前利用していた「英ナビ!」アカウントとは別のものですので、まだ登録していない方は事前に準備しておきましょう。
確認の手順は以下のとおりです。
- 英検公式サイトにアクセスする
- 「合否結果閲覧」のページへ進む
- 生涯学習アカウントでログインする
- 試験一覧から該当の回次を選択して合否を確認する
合格発表日当日に新規登録をしようとすると、登録が集中してスムーズに手続きできない場合があります。あらかじめアカウントを作成し、ログインできる状態にしておくことを強くおすすめします。
なお、6年以内の受験履歴はマイページからいつでも確認可能です。2022年度以前の申込分や、インターネット申込以外の方は、マイページ内の「申込・成績情報の引継ぎ」から手続きが必要です。
合否結果通知書(郵送)について
Webでの確認に加えて、試験結果は郵送でも届きます。一次試験の成績表は試験日から約3〜4週間後に郵送されます。
1級〜3級に一次試験で合格した場合、成績表の右上部分が二次試験の受験票を兼ねています。紛失しないよう大切に保管しておきましょう。
急いで結果を知る必要がない場合は、郵送を待つ方法もあります。ただし確認を急ぐ場合や、次のステップに素早く進みたい場合はマイページを活用するのがおすすめです。
英検準2級の成績表の見方
成績表が届いたとき、「数字の意味がよくわからない」と感じる方も少なくありません。ここでは、成績表に記載されている項目の読み方を丁寧に解説します。
CSEスコアとは何か
英検の採点方式では「英検CSEスコア(Common Scale for English Score)」という独自のスコア体系が使われています。
CSEスコアは、英語力を国際標準規格のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応した形で数値化したものです。1問1点という単純な配点ではなく、試験全体のバランスや他の受験者のデータをもとに算出されるため、同じ正答数でも回によってスコアが変動することがあります。
成績表には技能ごと(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)のCSEスコアが記載されており、自分のどの技能が強く、どこが弱いかを一目で把握できます。
合格基準スコアの確認ポイント
英検準2級の合格基準スコアは、以下のとおり固定されています。
| 試験 | 満点 | 合格基準スコア |
|---|---|---|
| 一次試験(3技能合計) | 1800点 | 1322点 |
| 二次試験(スピーキング) | 600点 | 406点 |
| 合計(4技能) | 2400点 | 1728点 |
この合格基準スコアは毎回変わらないため、受験回が違っても同じ基準で評価されます。成績表の「合格基準スコア」と自分の「獲得スコア」を見比べて、届いていれば合格です。
また、各技能のスコアとともに、合格ラインまでの距離を示す「英検バンド」という指標も記載されています。合格できなかった場合でも、次回の学習目標を立てる際の参考になります。
技能別スコアの読み方(読む・聞く・書く・話す)
成績表には、リーディング・リスニング・ライティングの3技能の個別スコアが一次試験の成績表に記載されます。二次試験の成績表にはスピーキングのスコアが追記されます。
棒グラフ形式で各技能のスコアが視覚的に比較できるようになっており、合格基準ラインを超えているかどうかをひと目で確認できます。
一次試験の合否は3技能(リーディング・リスニング・ライティング)の合計スコアで判定されるため、たとえば1つの技能のスコアが低くても、他の技能で補って合格ラインを超えていれば合格となります。
技能別のスコアは弱点把握にも活用できます。次の受験や、英検準2級を足がかりにして準2級プラスや2級へのステップアップを目指す際にも、成績表の内容が対策の指針になります。
級ごとに伸ばすべき技能が変わるため、英検の級に特化した個別指導を取り入れることも、効率的なスコアアップの選択肢のひとつです。
二次試験(面接)の結果確認
一次試験に合格した方が受ける二次試験(面接)についても、結果確認の手順を押さえておきましょう。
二次試験の合格発表日と確認方法
二次試験の合否は、試験日から約2週間後にWebで確認できます。一次試験と同様に、英検公式サイトの受験者マイページからログインして確認します。
発表日当日の確認にあたっても、生涯学習アカウントへの事前ログインが必要です。準備を事前に済ませておくとスムーズです。
郵送の成績表は、二次試験から約2〜3週間後に届きます。合格者には合格証書と合格証明書(英文・和文各1通)が同封されます。
なお、2024年度より英検の「デジタル合格証明書」も利用できるようになっています。デジタル証明書は検定料内で利用でき、紙の証明書よりも早く確認・提出できます。
二次試験に落ちた場合の対応
二次試験(面接)に不合格だった場合でも、次回以降の申込時に一次試験免除申請をすれば、二次試験から受けることができます。一次試験を再受験する必要はないため、スピーキング対策を集中的に行って再挑戦できます。
二次試験の合格基準スコアは600点満点中406点で、得点率にすると約67%が目安です。面接では「応答内容(Content)」「文法(Grammar)」「発音(Pronunciation)」「やり取り(Interaction)」の4観点が評価されます。
不合格だった場合は成績表で自分のスコアを確認し、どの観点が足りなかったのかを把握した上で対策を進めましょう。「やり取り」や「応答内容」が低い場合は、実際の面接に近い形式で練習を積むことが効果的です。
2025年度からの英検の変更点
英検は近年、試験制度の変更が相次いでいます。結果を読み解く前提として、最新の変更点も把握しておきましょう。
2024年度からの試験形式の変更
2024年度第1回試験(2024年6月実施)から、準2級を含む3級以上の問題形式が大幅にリニューアルされています。
主な変更点は次のとおりです。
- ライティングが1題から2題に増加:従来の「英作文(意見論述)」に加えて、準2級は「Eメール問題」が追加されました
- リーディングの問題数が減少:準2級では37問から29問へ変更されています
- 試験時間が延長:準2級の一次試験は75分から80分に延長されています
特にライティングの変更は大きく、2023年度以前の参考書や過去問をそのまま使う際には注意が必要です。2024年度以降の新形式に対応した問題集を利用することをおすすめします。
2025年度からの新設級「準2級プラス」
2025年度第1回検定(2025年5月実施)から、準2級と2級の間に「準2級プラス」という新しい級が導入されました。
これは、準2級合格から2級合格まで平均2年かかるというギャップを解消するために設けられたものです。準2級プラスは高校2年生レベルを想定した内容で、CSEスコアの合格基準は一次試験1402点・二次試験427点(合計1829点)となっています。
準2級に合格した後の次の目標として、準2級プラスを検討してみるのもひとつの選択肢です。
受験機会の拡充
2025年度からは、英検S-CBT(パソコンで受験する英検)の同一検定期間内に同一級を最大3回まで受験できるようになりました(従来は2回まで)。
英検(従来型)でも、同一検定回に本会場と準会場でそれぞれ1回ずつ受験できる機会が設けられています。より多くのチャレンジ機会が用意されたことで、次のステップを目指す受験者にとっても取り組みやすい環境が整ってきています。
英検の各級に合わせた対策を継続したい場合、英検全級に対応したオンライン個別指導スクールを活用することで、自分のペースで無理なくステップアップを図ることができます。
まとめ
英検準2級の合格発表と結果確認のポイントをまとめます。
- 一次試験の結果はWeb上で試験日から約3週間後に確認できる(準2級の公開は14:00以降)
- 二次試験の結果はWeb上で二次試験日から約2週間後に確認できる
- 結果確認には「受験者マイページ」へのログインが必要で、「生涯学習アカウント」の事前登録が必要
- 成績表のCSEスコアを見て、合格基準スコア(一次試験1322点、二次試験406点)と自分のスコアを照らし合わせる
- 二次試験が不合格でも次回は一次試験免除で受験できる
- 2024年度からライティングが2題に変更、2025年度から「準2級プラス」が新設されている
結果がどうであれ、今回の成績表は次の学習への大切な手がかりになります。技能別スコアをしっかり確認して、次のステップに向けた準備を始めましょう。
よくあるご質問
Q. 英検準2級の合格発表はいつ、どのように確認できますか。
A. 一次試験の結果は試験日から約3週間後、二次試験の結果は二次試験日から約2週間後にWeb上で公開されます。英検公式サイトの受験者マイページから確認でき、準2級のWeb公開時間は14:00以降です。郵送の成績表はWeb公開からさらに数日後に届きます。
Q. Webで合否を確認するために必要なものはありますか。
A. 2024年度より「生涯学習アカウント」が必要になっています。合格発表当日はアクセスが集中して登録がスムーズにできない場合があるため、事前にアカウントを作成し、ログインできる状態にしておくことが推奨されます。
Q. 英検準2級の合格基準スコア(CSEスコア)を教えてください。
A. 合格基準スコアは、一次試験(リーディング、リスニング、ライティングの3技能合計)で1322点、二次試験(スピーキング)で406点と固定されています。
Q. 二次試験の面接で不合格になった場合、また一次試験から受験する必要がありますか。
A. いいえ、一次試験に合格していれば、次回以降の申込時に一次試験免除申請を行うことで、二次試験から再受験が可能です。成績表で自身の弱点を確認し、スピーキング対策を重点的に行いましょう。
Q. 2024年度から導入された試験形式の変更点とは何ですか。
A. 主な変更点は、ライティングが1題から2題(意見論述とEメール問題)に増加し、リーディングの問題数が減少したことです。また、これに伴い一次試験の試験時間が75分から80分に延長されています。