家庭教師あすなろのテキスト代はいくら?高いと言われる理由と解約時の扱い

家庭教師あすなろのテキスト代はいくら?高いと言われる理由と解約時の扱い

家庭教師あすなろのテキスト代が高いと聞いて、入会を迷っている保護者の方もいると思います。あすなろの教材費は月額で案内されますが、実際には学年ごとの価格で決まり、申し込む学年と教科の数で総額が大きく変わります。

この記事では、2026年9月時点の公式サイトと概要書面をもとに、テキスト代の金額と高いと言われる理由を整理します。解約したときに教材代がどう扱われるかもまとめたので、契約前の確認に役立ててください。

家庭教師あすなろのテキスト代はいくら?

関東エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉)の中学生の場合、テキスト代は英語・数学・国語が1教科月4,400円です。理科・社会は1教科月3,300円です(いずれも税込)。

あすなろでは、このテキストを「学習ゼミ」と呼んでいます。教材を使う指導法を選んだときに、先生に払う指導料とは別にかかる費用です。

学習ゼミ(メイトホームスタディ)の中身

小・中学生向けの学習ゼミは「メイトホームスタディ」というシリーズで、学年と教科ごとに作られています。関東版の公式サイトの料金ページでは、月額の学習ゼミ代に次の3つが含まれると案内しています。

  • 予習復習らくらく帳は、学校の授業に合わせて予習と復習を進めるための教材です。
  • でるモンテスト対策本は、定期テスト前の対策に使う教材です。
  • まるわかり要点シートは、テスト直前に要点を確認するためのシートです。

このほか中学生向けの「弱点まとめ本」や、小中共通の「まるわかり総復習シート」もあります。これらは月額の学習ゼミ代とは別の商品として、それぞれ価格が決まっています。

学年ごとの価格はいくら?

月額の表示とは別に、契約前に渡される概要書面には、教材の学年ごとの価格が載っています。中学生の主な教材は次のとおりです(税込)。

教材1学年・1教科の価格
まるわかり要点シート13,200円です。
らくらく帳+でるモン(英数国)39,600円です。
らくらく帳+でるモン(理社)26,400円です。
弱点まとめ本(中学生)英数39,600円、英数国52,800円、5教科79,200円です。

指導を受ける学年の分は、要点シートとらくらく帳・でるモンをセットで申し込む決まりです。英数国なら1学年1教科で52,800円になり、12か月で割るとちょうど月4,400円です。

料金ページには、月額は指導期間と学習ゼミの支払期間が一致する場合の金額だという注記もあります。月額の表示は、学年単位の教材代を月々に分けて払うときの目安と考えるとよいでしょう。

テキスト代が「高い」と言われるのはなぜ?

高いと感じやすいのは、月額と総額の見え方に差が出やすい仕組みだからです。主な理由は次の3つです。

何学年分を申し込むかで総額が変わる

概要書面では、指導の期間を「申込日から卒業年の3月31日までのうち申し込んだ期間」としています。中1から中3の卒業まで申し込めば、教材も3学年分になります。

申し込みの内容(中学生)テキスト代の総額
英語1教科・1学年分52,800円です。
英語と数学・1学年分105,600円です。
英語と数学・3学年分316,800円です。
5教科・3学年分712,800円です。

表は概要書面の価格をもとにした計算例で、弱点まとめ本などを加えるとさらに増えます。月4,400円という印象で話を聞いていると、総額が数十万円になることに驚く場合があるのはこのためです。

最長36回の分割払いで月々の負担が小さく見える

教材代の支払いは、振込、カードの1回払い、最長36回の分割払いから選べます。分割払いの手数料は販売元が負担すると、概要書面に書かれています。

月々の支払いが軽くなる一方で、数年分の教材をまとめて契約していることは実感しにくくなります。分割払いには別にクレジットの申込書面が必要なので、支払総額と回数を確かめておきましょう。

教材は家庭教師とは別の会社から買う

学習ゼミの販売元は、家庭教師の運営会社ではなく、出版元の株式会社エイジアクリエイトです。家庭教師の契約とは別に、教材の購入契約を結ぶ形になります。

そのため、毎月の支払いは先生に手渡しする指導料と、教材代の2本立てになります。支払い先が分かれていることも、費用の全体像をつかみにくくする一因です。

テキストを使わない指導法なら安くなる?

必ずしも安くなるわけではありません。手持ちの教材で進める指導法を選ぶと、学習ゼミ代の代わりに毎月の管理・サポート費がかかります。

学年(関東エリア)管理・サポート費(月額・税込)
小学生9,900円で、中学受験は12,100円です。
中学生12,100円です。
高校生15,400円です。

中学生が英語と数学の学習ゼミを使う場合、教材代は月8,800円です。管理・サポート費は月12,100円なので、この組み合わせなら教材を使うほうが月3,300円安くなります。

一方、英数国の3教科にすると学習ゼミ代は月13,200円になり、管理・サポート費を少し上回ります。どちらが安いかは教科数で変わるので、両方の見積もりを出してもらうと比べやすくなります。

費用よりも子どもの状況で選ぶ

公式サイトでは、学習ゼミを使う指導法を、家で勉強する習慣がない子向けとしています。手持ちの教材を使う指導法は、塾の補習や先取り学習をしたい子向けです。

なお、関東版の料金ページには、高校生は教科書や手持ちの参考書を使う指導法だけが載っています。東海などを担当する運営会社では、高校生も英・数・国・理から教材を選べると案内しています。

テキスト代以外にかかる費用と月々の目安

月々の支払いは、指導料に学習ゼミ代か管理・サポート費を足した金額が中心です。関東エリアの主な費用は次のとおりです(2026年9月時点、税込)。

項目金額と条件
指導料小・中学生は15分500円、高校生は15分550円です。
登録料一家族22,000円で、兄弟姉妹の入会時は不要です。
預かり金16,000円で、滞納がなければ退会時に返金されます。
交通費先生の定期券の範囲内は無料で、範囲外は実費です。

たとえば中学生が週1回90分の指導を月4回受けると、指導料は月12,000円です。英語と数学の学習ゼミを加えると、月々の合計は20,800円になります。

指導料は、その月の最後の指導日に先生へ直接手渡しします。前日までに連絡すれば、休んだ回の指導料はかかりません。

あすなろは地域によって運営会社が異なり、料金も違います。東海エリアなどを担当する会社では、小・中学生の指導料が30分875円で、1回375円の出張交通費と14,000円の保証金がかかります。

評判や指導の特徴も含めた全体像は、家庭教師のあすなろの評判と料金の仕組みでまとめています。通塾と比べたい場合は、塾の料金・費用の相場も見ておくと判断しやすくなります。

解約したらテキスト代は返金される?

契約書面を受け取った日を含めて10日以内なら、クーリング・オフで全額が戻ります。それ以降も中途解約はできますが、教材代が全額戻るとは限りません。

10日以内ならクーリング・オフができる

家庭教師は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります。期間が2か月を超え、金額が5万円を超える契約が対象です。

教材などの関連商品もクーリング・オフの対象に含まれます(消費者庁の特定商取引法ガイド)。法律上の期間は8日間ですが、あすなろの概要書面では自主的に10日間へ延ばしています。

この期間内なら、指導と教材の契約を無条件で解除できます。教材をすでに使っていても支払う必要はなく、引き取りの費用も販売元が負担すると書かれています。

通知は、書面か、販売元のホームページにある専用フォームなどで行います。教材の販売元に通知すれば、家庭教師の契約も同時に解除したものとみなされます。

10日を過ぎたら中途解約で清算する

10日を過ぎたあとも、家庭教師の契約は中途解約できます。指導が始まる前なら清算額は2万円で、支払い済みの登録料が充てられます。

指導が始まったあとは、未払いの指導料や交通費などを払えば解約できます。家庭教師を中途解約したときは、教材の購入契約も解除できます。

教材を返品すれば、販売価格ではなく通常の使用料に相当する額を払い、払いすぎた分は清算されます。返品の送料は自己負担で、返品しない場合は教材代の全額を払うことになります。

途中でやめる可能性があるなら、先の学年の教材まで一度に申し込むかどうかは慎重に考えましょう。

説明と違うと感じたときの相談先

まずは運営会社か、教材の出版元のお客様相談室に連絡しましょう。関東などの運営会社の公式サイトでは、不要な学年や教科まで申し込ませることなどを不適切な行為として挙げています。

そうした行為があった場合は、出版元の相談窓口に連絡するよう案内されています。

それでも解決しないときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。

契約前に確認しておきたい5つのこと

テキスト代で後悔しないために、体験授業のあとの説明で次の点を確かめておくと安心です。

  • 何学年分・何教科分の教材を申し込むのか。
  • 教材代の総額と、支払い方法・回数はどうなるのか。
  • 弱点まとめ本など、ほかの教材が見積もりに入っていないか。
  • 教材を使わない指導法にした場合、月額はいくらになるのか。
  • 途中でやめたとき、教材代をどう清算するのか。

関東・北関東・東北・新潟・九州の概要書面は、公式サイトの概要書面・申込書面のページで事前に読めます。その場で決めずに、見積もりを持ち帰って家族で相談しても遅くありません。

ほかの家庭教師センターと比べたいときは、家庭教師の選び方と主なサービスの比較が参考になります。教材費の考え方は、家庭教師アカデミーの料金と教材費とも見比べてみてください。

センターを通さずに先生と直接契約する方法もありますが、トラブルへの対応は自分で行うことになります。検討する場合は、家庭教師と個人契約するときの注意点も確認しておきましょう。

まとめ

  • 関東の中学生のテキスト代は、英数国が1教科月4,400円、理社が月3,300円です。
  • 教材は学年単位の価格なので、3学年分をまとめると総額は数十万円になることがあります。
  • 教材を使わない指導法でも管理・サポート費がかかり、安くなるとは限りません。
  • 10日以内ならクーリング・オフができ、その後も中途解約で教材代を清算できます。

月額だけで判断せず、総額と解約時の扱いまで書面で確かめてから決めれば、あとで慌てずにすみます。お子さんに合った続けやすい形を、納得したうえで選んでください。