「なえなの炎上」について調べると、さまざまな「炎上理由」が並んでいて、どれが本当なのか分かりにくいと感じる人も多いはずです。この記事では、なえなのさんが批判を受けた出来事を、報道や本人の発言で確認できる事実と、根拠のはっきりしない話に分けて整理します。あわせて現在の活動と、SNSとの付き合い方で中高生が考えたいことも紹介します。
なえなのはどんな人?
なえなのさんは、TikTokやInstagram、YouTubeなどで人気を集めるインフルエンサーです。ファッションモデル、タレント、女優としても活動しています。
所属レーベルが公開しているなえなのさんの公式プロフィールによると、2001年1月14日生まれで、静岡県御殿場市の出身です。所属事務所はsejuで、中学3年生のころからSNSでの発信を始め、2019年にTikTokでブレイクしました。
同じプロフィールでは、総フォロワー数は700万人を超えると紹介されています。ファッション雑誌『LARME』の専属モデルを務め、2023年には地元・御殿場市の応援大使にも就任しました。
なえなの炎上の理由としてよく挙がるのは?
主に語られているのは、10代のころのSNS投稿が掘り起こされて批判された件と、2024年のテレビ番組での発言の2つです。ただし、確認できる情報の量は2つで大きく違います。
10代のころのSNS投稿が掘り起こされた件は?
ネット上で最も多く語られているのは、2020年ごろに起きたとされる件です。知名度が上がった時期に、中学・高校時代のSNS投稿が掘り起こされ、人を傷つける言葉があるとして批判されたと言われています。
ただ、当時の投稿の多くは現在見ることができません。大手報道機関が投稿の内容を詳しく報じた記事も、本記事の調査では見つかりませんでした。
そのため、この記事では投稿の具体的な文言は紹介しません。まとめサイトに載っている引用も、元の投稿と照らし合わせられないものが多いため、そのまま信じないよう注意が必要です。
2024年2月のテレビ番組での発言とは?
こちらは報道で経緯を確認できます。女性自身の記事(2024年2月19日配信)によると、発端は2月16日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)です。
番組では、NEWSの増田貴久さんが、9人で始まったグループが3人になるまでの経緯を話していました。その流れで、なえなのさんは「NEWSさんは知ってますけど、9人かどうかは知らなかったですね」と返しています。
続けて「3も別にしっくりきてない」と話し、共演者が「3はしっくりこようよ」とフォローする場面がありました。記事では、放送後にファンから「人として失礼」「モラルがない」といった批判が相次いだと伝えています。
テレビでの発言は、SNSの投稿よりも多くの人の目に触れます。バラエティ番組の軽いやり取りであっても、切り取られて広まりやすい点は押さえておきたいところです。
ネットの「炎上理由まとめ」は信じていい?
すべてをそのまま信じるのはおすすめできません。検索すると多くの「炎上理由」を並べた記事が見つかりますが、報道や本人の発信で裏づけられるものは多くありません。
報道や本人の発信で確認できなかった話
たとえば、寺田心さんへの悪口を投稿したという話は、検索でもよく一緒に調べられています。しかし本記事の調査では、そうした投稿を報じた大手報道機関の記事や、本人・所属事務所の発信は見つかりませんでした。
ほかにも、私生活に関するうわさや、動画の一場面だけを切り取った話が「炎上理由」として挙げられることがあります。いずれも出どころがはっきりせず、事実かどうかを判断できる材料がそろっていません。
過去の発言について本人が謝罪した、と紹介するまとめ記事もあります。ただ、元になった投稿を確認できなかったため、この記事では謝罪の時期や文言を事実としては扱いません。
うわさを見かけたときに確かめたいこと
- 情報の出どころが、報道機関や本人・所属事務所の公式な発信かどうか。
- いつ、どこで起きた話なのか、日付や番組名がはっきり書かれているか。
- スクリーンショットや切り抜き動画だけで、前後の文脈が抜け落ちていないか。
真偽の分からない話を広めると、書かれた本人を傷つけるだけでなく、広めた側が責任を問われることもあります。気になる話題ほど、一度立ち止まって確かめる習慣を持ちたいところです。
本人は批判とどう向き合ってきた?
本人の言葉として確認できるのは、インタビューなどでの発言です。2020年7月1日公開のモデルプレスのインタビューでは、中学3年生の終わりごろからSNSを続けてきたと話しています。
同じインタビューでは、アンチコメントが多く届いた時期があったことにも触れています。「誉め言葉が100個あっても、アンチコメント1個が目に付いてしまっていた」とも語っており、批判の声が本人に強く届いていたことが分かります。
10代のころから多くの人に見られる場で発信してきたことは、人気の土台であると同時に、昔の投稿が後から注目されやすい理由にもなっています。批判をどう受け止めるかは人それぞれですが、事実と推測を分けて見ることが公正な判断につながります。
炎上後の現在の活動は?
2026年9月時点でも、なえなのさんはドラマや映画、音楽、テレビ番組のMCなど、幅広い分野で活動を続けています。
ドラマや映画への出演は?
所属事務所の公式プロフィールによると、2025年は日本テレビ『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』や、読売テレビ・日本テレビ『推しの殺人』に出演しました。2026年も、テレビ朝日『ぜんぶ、あなたのためだから』やNHK『雪煙チェイス』に出演しています。
映画では、2025年公開の『見える子ちゃん』で映画に初出演しました。その後も『おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?』に出演するなど、女優としての仕事が増えています。
音楽やテレビ、イベントでの活動は?
音楽では、2026年1月14日にユニバーサル ミュージックのレーベル「Capitol Records」から、音楽プロジェクトの再始動を発表しました。2月5日にはRin音さんが提供した新曲「チュ-ニング」を配信し、3月には「ツンデレ feat. セカンドバッカー」も配信しています。
テレビでは『踊る!さんま御殿!!』などのバラエティ番組に出演し、2026年はABEMA『ラブキャッチャージャパン3』でMCを務めています。東京ガールズコレクションなどのファッションイベントにも、たびたび出演しています。
2024年には「SNEAKER BEST DRESSER AWARD 2024」のインフルエンサー部門を受賞しました。批判を受けた時期があった一方で、仕事の幅は年々広がっているといえます。
中高生が考えたいSNSとの付き合い方は?
発信する側としては「投稿は消しても残る」こと、読む側としては「確かめずに広めない」ことが大切です。
投稿は何年たっても残ることがある
SNSの投稿は、自分で削除してもスクリーンショットや転載で残り、何年もたってから広まることがあります。仲の良い友だちに向けた冗談のつもりでも、文脈が切り離されると別の意味で受け取られかねません。
投稿する前に「知らない人や数年後の自分が読んでも大丈夫か」と考えるだけでも、トラブルはかなり防げます。総務省が公開している「インターネットトラブル事例集」には、SNSで起きたトラブルの例と対処法がまとめられています。家庭で一緒に読んでみるのもよいでしょう。
スマホとの距離の取り方も見直す
炎上の話題を追いかけているうちに、気づけば何時間もたっていたという経験がある人もいるでしょう。勉強に集中できないと感じるなら、中学生でもできるスマホの集中対策から試してみてください。
受験を控えている人は、高校受験中のスマホとの付き合い方や、勉強とスマホを両立させる管理ルールも参考になります。
保護者の方は、お子さんのSNS利用を頭ごなしに禁止するより、まず見ている話題について話を聞くことから始めると、ルールづくりも進めやすくなります。関わり方のヒントは勉強しない中学生への親の声かけと関わり方でも紹介しています。
まとめ
- なえなのさんの炎上としてよく挙げられるのは、10代のころのSNS投稿と、2024年2月のテレビ番組での発言です。
- テレビでの発言は報道で経緯を確認できますが、過去の投稿の中身や多くのうわさは確かめられません。
- 2026年9月時点でも、ドラマ、映画、音楽、MCなどで活動の幅を広げています。
ネットの「まとめ」をうのみにせず、確かめられる事実をもとに判断することが、情報とのよい付き合い方につながります。