スマイルゼミを退会したいけれど、「手続きの方法がわからない」「損をしないか心配」という方は少なくありません。実は、解約のタイミングや手順を間違えると、数万円の追加請求が発生することもあります。この記事では、スマイルゼミの解約・退会方法を手順ごとに丁寧に解説するとともに、解約前に必ず知っておきたい注意点、そして解約後のタブレットの賢い使い道まで網羅的にご紹介します。
スマイルゼミの解約・退会方法
解約は電話のみ受付
スマイルゼミの解約・退会手続きは、電話での申し出のみ受け付けています。タブレット上やウェブサイト(みまもるネット)からは手続きを完了できません。みまもるネットを確認すると「電話をしてください」という案内が表示されるだけです。LINEやメールでの解約も一切受け付けていないため、必ず電話で手続きを行いましょう。
解約手順を4ステップで確認
ステップ1:みまもるネットで電話番号を確認する
まず、保護者向けサイト「みまもるネット」にログインします。画面右上のメニューから「お問い合わせ」を選択し、ページ下部の「その他のお問い合わせ」から「退会・解約」を選ぶと、解約専用のフリーダイヤルが表示されます。電話番号は会員専用のため、みまもるネットからご確認ください。
ステップ2:サポートセンターに電話する
表示されたフリーダイヤルに電話します。受付時間は10:00〜20:00(年末年始を除く)です。電話をかけると自動音声が流れた後、オペレーターに繋がります。オペレーターに「解約・退会したい」という旨をはっきり伝えましょう。引き留めは一切なく、丁寧な対応で手続きが進みますので、緊張する必要はありません。
ステップ3:本人確認と手続き完了
オペレーターによる本人確認が行われます。会員番号などの事前準備は必要なく、氏名や登録情報の確認程度で進められます。確認が取れると、その場で解約手続きが完了します。
ステップ4:解約完了メールを受け取る
手続き完了から数日後に、解約完了のメールが届きます。内容をしっかり確認し、解約月や返金予定などを把握しておきましょう。
電話が繋がりやすい時間帯のコツ
サポートセンターは月末・3月・4月は特に混み合う傾向があります。平日の14時〜16時前後が比較的繋がりやすく、昼休みや夜の時間帯は避けるのがおすすめです。締め切りギリギリになってから電話をかけると繋がらないリスクがあるため、退会したい月の前月中旬ごろを目安に余裕を持って連絡しましょう。
解約・退会前に必ず確認したい注意点
タブレット代金の追加請求に注意
スマイルゼミは入会時にタブレットを特別価格(税込10,978円)で購入できますが、これは12ヶ月以上の継続利用を前提とした価格です。12ヶ月未満で解約すると、以下のとおりタブレット代金の差額が追加請求されます。
- 6ヶ月未満で解約:税込32,802円(入会時支払い済み額との差額)
- 6ヶ月以上12ヶ月未満で解約:税込7,678円(同上)
- 12ヶ月以上で解約:追加請求なし
たとえば入会から5ヶ月で解約を検討している場合、あと1ヶ月待てば請求額が大幅に下がります。解約のタイミングは、受講月数を必ず確認した上で決めることが大切です。
解約の期日は退会したい月の前月末まで
スマイルゼミの解約手続きは「月末までに申し出ると翌月から退会」という仕組みです。たとえば10月から退会したい場合は、9月末日までに電話で手続きを済ませる必要があります。月末は電話が混み合いやすいため、余裕を持って月の中旬〜下旬に連絡するのがベストです。
学習データは解約後に閲覧不可になる
スマイルゼミを解約すると、これまでの学習履歴・学習結果・習得度などのデータがすべて閲覧できなくなります。子どもが積み重ねてきた学びの軌跡は、解約後に参照する手段がありません。解約前にみまもるネットから学習結果を確認し、必要であればスクリーンショットなどでバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
オプションサービスも同時に解約になる
スマイルゼミ本体を解約すると、「英語プレミアム」「発展クラス」「タブレットあんしんサポート」などのオプションサービスもすべて同時に解約となります。なお、あんしんサポートは1年契約のため、途中解約の場合は返金されないケースもあります。一括払いをしている場合の未消化分の受講料については差額が返金されますが、計算方法が支払い方法によって異なるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
再入会は新規扱いになる
一度退会すると、再入会する場合は完全に新規入会扱いとなります。以前の学習データの引き継ぎはできませんし、タブレットも新たに購入が必要です。また、入会時に利用できた「全額返金保証(約2週間のお試し)」も再入会では適用されません。本当に解約すべきかどうか、慎重に判断することが大切です。
解約前に使える便利な裏ワザ
解約キャンセルができる
解約の電話をした後でも、退会月の前月末日までであれば解約をキャンセルできます。「やっぱり続けたい」と思い直した場合は、再度電話をかけて解約取り消しの旨を伝えるだけで完了します。ただし月末は電話が繋がりにくいため、早めの対応が安心です。
おでかけモードで学習データを残しておく
解約前に「おでかけモード(お出かけモード)」をオンにしておくと、Wi-Fiを切ったオフライン状態で2ヶ月分の講座をダウンロードした状態を保てます。解約後もWi-Fiに繋がずに使い続けることで、ダウンロード済みの講座・漢検ドリル・計算ドリルなどを引き続き活用できます。ただし、Wi-Fiに接続してアップデートを行うとスマイルゼミのデータが消去されるため注意が必要です。
全額返金保証制度について
入会後約2週間以内であれば、所定の手続きを行うことで支払ったタブレット代金と月会費の全額返金を受けられます。ただし、この制度は再入会では利用できません。入会直後に「合わない」と感じた場合は、2週間以内に返金手続きを検討しましょう。
解約後のタブレットはどうなる?
タブレットは返却不要
スマイルゼミの専用タブレットは、原則として解約後も返却不要です。ただし、全額返金保証期間内(入会から約2週間以内)に退会した場合はタブレットの返却が必要になります。また、レンタルや特別なキャンペーンを利用した場合は条件が異なることがあるため、ご自身の契約内容を確認しておきましょう。
タブレットをAndroid化して再利用する方法
スマイルゼミのタブレットは、解約後にAndroid化(初期化)することで普通のAndroidタブレットとして使い続けられます。これはスマイルゼミの公式サイトでも案内されている正式な方法です。
Android化の手順は以下のとおりです。
手順1:解約手続きを完了し、翌月1日まで待つ
退会手続きをした月いっぱいは契約が継続しているため、翌月1日以降にならないとAndroid化はできません。まず解約が完了していることを「せってい」→「アップデート」→「スマイルゼミバージョン情報」で確認し、契約状態が「未契約」になっていることを確かめましょう。
手順2:システムアップデートでタブレットを最新状態にする
画面右上の「せってい」から「アップデート」へ進み、「アップデートを確認する」をタップします。「アップデートがあります」と表示されたら実行してください。アップデートを行うとスマイルゼミのデータが消去されます。
手順3:スマイルゼミの消去を実行する
「せってい」→「端末情報」→「タブレットのメンテナンス」→「起動する(3秒長押し)」の順で進みます。「スマイルゼミの消去」にチェックを入れ、「必ずお読みください」を確認した上で「次へ」を押すと、初期化が完了してAndroidタブレットとして起動します。
なお、幼児・小学生コースは解約後にのみAndroid化が可能ですが、中学生・高校生コースのタブレットはもともとAndroidモードが搭載されているため、解約前からAndroidタブレットとして切り替えて使うことができます。
Android化後の注意点
Android化を行うと、これまでの学習データはすべて消去されます。漢検ドリルや計算ドリルも使用不能になるため、復習目的で学習データを残したい場合はAndroid化を行わず、おでかけモードを活用する方法を選びましょう。また、Android化後はジャストシステムのサポート対象外となるため、故障時の修理サポートは受けられなくなります。
解約後のタブレットの使い道アイデア
Android化が完了すれば、一般的なAndroidタブレットと同じようにさまざまな使い方ができます。
Androidタブレットとして活用する:Google Playからアプリをインストールし、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、ゲーム、インターネットブラウザなど自由に使えます。他の通信教育アプリ(スタディサプリなど)をインストールして学習を継続することも可能です。
子どものカメラとして使う:スマイルゼミタブレットにはアウトカメラ・インカメラ機能が搭載されており、解約後も撮影に利用できます。子ども専用のカメラとして遊び用に活用するのもよいでしょう。
売却する:使わなくなったタブレットはメルカリやヤフオクなどのフリマアプリで売却するという選択肢もあります。Android化済みのタブレットは需要があるため、買い手がつきやすい傾向があります。
まとめ
スマイルゼミの解約・退会方法を改めて整理すると、手続きは電話のみで行い、退会したい月の前月末までに申し出ることが基本ルールです。入会から12ヶ月未満での解約はタブレット代金の追加請求が発生するため、解約のタイミングは慎重に見極めましょう。
また、解約後のタブレットはAndroid化することで普通のタブレットとして再利用できます。学習データのバックアップや、おでかけモードの活用など、解約前にできる準備をしっかり整えた上でスムーズに手続きを進めてください。
教育ラボでは、スマイルゼミ以外のタブレット学習教材についても詳しく比較・解説しています。新しい学習スタイルをお探しの方は、ぜひあわせてご覧ください。