英検準2級の受験を考えているけれど、「試験はいつ?」「どうやって申し込む?」「費用はどのくらいかかるの?」と疑問に感じている方は多いはずです。受験票や合格証書を手に取るまでには、日程・申し込み・費用・会場と、確認すべきことがいくつもあります。

このページでは、英検準2級の試験日程から申し込み方法、受験料の詳細、試験当日の時間割、そして会場の種類まで、受験前に知っておきたい情報をまとめて解説します。学校の先生や保護者の方も含めて、受験の準備に役立てていただければ幸いです。

英検準2級の年間スケジュール

英検準2級は年に3回(第1回・第2回・第3回)実施されます。毎年ほぼ同じ時期に検定が行われるため、年間スケジュールを把握しておくと受験計画が立てやすくなります。

高校入試や大学入試で英検を活用する方も増えており、出願前に必要な級を取得するためには、受験のタイミングを早めに確認しておくことが大切です。

2025年度・2026年度の検定日一覧

2025年度(従来型・本会場)の一次試験日程は次の通りです。

検定回一次試験(本会場)二次試験
第1回2025年6月1日(日)2025年7月6日(A日程)/7月13日(B日程)
第2回2025年10月5日(日)2025年11月9日(A日程)/11月16日(B日程)
第3回2026年1月25日(日)2026年3月1日(A日程)/3月8日(B日程)

2026年度(従来型・本会場)の一次試験日程は次の通りです。

検定回一次試験(本会場)
第1回2026年5月31日(日)
第2回2026年10月4日(日)
第3回2027年1月24日(日)

なお、準会場では本会場の日程に先立って、金・土・日曜日を含む複数の日程(A〜F日程)が設定されています。準会場でいつ実施されるかは、申し込み先の団体(学校・塾など)に確認してください。

最新の日程は必ず英検公式サイトでご確認ください。

一次試験と二次試験の日程

英検準2級は、一次試験(筆記・リスニング)に合格した方のみ、二次試験(面接形式のスピーキング)に進むことができます。

二次試験にはA日程とB日程の2種類があり、小学生・中学生・高校生はB日程での受験が基本です。ただし、海外や離島など特別な会場での受験者、および障がいによる配慮を受ける方はA日程となります。

一次試験の合否は試験から約3〜4週間後に発表され、合格者に二次試験の受験票が送付されます。二次試験も不合格になった場合、翌年度から1年以内は一次試験が免除される制度があるため、二次試験の対策も丁寧に行いましょう。

申し込み方法と受付期間

英検の申し込み方法は、大きく「個人申込」と「団体申込」の2種類に分かれます。どちらで申し込むかによって、受験できる会場や試験日・検定料が異なります。

本会場受験の申し込み手順

個人で申し込む場合は、以下の2つの方法があります。

インターネット申込(推奨)

英検の公式ウェブサイトから申し込む方法です。クレジットカード、コンビニ支払い、郵便局ATM(Pay-easy)で検定料を支払えます。合否結果もいち早く確認できるため、最も利便性が高い方法です。

コンビニ申込

ローソン・ミニストップ・セブン-イレブン・ファミリーマートの情報端末機に必要情報を入力して申し込む方法です。

なお、2024年度第3回をもって「特約書店申込」は個人申込では終了しています。

申込受付期間は検定ごとに定められており、第1回検定は例年3月下旬〜5月初旬、第2回は7月下旬〜9月初旬、第3回は10月下旬〜12月中旬が目安です。正確な日付は毎年変わるため、英検公式サイトで必ず確認してください。

準会場受験との違い

通っている学校や塾が英検の「準会場」として登録されている場合は、その団体を通じた「団体申込」が可能です。準会場では、本会場よりも早い日程で試験が実施されることもあり、検定料も本会場より低く設定されています(詳細は後述の「受験料」セクションで説明します)。

ただし、準会場で受験できるのは一次試験のみです。準2級の二次試験(面接)は本会場でしか実施されないため、一次試験を準会場で受験した場合も、二次試験は本会場に移動して受けることになります。

また、2025年度より団体準会場申込(A〜E日程のみ対象)と本会場申込を組み合わせた場合に限り、同一検定回内での同一級の重複受験が可能になりました。受験機会を増やしたい方にとってメリットが大きい変更点です。

申し込み締め切りに注意

英検の申し込みには締め切り日があります。インターネット申込とコンビニ申込では締め切り日が若干異なる場合もあるため、受験票が手元に届く前に期限を過ぎてしまわないよう、早めに手続きを済ませることが重要です。

「次の試験をいつ受けようか」と考えているうちに受付期間が終わってしまうケースも少なくありません。年間スケジュールをカレンダーに書き込むなど、受付開始日から意識しておくことをおすすめします。

受験料(検定料)はいくら?

英検の検定料は、受験する会場の種類(本会場・準会場)や年度によって異なります。以下に2025年度と2026年度の準2級の検定料をまとめます。

個人申込の場合の費用

個人で申し込む場合は本会場での受験となります。

年度本会場(従来型)英検S-CBT
2025年度9,100円(税込)9,800円(税込)
2026年度9,000円(税込)9,700円(税込)

2026年度第1回検定から、全級一律で100円引き下げられています。

英検S-CBTとは、全国のテストセンターでコンピューターを使って受験する方式です。原則として毎週土日に実施されており、同一検定回で最大3回まで受験できるため、日程の融通が利きやすいメリットがあります。ただし、検定料は本会場よりやや高くなります。

支払い方法はクレジットカード・コンビニ支払い・郵便局ATM(Pay-easy)が利用できます。

団体申込の場合の値段

学校や塾などを通じた団体申込で準会場受験をする場合、検定料は本会場より安く設定されています。

年度準会場(従来型)
2025年度6,600円前後(税込・団体により多少異なる)
2026年度2025年度より一律100円引き下げ

準会場の検定料は、本会場と比べておよそ2,000〜2,500円程度安くなります。通っている学校や塾が準会場に登録されている場合、費用を抑えられる大きなチャンスです。

お金の面で悩んでいる場合は、近隣の「一般受験者受け入れ準会場」を英検公式サイトで検索して申し込むことも可能です。

最新の正確な検定料は、英検公式サイトをご確認ください。

試験当日の時間割

英検準2級の試験当日はどのような流れで進むのか、あらかじめ把握しておくと落ち着いて臨めます。

一次試験の試験時間と開始時刻

一次試験(本会場・準会場F日程)の試験時間は次の通りです。

  • 筆記試験(リーディング・ライティング): 80分
  • リスニングテスト: 約25分
  • 合計: 約105分

開始時刻は受験票で通知されます。準2級は一般的に午前中(10時台〜)に実施されることが多いですが、会場の状況によって前後することがあります。受験票が届いたら必ず確認してください。

試験は筆記試験の後、続けてリスニングテストが行われます。筆記の時間内にリーディングとライティングを解き終え、リスニング開始前に見直しの時間を確保できるよう、時間配分の練習を事前にしておくことが大切です。

一次試験会場には試験開始の20〜30分前を目安に到着するのが理想的です。解答用紙への記入(名前・個人番号・二次試験の希望受験地など)も試験前に行うため、余裕を持って着席できるようにしましょう。

二次試験の時間と流れ

二次試験は、日本人またはネイティブスピーカーの面接委員と1対1で行うスピーキングテスト(面接形式)です。試験時間は約6分です。

当日の流れは次の通りです。

  1. 係員の指示に従い面接室に入室
  2. 面接委員に「面接カード」を手渡す
  3. 氏名・受験級の確認と簡単な挨拶
  4. 「問題カード」(パッセージ+イラスト)を受け取る
  5. 20秒間の黙読後、パッセージを音読
  6. パッセージとイラストについての質問に答える
  7. 受験者自身の意見を問う質問に答える
  8. 退室

試験時間そのものは短いですが、面接室に入るまでの待ち時間が生じることがあります。当日は余裕を持ったスケジュールで向かうようにしましょう。

英検に対応した個別指導を活用することで、面接の流れに慣れるための模擬練習や、英語でのアウトプット訓練を効果的に行うことができます。一次試験対策と並行して、二次試験対策も早めに始めることをおすすめします。

試験会場について

英検準2級の試験会場には「本会場」と「準会場」の2種類があります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った受験スタイルを選びましょう。

本会場はどこで受けられる?

本会場とは、英検協会(公益財団法人 日本英語検定協会)が設置する公開試験会場のことです。全国47都道府県・約230都市、および海外4都市に設置されています。

本会場では5級〜1級のすべての級を受験できます。一次試験と二次試験の両方が本会場で実施されるため、個人で申し込む方はすべて本会場での受験となります。

試験会場は、申し込み時に「希望受験地(都道府県・地域)」を選択し、具体的な会場は申込締切後に郵送される受験票で通知されます。希望した受験地と異なる会場に指定されることは基本ありませんが、会場の変更は原則として認められないため注意が必要です。

受験地一覧は英検公式サイトで確認できます。

準会場との違いと選び方

準会場は、英検協会が認めた学校・塾・企業などの団体が設置する試験会場です。受験者が普段から通い慣れた場所で受験できることが多く、特に小中学生には安心感のある環境といえます。

本会場との主な違いをまとめます。

項目本会場準会場
申込方法個人または団体団体申込のみ
一次試験日程日曜日(年3回)A〜F日程(金・土・日など)
二次試験実施あり実施なし
検定料高め安め
受験可能な級5〜1級(全級)2〜5級のみ

重要なのは、準会場では二次試験が実施されないという点です。準2級の一次試験を準会場で受験した場合、二次試験は改めて本会場に行く必要があります。事前にしっかり確認しておきましょう。

準会場の受験料が準会場によって異なる場合もあるため、申し込み前に担当の先生に確認することをおすすめします。

受験前に確認しておきたいポイント

英検準2級の受験を決めたら、試験当日に慌てないためにも、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

申し込みのタイミング:受付期間は約1〜2か月前から始まります。年間スケジュールを把握して、受付開始日を見逃さないようにしましょう。

個人申込か団体申込か:学校や塾を通じた申し込みが可能かどうかを確認します。団体申込の場合は準会場での受験となり、費用を抑えられる可能性があります。

二次試験の日程と受験地:一次試験を申し込む際に、二次試験の希望受験地もあわせて選択します。一次試験合格後に別途選択する機会はないため、あらかじめ受験できる会場の場所を確認しておきましょう。

一次試験免除の活用:過去1年以内に一次試験を合格していれば、二次試験から受験できる「一次試験免除」制度が利用できます。二次試験で不合格になった方、または受験できなかった方は活用を検討してください。

英検準2級は年3回の受験機会があります。入試活用や単位認定など、目的が決まっている場合は取得期限から逆算して受験回を選ぶことが大切です。

また、準2級は試験範囲が広く、一人での学習に行き詰まりを感じることもあります。英検専門の個別指導を取り入れて、苦手な技能を集中的に克服するのも合格への近道のひとつです。

日程・申し込み・受験料・試験時間・会場に関する最新情報は、必ず英検公式サイトでご確認ください。年度ごとに変更が生じることもあるため、受験前に一度公式情報を確認する習慣をつけましょう。

よくあるご質問

Q. 英検準2級の試験は年に何回、いつ実施されますか?

A. 試験は年に3回(第1回、第2回、第3回)実施されます。2025年度の本会場での一次試験は、第1回が6月1日、第2回が10月5日、第3回が2026年1月25日の予定です。準会場の場合は、これらより前の日程が設定されることもあります。

Q. 申し込み方法にはどのような種類がありますか?

A. 個人申込と団体申込の2種類があります。個人申込は、インターネット(クレジットカード、コンビニ、郵便局ATM支払い)またはコンビニの情報端末から申し込めます。学校や塾が準会場として登録されている場合は、その団体を通じて申し込む団体申込が可能です。

Q. 受験料はいくらですか?

A. 会場や年度により異なります。2025年度の従来型(本会場)は9,100円、英検S-CBTは9,800円です。準会場で受験する場合は6,600円前後となり、本会場よりも費用を抑えることができます。なお、2026年度からは全級一律で100円引き下げられる予定です。

Q. 試験当日の時間割や所要時間を教えてください。

A. 一次試験は筆記(リーディング・ライティング)が80分、リスニングが約25分の合計約105分です。二次試験は面接形式のスピーキングテストで、試験時間は約6分です。試験開始時刻は受験票に記載されますが、準2級は一般的に午前中から実施されることが多いです。

Q. 本会場と準会場の違いは何ですか?

A. 本会場は英検協会が全国に設置する公開会場で、全級の一次・二次試験が実施されます。準会場は学校や塾などが設置する会場で、一次試験のみ行われます。準会場の方が受験料が安いメリットがありますが、二次試験は本会場へ移動して受験する必要があります。

Q. 一次試験に合格して二次試験で不合格になった場合、免除制度はありますか?

A. はい、一次試験免除制度があります。過去1年以内に一次試験を合格していれば、以降の試験で一次試験を免除して二次試験から受験することが可能です。