タリーズで勉強はできる?Wi-Fi・電源事情と滞在時間の目安

「家だと集中できないから、カフェで勉強したい」。そう考えたとき、候補に挙がりやすいのがタリーズコーヒーです。落ち着いた雰囲気で、ノートを広げている人も見かけます。この記事では、タリーズで勉強してもいいのか、無料Wi-Fiと電源はどうなっているのか、どのくらいの滞在なら無理がないのかを、公式情報をもとに整理します。

タリーズで勉強はできる?まず結論から

結論として、タリーズで勉強すること自体は問題ありません。公式サイトには、勉強や作業を禁止するという案内は見当たりません。むしろWi-Fiのページでは「タリーズ店内ではどなたでもご自由にフリーwifiをご利用いただくことができます」と案内されています。店内で調べ物や作業をする人を、店側が想定しているということです。

ただし、タリーズは自習室ではありません。座席は限られていて、混み合う時間帯もあります。「勉強してもいい」ことと「何時間いてもいい」ことは別です。また、席の使い方について店舗ごとに掲示がある場合は、そちらが優先されます。行った店で案内が出ていたら、それに従ってください。

無料Wi-Fiは誰でも使える

タリーズには「TULLY’S Wi-Fi」という無料のWi-Fiがあります。公式サイトの案内では、店内にいればどなたでも自由に使えるとされています。会員登録が前提のサービスではありません。動画授業を見たり、アプリで単語を確認したりする使い方ができます。

接続時間の上限については、公式サイトに具体的な数字の記載が見当たりません。1回ごとに切れる仕組みかどうかも明記されていないため、長時間つなぎ続ける前提で計画を立てないほうが安全です。通信が切れても困らないように、必要な資料は先に手元に用意しておきましょう。

Wi-Fiがある店舗の探し方

Wi-Fiは全店にあるとは限りません。公式の店舗検索では、設備の条件として「Tully’s Wi-Fi」を選んで絞り込めます。行きたいエリアを選び、この条件で検索してから出かけるのが確実です。同じ駅に複数店舗がある場合は、設備の違いで選ぶこともできます。

電源(コンセント)は店舗によって違う

電源については、あるかないかを事前に確かめる方法が公式にはありません。公式の店舗検索で選べる設備の条件は、Tully’s Wi-Fi、ChargeSpot、禁煙や喫煙室の種類、キッズスペースです。電源やコンセントという項目は用意されていません。つまり、公式には店舗ごとの電源情報が公開されていないということです。

そのため、パソコンやタブレットで長時間勉強する予定なら、充電を済ませてから行くのが前提になります。座席のそばに電源がある店舗もありますが、席数は限られます。混雑時に電源席が空いている可能性は低いと考えておきましょう。

ChargeSpotは電源とは別のサービス

店舗検索に出てくるChargeSpotは、コンセントではありません。モバイルバッテリーを借りて返す、有料のレンタルサービスです。タリーズは2021年4月のプレスリリースで、約400店舗への導入を完了したと発表しています。その後、全店への導入を計画しているとしていました。

料金は運営会社のサイトに掲載されています。月額390円からの定額プランがあり、バッテリーを紛失または破損した場合は4,080円の補償金が発生するとされています。スマホの充電切れには役立ちますが、ノートパソコンの電源の代わりにはなりません。金額は変わることがあるので、使う前に公式サイトで確認してください。

滞在時間の目安と混雑時のマナー

タリーズが「何時間まで」という時間制限を公式に示している案内は見当たりません。だからといって何時間でもいいという意味ではありません。目安として考えたいのは、ドリンク1杯で1時間から2時間程度です。それ以上いるなら、追加の注文をするか、いったん切り上げるのが自然です。

混雑時は、席を探している人が店内に立っていることがあります。そういう状況で長く粘るのは、周りにも店にも負担になります。次の点を意識するだけで、気持ちよく使えます。

  • ランチや夕方の混雑時間帯を避け、平日の午後などを選ぶ。
  • 4人席を1人で使わず、カウンターや1人用の席に座る。
  • 荷物や参考書を広げすぎず、テーブルの自分の範囲に収める。
  • 席を長く離れない。トイレ以外で長時間空けるのは避ける。
  • グループで行くなら、会話の声量に気をつける。

注文の仕方で滞在しやすさが変わる

同じ時間いるなら、飲み物の選び方でも印象は変わります。氷入りの冷たい飲み物は早く飲み終わってしまい、空のカップを長く置くことになります。ゆっくり飲める温かい飲み物や、フードを合わせて注文するほうが落ち着きます。

2時間を超えそうなら、途中で追加注文をするのが自然です。席を借りている感覚を持てると、こちらも気が楽になります。タリーズには店舗ごとにモバイルオーダーに対応している店もあり、公式の店舗検索で確認できます。席を立たずに追加できると、荷物を残す心配も減ります。

迷ったら「自分が席を探している側だったらどう感じるか」で判断すると、ほぼ間違いません。他のチェーンの滞在時間の考え方は、コメダ珈琲で勉強・作業はできるかの解説やスタバで勉強するときの時間制限とマナーの解説にまとめています。

中学生・高校生が使うときに気をつけたいこと

タリーズはカフェなので、カラオケやネットカフェのような年齢による利用時間の制限はありません。ただし、中高生が使う場合に注意したい点はあります。

ひとつは費用です。週に何度も通えば、ドリンク代はひと月でまとまった金額になります。毎日の勉強場所として使うより、集中したい日に絞るほうが長く続きます。テスト前だけ、模試の前だけと決めておくのもよい方法です。

もうひとつは学校のきまりです。制服での飲食店の利用や、下校時の寄り道について校則で決めている学校もあります。自分の学校のきまりを確認してから使ってください。部活の帰りに友達と入る場合も同じです。

そして帰宅時間です。暗くなってから移動するなら、家の人に行き先と帰る時間を伝えておきましょう。勉強がはかどっても、夜遅くまで居続けるのはおすすめできません。

タリーズが向いている勉強と、向かない勉強

カフェでの勉強は、内容によって手応えが変わります。タリーズのような店内が向いているのは、次のような勉強です。

  • 1時間から2時間で区切りがつく内容。
  • 暗記カードや単語帳のように、道具が少なくて済む勉強。
  • 問題集を解き進める作業。手が動いていれば雑音は気になりにくいです。
  • 学校の課題や提出物の仕上げ。

問題集を解く作業が向いているのには理由があります。手を動かす勉強は、周りの音や人の動きに気を取られにくいからです。逆に、静かに考え込む必要がある勉強ほど、環境の影響を受けます。長文読解や数学の難問は、家か自習室に回したほうが効率がよくなります。

反対に向かないのは、声に出して覚えたい勉強や、机を広く使いたい勉強です。参考書とノートと過去問を同時に開くなら、テーブルが狭く感じます。静かさを確保したい日は、図書館や自習室のほうが確実です。無料の施設から有料の自習室までまとめて比べたい場合は、近くで勉強できる場所の一覧と選び方が参考になります。

同じカフェでも、店ごとに雰囲気と設備は違います。ドトールで勉強する場合の滞在時間とWi-Fi・電源事情や、星乃珈琲店のワイファイとコンセント事情もあわせて読むと、自分に合う店を選びやすくなります。

まとめ

タリーズで勉強することはできます。無料Wi-Fiは店内にいれば誰でも使えると公式に案内されています。一方で、電源の有無は公式には公開されておらず、店舗ごとに違います。パソコンを使うなら充電して行くのが前提です。

滞在時間の公式なルールはありませんが、ドリンク1杯で1時間から2時間を目安にし、混雑時は長居しないのが無理のない使い方です。設備も掲示も店舗ごとに違うので、出かける前に公式の店舗検索で確かめておきましょう。そのうえで、区切りのつく勉強に絞って使えば、タリーズは頼れる勉強場所になります。

この記事で参照した公式情報