「英検2級って次はいつ受けられるんだろう」「申し込みの締切はいつまで?」「試験当日に何を持っていけばいいの?」と、初めて英検2級を受験する方や、受験を計画している方が抱える疑問は意外と多いものです。年に3回しかない試験だからこそ、申込期間を逃さず、当日も忘れ物なく臨むことが合格への第一歩となります。

この記事では、教育ラボが2025-2026年度の英検2級について、試験日程・申込方法・検定料・試験当日の持ち物・マークシートのルールまでをわかりやすく整理してお伝えします。受験までの全体像をつかむための保存版としてご活用ください。

英検2級の試験日程

英検2級は1年に3回実施される検定試験で、それぞれ第1回・第2回・第3回検定と呼ばれています。次の試験日や申込締切を確認するうえで、まずは年間スケジュールの全体像を押さえておきましょう。

英検2級は年に何回実施されるか

英検2級の従来型試験は、年に3回実施されます。第1回検定は5月〜7月、第2回検定は10月〜11月、第3回検定は1月〜3月にかけて、それぞれ一次試験と二次試験が行われるスケジュールです。

毎週受験できる「英検2級 毎週」というキーワードで検索される方もいますが、従来型の英検2級は毎週実施ではありません。毎週土日に受験できるのは後述する英検S-CBTという別方式の試験です。従来型を希望する場合は、年3回のチャンスを逃さないことが大切になります。

2025年度第3回の試験日程

2025年度の英検2級の最後の試験となる第3回検定は、すでに終了しています。一次試験は2026年1月25日(日)に本会場で実施され、二次試験はA日程が2026年3月1日(日)、B日程が2026年3月8日(日)に実施されました。

2025年度第1回は一次試験6月1日(日)、第2回は一次試験10月5日(日)に実施され、いずれも本会場での実施でした。「英検2級 6月1日」「英検2級 9/28」「英検2級 9月27日」「英検2級 10月5日」などのキーワードで調べている方は、2025年度の各試験日に該当します。すでに過去の試験日となっているため、次の受験は2026年度の試験を確認してください。

2026年度の試験日程

2026年度の英検2級の試験日程は、以下のとおりです。一次試験はすべて本会場で日曜日に実施され、二次試験は受験者の年齢区分などに応じてA日程またはB日程に振り分けられます。

第1回検定は、一次試験が2026年5月31日(日)、二次試験A日程が2026年7月5日(日)、B日程が2026年7月12日(日)です。第2回検定は、一次試験が2026年10月4日(日)、二次試験A日程が2026年11月8日(日)、B日程が2026年11月15日(日)となっています。第3回検定は、一次試験が2027年1月24日(日)、二次試験A日程が2027年2月28日(日)、B日程が2027年3月7日(日)に予定されています。

各検定回の一次試験合否はウェブで先行して公開され、その後に成績表が郵送で届きます。次の試験を計画する際は、結果発表日も合わせて確認しておくと安心です。

二次試験のA日程・B日程について

英検2級の二次試験は、A日程とB日程の2つに分かれて実施されます。満20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の受験者は原則としてB日程、満21歳以上はA日程に振り分けられる仕組みです。

ただし、海外や離島など一部特別会場で受験する場合や、障がい等による受験上の配慮を受ける場合は、年齢に関係なくA日程での受験となります。日程は自分で選ぶことができないため、受験票が届いたら必ずA日程かB日程かを確認しましょう。

英検2級の申し込み方法

英検2級の申込方法は、大きく「個人申込」と「団体申込」の2種類があります。受け方によって試験会場・申込期間・支払い方法が異なるため、自分がどちらに該当するかを最初に確認することが重要です。

個人申込と団体申込の違い

個人申込は、自分で日本英語検定協会のウェブサイトから申し込みを行う方法で、試験会場は協会が設置する本会場となります。一方、団体申込は学校や塾を通して申し込む方法で、その学校や塾自体が試験会場となる準会場で受験するのが一般的です。

高校生や中学生で学校や塾から「英検を受けるか」と聞かれている場合は団体申込にあたります。社会人や、学校で英検を実施していない場合は、自分で個人申込を行うことになります。

個人申込の流れ

個人申込は、英検公式サイトの「受験者マイページ」からインターネット申込を行うのが基本です。氏名・生年月日・住所・受験級・受験地などを入力し、検定料を支払うことで申込が完了します。

支払い方法は、クレジットカード・コンビニ支払い・郵便局ATM(Pay-easy)支払いから選ぶことができます。なお、過去にあった「特約書店申込」は2024年度第3回検定で終了しているため、現在は書店窓口からの申込はできません。

申込期間と支払い方法ごとの締切日

2026年度の英検2級の申込受付期間は、各検定回ごとに以下のように定められています。ここで注意したいのが、コンビニ支払い・郵便局ATM支払いの場合は最終締切日が数日早く設定されている点です。

第1回検定は2026年3月23日(月)から5月7日(木)までが受付期間で、コンビニ・郵便局ATM支払いの締切は5月4日(月)です。第2回検定は2026年6月30日(火)から9月7日(月)までで、コンビニ・郵便局ATM支払いの締切は9月4日(金)となります。第3回検定は2026年10月30日(金)から12月14日(月)までで、コンビニ・郵便局ATM支払いの締切は12月11日(金)です。

クレジットカード払いを選べば最終日まで申し込めますが、支払い方法によって締切日が異なるため、自分の支払い方法に合わせて余裕を持って手続きするようにしましょう。

一次試験免除を利用した申込み

過去に英検2級の一次試験に合格して二次試験で不合格となった場合や、二次試験を欠席した場合などには、一次試験免除制度を利用して次回以降に二次試験のみを受験することができます。

一次試験免除を利用できるのは、原則として合格した一次試験から1年間(直近3回まで)です。申込時に「一次試験免除」を選択することで、二次試験から受験できます。検定料は一次試験免除でも通常の受験料と同額となる点には注意が必要です。

英検2級の検定料はいくらか

英検2級の検定料は、申込方式や受験形式によって異なります。2026年度から全級一律で100円の値下げが実施されているため、2025年度と2026年度では料金が変わっている点に注意しましょう。

2026年度から100円値下げ

日本英語検定協会は、AI・ICT活用による効率化を背景に、2026年度第1回検定より英検の検定料を全級一律100円引き下げると発表しました。対象は「英検(従来型)」「英検S-CBT」「英検S-Interview」のすべての方式です。

検定料は受験者の負担に直結する大切な情報ですので、申込前に必ず公式サイトの最新情報を確認しておきましょう。

受験方式別の検定料

英検2級の2026年度の検定料は、本会場が9,000円、準会場が7,300円、英検S-CBTと英検S-Interviewが9,700円となっています。一次試験免除者も同額の検定料が必要です。

2025年度の検定料は、本会場が9,100円、準会場が7,400円、S-CBT・S-Interviewが9,800円でした。準会場で受験できる団体申込のほうが本会場よりも1,700円ほど安く設定されているのが特徴です。学校や塾で団体申込ができる方は、費用面でも準会場のメリットがあります。

申し込み時の支払い方法

検定料の支払い方法は、クレジットカード払い、コンビニエンスストア払い、郵便局ATM(Pay-easy)払いから選択できます。クレジットカード払いがもっとも締切ぎりぎりまで対応でき、手続きも完結しやすい方法です。

コンビニ払いや郵便局ATM払いを選んだ場合は、受付期間の最終日よりも数日早い締切が設定されています。申込手続きを終えても支払いが完了していなければ申込は無効になるため、支払い期限の管理は申込日程と同じくらい重要です。

試験当日に必要な持ち物

英検2級の試験当日は、忘れ物があると受験できない可能性があります。特に2026年度第1回検定からは本人確認が厳格化されており、顔写真付き身分証明書の提示が必須となっています。事前に持ち物リストを確認し、前日までに準備しておきましょう。

一次試験で必要なもの

英検2級の一次試験で必要となる持ち物は、一次受験票兼本人確認票、顔写真付き身分証明書、HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムの4点が基本です。受験票には事前にタテ3cm×ヨコ2.4cmの顔写真を貼っておく必要があります。

これに加えて、会場によっては上履きや靴袋が必要となる場合もあります。必要かどうかは受験票に記載されているため、必ず事前に確認しましょう。腕時計は会場に時計がない可能性があるため持参を推奨しますが、スマートウォッチや音の鳴る時計は持ち込みできません。

顔写真付き身分証明書の規定

2026年度第1回検定より、英検(従来型)の一次試験・二次試験では「顔写真付き身分証明書」の提示が義務化されました。試験監督者が受験者本人・受験票兼本人確認票・顔写真付き身分証明書の3点を照合して本人確認を行います。

協会が定める顔写真付き身分証明書には、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、学生証・生徒手帳(写真付き)、社員証、在留カード、特別永住者証明書、障害者手帳などがあります。すべて原本かつ有効期限内のものに限られ、コピー、撮影画像、スマートフォン画面に表示したデジタル証明書は認められません。

身分証明書の原本を提示できない場合は所定の手続きが必要となり、手続きが完了しない場合は「認証失格(成績結果は無効)」となるため十分に注意してください。

二次試験で必要なもの

英検2級の二次試験は面接形式のスピーキングテストですが、面接カードへの記入があるため筆記用具も必要です。二次受験票兼本人確認票、顔写真付き身分証明書、HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムを持参しましょう。

二次試験でも一次試験と同じく顔写真付き身分証明書の提示が求められます。一次試験で使用した受験票と身分証明書は二次試験まできちんと保管しておきましょう。

あると便利な物・持ち込み禁止の物

必須ではありませんが、当日あると便利なものとして、腕時計、飲み物、軽食、ハンカチ、ティッシュなどが挙げられます。会場の温度に対応できるよう脱ぎ着しやすい上着もおすすめです。

一方で、スマートフォン、スマートウォッチ、辞書、音の鳴る時計などは試験中の使用が禁止されています。試験開始前に電源を切ってカバンにしまうよう指示があるため、机の上には出さないようにしましょう。

マークシートと試験中のルール

英検2級の一次試験はマークシート方式と記述式(ライティング)の組み合わせで実施されます。マークシートの記入ミスは得点に直結するため、ルールを事前に理解しておくことが大切です。

マークシートの記入方法

マークシートは、HBの黒鉛筆またはシャープペンシルで該当する選択肢のマーク欄を塗りつぶす形式です。ボールペンや色鉛筆での記入は機械が読み取れないため使用できません。

塗り間違えた場合は、消しゴムでしっかり消してから正しい選択肢を塗り直します。中途半端に消えていると複数選択と判定される可能性があるため、消し残しがないよう注意しましょう。受験番号や氏名のマーク欄も塗り忘れがないよう、解答開始前に必ず確認してください。

試験中の禁止事項

試験中は私語、カンニング、スマートフォンの使用、辞書の参照などはすべて禁止されています。これらの行為が確認された場合、不正行為と判断されて成績が無効になることがあります。

また、試験開始前や試験中に他の受験者と問題について話すこともできません。試験終了の合図があったら速やかに筆記用具を置き、係員の指示に従って退室しましょう。試験問題は持ち帰ることができますので、自己採点や復習に活用できます。

英検S-CBTで日程の柔軟性を高める

従来型の英検2級は年3回しか機会がありませんが、もっと柔軟に受験したい場合の選択肢として「英検S-CBT」という方式があります。日程が合わない方や受験機会を増やしたい方にとって有力な選択肢となります。

英検S-CBTの特徴

英検S-CBTは、全国47都道府県のテストセンターでコンピューターを使って受験する英検です。1日でリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてを測定するため、二次試験のために別日に会場へ行く必要がありません。

英検S-CBTは原則として毎週土日に実施され、一部エリアでは平日にも開催されています。さらに、同一検定回(年3回区分)の中で同じ級を最大3回まで受験できるため、短期間で何度もチャレンジしたい方には大きなメリットです。取得できる資格やCSEスコアは従来型と同等に扱われるため、入試での活用にも問題ありません。

従来型とS-CBTの選び方

従来型とS-CBTは、それぞれに向いている人が異なります。料金重視で団体申込ができる学生は従来型(準会場)が最安、日程の柔軟性を重視する社会人や部活で忙しい高校生はS-CBTが便利です。

S-CBTの2026年度検定料は9,700円で、従来型本会場の9,000円より700円高く設定されています。ただし、1日で完結する手軽さと受験機会の多さを考慮すると、この差額は妥当な投資と感じる方も多いはずです。自分の優先順位(料金、日程、回数)に合わせて最適な方式を選びましょう。

英検2級は大学受験での優遇措置や単位認定など、合格すれば得られるメリットが大きい資格試験です。日程や持ち物といった基本情報をしっかり押さえ、申込から当日までの計画を立てて、合格を目指しましょう。