英検準2級は履歴書に書ける資格です。正式名称は「実用英語技能検定準2級」で、資格欄には「実用英語技能検定準2級 合格」と書くのが一般的です。
この記事では、正式名称と記入例、バイトや就活での評価、あえて書かない方がよいケースをまとめました。合格証明書の提出を求められたときの対応も紹介します。
英検準2級は履歴書に書ける?結論と考え方
結論として、英検準2級は履歴書の資格欄に書いて問題ありません。英検は公益財団法人 日本英語検定協会が実施する検定で、学校や企業にも広く知られています。
英検協会は、準2級のレベルを「高校中級程度」を目安としています。国際的な基準のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)では、合格者はA2相当が目安です。レベルの詳しい説明は英検準2級の難易度の解説をご覧ください。
評価のされ方は、応募先によって変わります。高校生のアルバイトや進学の書類では、努力の成果を示す材料になります。一方、英語を日常的に使う仕事では、より上の級やTOEICのスコアを求められることもあります。
英検準2級の正式名称は「実用英語技能検定準2級」
履歴書には、通称の「英検」ではなく正式名称で書くのが基本です。英検準2級なら「実用英語技能検定準2級」と書きます。
英検のフルネームは「実用英語技能検定」
「英検」は略称で、正式名称(フルネーム)は「実用英語技能検定」です。「英検の本名は?」と調べる方も多いのですが、答えは同じく「実用英語技能検定」です。
履歴書は、応募先が正式に目を通す書類です。資格名は略さずに書くと、丁寧な印象につながります。
準2級プラスやS-CBTで合格した場合
2025年度に新しくできた準2級プラスに合格した場合は、「実用英語技能検定準2級プラス 合格」と書きます。準2級と準2級プラスは別の級なので、取り違えないように注意しましょう。新しい級については英検準2級プラスの解説で紹介しています。
コンピューターで受ける英検S-CBTで合格した場合も、従来型と同じ級の資格です。書き方も変わらず「実用英語技能検定準2級 合格」で問題ありません。
履歴書の資格欄への書き方と記入例
資格欄には、合格した年・月と資格名を1行で書きます。記入例は次のとおりです。
| 年 | 月 | 免許・資格 |
|---|---|---|
| 〇〇〇〇 | 〇 | 実用英語技能検定準2級 合格 |
年は、履歴書全体で西暦か和暦のどちらかにそろえます。学歴・職歴欄と表記がばらばらにならないようにしましょう。
「合格」と「取得」はどちらで書く?
英検は級ごとに合否が決まる検定試験なので、「合格」と書くのが一般的です。資格名だけでは、合格したのか受験しただけなのかが伝わりにくいため、「合格」を添えましょう。
合格した年月の確認方法
合格した年月を忘れた場合は、手元の合格証明書や成績表で確認できます。ウェブの受験者マイページでも、過去6年分の受験履歴を見られます。合否の確認方法は英検準2級の合格発表と結果確認の方法で詳しく説明しています。
複数の級やほかの資格がある場合
英検の級をいくつも持っている場合は、いちばん上の級だけを書くのが一般的です。たとえば2級にも合格しているなら、「実用英語技能検定2級 合格」だけを書きます。
ほかの資格と並べるときは、取得した順に書くと読みやすくなります。TOEIC Listening & Reading Testのスコアがある場合は、英検と並べて書いても構いません。
バイトや高校生の履歴書で書くときのポイント
アルバイトの履歴書でも、書き方は就職活動と同じです。「実用英語技能検定準2級 合格」と正式名称で書きましょう。
観光地の店舗や飲食店など、外国から来たお客さまと接する職場では、英語の資格が話題になることもあります。資格欄に書くだけでなく、志望動機や自己PRで「英語での簡単な案内に挑戦したい」と添えると、意欲が伝わりやすくなります。
自己PR欄での伝え方の例
資格欄は1行だけなので、英検の勉強で身につけた力は自己PR欄で補うと伝わりやすくなります。たとえば、次のような書き方があります。
- (例)英検準2級の合格を目標に、毎日単語の学習を続けました。続ける力を仕事にも生かしたいと考えています。
- (例)英検準2級の面接対策で、英語で自分の考えを話す練習をしました。外国から来たお客さまにも落ち着いて対応したいです。
例文をそのまま使うのではなく、実際に取り組んだことを自分の言葉で書くことが大切です。
入試の書類で使う場合
高校入試や大学の推薦・総合型選抜では、英検の級を出願資格や加点の対象にしている学校があります。条件は学校や年度ごとに違うため、必ず志望校の最新の募集要項で確認してください。入試での活用例は英検準2級の受験・就活での活かし方でまとめています。
就活・転職での英検準2級の評価
就職や転職の場面で、英検準2級だけで英語力を強くアピールするのは難しいのが実情です。ただし、学習を続けてきた証拠として、前向きに受け取られることはあります。
新卒・高卒の就職活動
英語をあまり使わない職種では、準2級でも「コツコツ努力できる人」という印象につながる場合があります。英語を使う職種を目指すなら、一般に2級以上がひとつの目安と言われています。
2級は「高校卒業程度」、準1級は「大学中級程度」が協会の示す目安です。2級合格はCEFRのB1相当とされ、準2級よりも英語力を具体的に伝えやすくなります。
英検とTOEICの違い
英検は級ごとに合否が出る検定で、「準2級 合格」のように結果を示せます。2016年度第1回以降の合格証明書には、英検CSEスコアも表示されます。
一方、TOEIC L&Rには合否がなく、10〜990点のスコアで結果が出ます。英検は学生時代の学習の実績として、TOEICは社会人の英語力の目安として使われることが多いとされています。
転職ではTOEICのスコアも確認を
社会人の転職では、英語力の目安としてTOEIC L&Rのスコアを求める企業も多いとされています。英語を使う仕事に応募する場合は、求人票に書かれた条件をよく確認しましょう。
学生のうちに上の級を目指しておくと、進学にも就職にも使える材料が増えます。級ごとに対策が変わるため、英検に特化したマンツーマン指導を取り入れるのも近道です。
英検準2級を履歴書に書かない方がよいケース
英検準2級は書いて損をする資格ではありません。ただし、次のような場合は書かない、または書き方を工夫した方がよいこともあります。
- 2級や準1級など、より上の級に合格している(上の級だけを書く)
- 資格欄が限られ、応募する仕事に直接関係する資格を優先したい
- 一次試験だけ合格し、二次試験に合格していない(級の合格ではない)
準2級は、一次試験と二次試験(面接)の両方に合格して初めて級の合格になります。一次試験の合格だけでは「準2級 合格」とは書けないので注意しましょう。
合格証明書の提出を求められたら
応募先によっては、履歴書とあわせて合格証明書の提出を求められることがあります。英検の証明書には、紙の証明書とデジタル証明書の2種類があります。
- 紙の合格証明書:合格時に無料で1通届く(従来型)。和文と英文の2種類があり、再発行は1通1,200円(税・送料込み)
- デジタル合格証明書:2018年度以降の試験が対象で、検定料の範囲内で利用できる
英検協会は、留学で使う場合を除き、取得した資格は半永久的なものと説明しています。ただし、提出先が証明書の有効期限を決めている場合もあるため、募集要項を確認しておきましょう。
なお、2026年度から、準2級を含む1〜3級を公開会場やS-CBTで受ける場合は、顔写真付き身分証明書の原本提示が必須になりました。申込時の登録情報と身分証明書が一致しないと、成績が無効になることがあります。申し込みは身分証明書と同じ氏名で行いましょう。
証明書の種類や申し込み方法は変わることがあります。最新情報は英検公式サイトの証明書のページでご確認ください。
まとめ
- 英検準2級は履歴書の資格欄に書ける
- 正式名称は「実用英語技能検定準2級」で、「合格」を添えて書く
- 上の級に合格しているときは、いちばん上の級だけを書くのが一般的
- 英語を使う仕事では、2級以上やTOEICのスコアが求められることもある
2級に合格した後の書き方は、英検2級は履歴書に書けるかの解説で紹介しています。上の級を目指すなら、小学生から高校生まで英検全級に対応したマンツーマン指導のJumpstart Englishで、自分に合った対策を始めてみてください。
よくあるご質問
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英検準2級は履歴書に書けますか?
はい、履歴書の資格欄に記載できる公的な資格です。特に高校生や専門学校生がバイトや進学の選考に臨む場面では、学習への積極的な姿勢をアピールする材料として積極的に記載すべき資格といえます。
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履歴書に書く際の正式名称を教えてください。
正式名称は「実用英語技能検定準2級」です。履歴書はビジネス書類のため、通称である「英検」ではなく必ず正式名称で記載してください。
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資格欄への具体的な書き方を教えてください。
「実用英語技能検定準2級 合格」と記載します。英検は検定試験であり免許ではないため、「取得」ではなく「合格」という表現を使用するのが正確です。取得年月は合格証書に記載されている年月を記入します。
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何年も前に取得したものですが、有効期限はありますか?
英検に有効期限はありません。取得時期が古い場合でも、有効期限切れを心配することなく履歴書に記載して問題ありません。合格証書が手元にない場合は再発行やデジタル証明書の活用を検討してください。
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複数の級に合格している場合、すべて記載すべきですか?
最も上位の級のみを記載するのがマナーです。例えば準2級と2級の両方に合格している場合は、2級のみを資格欄に記入します。
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就職活動での評価はどうなりますか?
英語を直接使う職種では2級以上が目安とされることが多く、準2級は評価が低めに見られる可能性があります。しかし、英語をメインとしない職種では、継続的な努力や学習姿勢を示すプラス要素として扱われることがあります。
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アルバイトの応募でも正式名称で書く必要がありますか?
はい、アルバイトの履歴書でも正式名称で記載してください。略称を使わず正しく記載することで、丁寧さやビジネスマナーを守れる人物であるという印象を与えることができます。
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英検S-CBTで合格した場合、書き方は変わりますか?
いいえ、コンピュータ方式のS-CBTで取得した場合でも、履歴書への記載方法は従来型と同じく「実用英語技能検定準2級 合格」と記載して問題ありません。
