英検準1級を受けようと考えたとき、「どこで受験するの?」「本会場と準会場は何が違うの?」と迷う方は多いでしょう。福岡・熊本・沖縄など、住んでいる地域の近くで受けられるかも気になるところです。

結論から言うと、準1級は準会場では実施されないため、従来型の英検なら本会場で受験します。本会場は受験地(地域)を選んで申し込み、具体的な会場は英検協会が指定します。この記事では、会場が決まるまでの流れ、九州・沖縄の受験地、会場を選べる英検S-CBT、2026年度の日程と当日の持ち物を順に解説します。

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英検準1級は本会場で受験する

準1級と1級は、学校や塾などが実施する準会場では行われません。従来型の英検で準1級を受ける場合は、英検協会が全国に設ける本会場で受験します。

本会場とは

本会場は、英検協会が全国の受験地に設ける公開会場です。受験地一覧を見ると、北海道から沖縄まで、すべての都道府県に受験地があります。

申し込みのときに選ぶのは「希望受験地」です。具体的な試験会場は選べず、希望受験地をもとに英検協会が指定します。個人の申し込みは、インターネットかコンビニで行います。特約書店での個人申し込みは、2024年度第3回で終了しました。

準会場との違い(2級以下の場合)

準会場は、学校や塾などの団体が設ける会場です。2級以下を受ける場合は、所属する団体などを通じて準会場で受験できることもあります。近隣の一般受験者を受け入れている準会場もあります。

準会場は本会場より検定料が安く設定されています。2026年度の検定料(税込)は次のとおりです。

級本会場準会場
準1級10,400円実施なし
2級9,000円6,800円
準2級プラス8,600円6,300円
準2級8,400円6,000円
3級6,800円4,900円

準会場で受ける場合、受験票は届きません。試験日や時間は、団体の英検担当者に確認します。二次試験は、準会場で一次を受けた人も本会場で受験します。準1級の検定料や支払い方法は、英検準1級の検定料の解説でも詳しく紹介しています。

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試験会場が決まるまでの流れ

本会場の会場は、申し込み後に届く受験票で初めてわかります。一次試験と二次試験で、会場の決まり方は次のとおりです。

  • 一次試験:申し込みのときに希望受験地を選びます。会場は、申込締切後に郵送される一次受験票で通知されます。
  • 二次試験:一次試験を受けるときに希望受験地を選びます。会場は、合否確定後に郵送される二次受験票で通知されます。
  • 一次試験免除で申し込む人:申し込みのときに二次試験の希望受験地を指定します。

一次受験票は、試験日の6日前までに登録した住所へ届くように送られます。通知された会場や時間は、原則として変更できません。会場の事情により、ほかの受験地へ案内される場合もあると協会は説明しています。

なお、受験票が届く前に問い合わせても、会場は教えてもらえません。受験票の到着を待ってから、会場までの交通手段を確認しましょう。

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福岡・熊本・那覇(沖縄)の受験地

英検協会の受験地一覧には、九州・沖縄の受験地も数多く載っています。福岡・熊本・沖縄の受験地は次のとおりです。

都道府県受験地
福岡県福岡、北九州、久留米、大牟田、飯塚
熊本県熊本、八代、天草、人吉
沖縄県本島南部、本島中部、本島北部、八重山、宮古

受験地は変わることがあるため、申し込み前に英検公式サイトの受験地一覧で確認してください。

福岡で受ける場合

福岡県には、福岡・北九州・久留米・大牟田・飯塚の5つの受験地があります。住まいや通学先に近い受験地を選ぶと、当日の移動が楽になります。

1級の二次試験は全国14受験地だけで行われますが、福岡はそのうちの一つです。準1級の二次試験は全国で実施されています。

熊本で受ける場合

熊本県には、熊本・八代・天草・人吉の4つの受験地があります。具体的な会場は一次受験票で通知されるため、届いたらすぐに場所と交通手段を確認しましょう。

那覇(沖縄)で受ける場合

沖縄県には、本島南部・本島中部・本島北部・八重山・宮古の5つの受験地があります。那覇市周辺にお住まいの方は、本島南部が候補になるでしょう。

「沖縄本島南部」は、1級の二次試験を行う14受験地にも入っています。

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会場を自分で選びたいなら英検S-CBTも選択肢

試験の会場や日時を自分で選びたい場合は、英検S-CBTも検討しましょう。英検S-CBTは、コンピューターで受ける英検です。従来型と同じ級・資格・英検CSEスコアが得られます。

S-CBTは、全国47都道府県のテストセンターで実施されています。申し込みのときに日程・時間・会場を選べます(先着順)。1日で4技能すべてを受ける方式で、2026年度の準1級の検定料は10,500円です。

ただし、準1級のS-CBTは実施日が限られています。同じ検定回の中で同じ級を最大3回まで受けられ、従来型との併願もできます。従来型との違いは、英検の従来型とS-CBTの違いで詳しく解説しています。

会場や受験方式を決めたら、次は合格に向けた対策です。準1級は語彙・要約・面接と対策する範囲が広いので、英検専門のマンツーマン指導で計画的に進めるのも一つの方法です。

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申し込みの流れと2026年度の日程

本会場(従来型)の個人申し込みは、次の流れで進みます。

  1. 英検公式サイト(インターネット)またはコンビニで、受験する回・級・希望受験地を選んで申し込む。
  2. 検定料を支払う(準1級の本会場は2026年度10,400円)。
  3. 試験日の6日前までに届く一次受験票で、会場と時間を確認する。

2026年度の本会場の日程は次のとおりです。第2回の申し込みはすでに終了しているため、これから申し込むなら第3回が対象です。

回個人申込期間一次試験(本会場)二次試験
第2回終了(2026年9月7日締切)2026年10月4日(日)A日程11月8日(日)、B日程11月15日(日)
第3回2026年10月30日〜12月14日2027年1月24日(日)A日程2月28日(日)、B日程3月7日(日)

第3回のコンビニ申し込みなどは12月11日締切で、クレジットカード払いは12月14日締切です。二次試験のA日程・B日程は選べません。個人申込では、21歳以上(2005年4月1日以前生まれ)がA日程、20歳以下がB日程です。

日程は変わることがあるため、最新情報は英検公式サイトでご確認ください。準1級の日程の詳細は、英検準1級の試験日程のまとめも参考にしてください。

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試験当日の持ち物と注意点

2026年度から、準1級を含む1〜3級では、当日の本人確認が厳しくなりました。持ち物を前日までにそろえておきましょう。

必ず持っていくもの

  • 一次受験票・本人確認票:郵送で届きます。所定の欄に写真を貼って持参します。
  • 顔写真付き身分証明書の原本:学生証・生徒手帳(デジタル学生証は除く)、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどです。有効期限内の原本に限られ、コピーやスマートフォンの画像は使えません。
  • 筆記用具:マークシートに記入するための鉛筆やシャープペンシルと、消しゴムを用意します。

受験票に貼る写真は、身分証明書とは別に必要です。身分証明書を忘れた場合は、試験の翌々日9:30までに画像をアップロードする必要があります。提出できないと「認証失格」となり、成績は無効になります。

入場時間に合わせて到着する

準1級の一次試験は午前に行われます。本会場の入場開始は8:40、着席は9:20、試験開始は10:00です(2026年度の時間割)。

協会は、混雑を避けるため入場開始時間より前には来ないよう案内しています。交通機関の遅れも考え、入場開始時間に合わせて余裕をもって出発しましょう。試験時間の配分は、英検準1級の試験時間と時間配分で確認できます。

二次試験の対策と当日の流れは、英検準1級の二次試験の流れと対策で紹介しています。

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まとめ

英検準1級は準会場では実施されないため、従来型なら本会場で受験します。申し込みでは希望受験地を選び、具体的な会場は試験日の6日前までに届く一次受験票で通知されます。

福岡・熊本・沖縄にも複数の受験地があり、福岡と沖縄本島南部は1級の二次試験の受験地にもなっています。会場や日時を自分で選びたい場合は、英検S-CBTも検討しましょう。

当日は、写真を貼った受験票・本人確認票と、顔写真付き身分証明書の原本を忘れずに持っていきましょう。会場の準備ができたら、あとは合格に向けた対策です。一人での学習に不安がある方は、英検に特化したマンツーマン指導も検討してみてください。