英検準1級の一次試験に合格したあと、「次は二次試験のスピーキング対策をどうしよう」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。リーディングやリスニングと違い、スピーキングは独学では練習しにくく、対策に困るケースが少なくありません。
そこで注目されているのが、オンライン英会話を活用した二次試験対策です。自宅にいながら実戦的な面接練習ができるため、効率よく合格を目指せます。この記事では、kimini英会話・レアジョブ・ネイティブキャンプ・NOVAの4サービスを比較し、英検準1級対策に最適なオンライン英会話を探しているあなたのお役に立てる情報をまとめました。
英検準1級の二次試験とはどんな試験か
英検準1級の合格を目指すうえで、まず二次試験の内容をしっかりと把握しておくことが重要です。一次試験と形式がまったく異なるため、対策の方向性も変わってきます。
試験の形式と評価基準
英検準1級の二次試験は、面接官と1対1で行うスピーキング試験です。試験時間は約8分で、受験者にはイラストが印刷された「問題カード」が渡されます。主な課題は、4コマのイラストを見てストーリーをナレーションするパートと、社会的なトピックについて自分の意見を述べるQ&Aパートから構成されています。
評価はCSEスコアで行われ、スピーキングの満点は750点。合格基準スコアは602点であり、約8割以上の得点が求められる高水準な試験です。評価の観点は「内容(論理的な意見の展開)」「語彙」「文法」「発音」の4つで、単に英語が話せるだけでなく、説得力のある論述力が問われます。
独学が難しい理由
英検準1級のスピーキング対策が難しいのは、アウトプットの機会を自力で作りにくい点にあります。参考書を読んでも、実際に声に出して意見を述べ、ネイティブや熟練講師からフィードバックをもらわなければ、面接本番での対応力は身につきません。また、社会問題や時事テーマについて英語で意見を構築する練習は、独学では限界があります。声に出す練習と即座のフィードバックが、スピーキング上達の鍵であり、そこにオンライン英会話の強みがあります。
オンライン英会話で英検準1級対策をするメリット
自宅でできるオンライン英会話は、英検準1級のスピーキング対策として非常に合理的な選択肢です。費用・時間・継続のしやすさという点で、通学型のスクールにはない魅力があります。
スピーキング力を効率よく伸ばせる
オンライン英会話の最大のメリットは、毎回のレッスンでアウトプットの練習ができることです。面接形式に近いマンツーマンのレッスン環境で、英検準1級の二次試験と同様のトピックについて意見を述べる練習を繰り返すことで、本番に近い感覚を養えます。講師からのリアルタイムなフィードバックにより、自分のスピーキングの弱点を効率よく修正できる点も大きな強みです。
自分のペースで反復練習できる
通学型スクールと異なり、スケジュールの自由度が高いのもオンライン英会話の魅力です。試験直前に集中的にレッスンを増やすことも、仕事や学業と並行しながら週数回のペースで続けることも可能です。面接練習を繰り返すことで、緊張しやすい本番でも落ち着いて話せる力が身につきます。
kiminiで英検準1級対策をする方法
kimini英会話は、学研グループが運営するオンライン英会話サービスです。英検対策コースの充実度が高く、英検準1級を目指す方にとって検討する価値のある選択肢です。
kiminiの英検対策コースの特徴
kimini英会話では、英検5級から準1級まで級別の専用コースが用意されています。英検準1級コースは、学研の人気書籍「英検をひとつひとつわかりやすく。」シリーズをベースに作られており、一次試験対策(語彙・読解・ライティング)と二次試験の面接対策の両方をカバーしています。教材はレッスンページ上に表示されるため、別途テキストを購入する必要がなく、費用を抑えながら準備を進められます。
また、毎回異なる講師とレッスンできる仕組みも、英検準1級の二次試験対策として有効です。本番の試験では面接官がどんな人かわからないため、さまざまなタイプの講師と練習しておくことが本番への適応力を高めます。
kiminiの料金と始め方
kimini英会話の月額料金は最安で1,210円(月2回)からスタートでき、毎日レッスンを受けたい方向けのプランも複数用意されています。コスパの高さはオンライン英会話の中でもトップクラスであり、継続しやすい価格設定が魅力です。まずは無料体験レッスンを利用して、教材の使い勝手や講師との相性を確かめてみましょう。
レアジョブで英検準1級対策をする方法
レアジョブ英会話は、2007年に日本で初めてオンライン英会話を提供した老舗サービスで、累計120万人以上の受講者を誇ります。フィリピン人講師を中心に6,000人以上の講師が在籍しています。
レアジョブの英検対策コースと準1級対応について
レアジョブ英会話では、英検の二次試験対策教材が用意されています。ただし、現時点でレアジョブの英検対策コースが対応しているのは英検3級・準2級・2級の面接対策までとなっており、英検準1級・1級の専用コースは提供されていません。
一方で、英検準1級レベルの英語力を持つ方がスピーキング力全般を高める目的でレアジョブを活用することは十分可能です。5,000以上の教材から自分に合ったものを選べるほか、時事問題や社会テーマについて議論できるフリートーキングを活用することで、英検準1級の二次試験で求められる意見構築力を鍛えられます。
レアジョブの料金と始め方
レアジョブ英会話の月額料金は、毎日25分1回のレッスンができる「日常英会話コース」で7,980円です。入会前に無料レッスンとカウンセリングを受けられるため、レッスンの雰囲気を試してから始められます。英検準1級の専用カリキュラムを求める方には他のサービスが向いていますが、総合的なスピーキング力の底上げを目的とする場合には有力な選択肢の一つです。
ネイティブキャンプで英検準1級対策をする方法
ネイティブキャンプ(Native Camp)は、レッスン回数無制限の「使い放題」プランが特徴のオンライン英会話です。受け放題で英語をとことん練習したい方に人気のサービスです。
ネイティブキャンプの英検対策コースの特徴
ネイティブキャンプには、英検準1級の二次試験(スピーキング)対策に特化したカリキュラムが用意されています。面接本番を想定した模擬練習が可能で、レッスン回数に制限がないため、同じ内容を何度でも繰り返し練習できる点が大きな強みです。
試験直前期に集中的にレッスンをこなしたい受験者にとって、使い放題プランは特に効果的です。世界中の講師が在籍しており、さまざまなアクセントや話し方に慣れることで、本番での対応力も上がります。
ネイティブキャンプの料金と始め方
ネイティブキャンプのプレミアムプラン(レッスン受け放題)は月額7,480円、年間割引プランを適用すると月額6,480円で利用できます。7日間の無料体験が用意されているため、まずは実際にレッスンを体験してから判断することをおすすめします。
NOVAで英検準1級対策をする方法
NOVAは、対面教室とオンラインを組み合わせて利用できる老舗英会話スクールです。全国302校舎(2025年12月時点)を展開しており、教室とオンラインを自由に使い分けられる「どこでも留学」システムが特徴です。
NOVAの英検対策コースの特徴
NOVAの最大の特徴は、全講師がネイティブスピーカーであることです。レッスン中は日本語を一切使わない「ダイレクトメソッド(直接教授法)」を採用しており、英語のまま理解・発言する訓練が積めます。英検準1級の二次試験で求められる即興の意見表現力を育てるうえで、ネイティブとの実践的な会話練習は非常に効果的です。
英検・TOEICなどの資格対策コースも設けられており、試験の攻略法だけでなく総合的な英会話力を底上げするアプローチで指導が行われます。
NOVAの料金と始め方
NOVAの月謝制プランは月額11,000円(税込)からで、マンツーマンレッスンやグループレッスンなど複数のプランから選べます。オンライン専用の「新・お茶の間留学」プランも提供されており、毎日プランやフリープランなど受講スタイルに合わせた選択が可能です。無料体験レッスンも実施しているため、ネイティブ講師との会話感覚を事前に確認しておくとよいでしょう。
4サービスを徹底比較
各サービスの特徴を把握したうえで、どのサービスが英検準1級対策に向いているかを3つの観点から比較します。
英検準1級対策に特化しているのはどこか
英検準1級の専用コースがある点では、kiminiとネイティブキャンプが優位です。kiminiは一次試験対策から二次試験の面接練習まで体系的なカリキュラムが整っており、学研監修の信頼性の高い教材で学べます。ネイティブキャンプは二次試験(スピーキング)対策に特化したコースを持ち、使い放題プランで反復練習しやすい環境が整っています。
レアジョブは英検準1級の専用コースはありませんが、スピーキング力の底上げやフリートーキングで意見構築の練習は可能です。NOVAは英検対策コースを持ちつつ、ネイティブとの会話力強化という観点で貢献できます。
料金・コスパで選ぶならどこか
月額料金の目安を比べると、kiminiが最安クラスで1,210円〜(毎日受講プランは別途)、ネイティブキャンプは年間割引適用で月額6,480円(使い放題)、レアジョブは月額7,980円(毎日25分プラン)、NOVAは月額11,000円〜となっています。
コスパを重視するならkimini、使い放題で毎日練習したいならネイティブキャンプがそれぞれ強みを発揮します。NOVAはネイティブとの対面・オンライン両対応という付加価値がある分、料金は高めです。
続けやすさで選ぶならどこか
継続しやすさの観点では、まず料金の低さが重要で、kiminiは家計への負担が小さい点で優れています。一方、ネイティブキャンプは「いますレッスン」機能により24時間いつでも好きなタイミングでレッスンを開始できるため、忙しい社会人や受験生にとって使い勝手がよいサービスです。
レアジョブは朝6時から深夜1時までレッスンを受けられ、5分前まで予約できる柔軟性があります。NOVAは全国の校舎とオンラインを組み合わせて使えるため、気分や状況に合わせてレッスン形式を変えられる点がメリットです。
英検準1級合格に向けた学習スケジュールの組み方
オンライン英会話を最大限に活かすためには、受験スケジュールを逆算した計画が重要です。
一次試験の2〜3ヶ月前からは、まず語彙・読解・リスニング・ライティングの一次試験対策を中心に取り組みましょう。kiminiの専用コースを活用する場合、この時期に英検準1級コースを進めながら、並行して週2〜3回のスピーキングレッスンでアウトプット習慣を作っておくと効果的です。
一次試験合格後から二次試験までの約1ヶ月半が、スピーキング集中期です。この時期はネイティブキャンプの使い放題プランで1日1〜2レッスンをこなし、面接形式に特化した練習を積むのがおすすめです。意見の構築→ナレーションの練習→Q&A対策の順で弱点を埋めていきましょう。
試験の1〜2週間前は、本番を意識した模擬面接を繰り返す仕上げ期です。異なる講師と練習することで、どんな試験官に当たっても落ち着いて対応できる柔軟性を養いましょう。
まとめ
英検準1級の二次試験対策にオンライン英会話を活用することは、スピーキング力の効率的な向上という観点から非常に有効です。各サービスの特徴をまとめると、以下のようになります。
一次試験から二次試験まで一括して対策したい方には、英検準1級専用コースを持ちコスパにも優れたkiminiが最も向いています。使い放題で二次試験のスピーキングをとことん練習したい方にはネイティブキャンプ、総合的なスピーキング力を上げながら準1級に挑みたい方にはレアジョブ、ネイティブとの本格的な会話力を鍛えたい方にはNOVAがそれぞれ適しています。
無料体験レッスンを活用してサービスの雰囲気を確かめながら、自分のライフスタイルと目標に合ったオンライン英会話を選んでみてください。継続的な練習こそが、英検準1級合格への最短ルートです。