英検準1級のリーディングは、大問1〜3の合計31問です。大問2と大問3では、250〜500語程度の長文を4本読みます。語彙力に加えて、長文を時間内に読み切る力と、設問に合わせて必要な箇所を探す力が得点を左右します。

この記事では、2026年度の試験形式をもとに、リーディングの問題構成と長文の語数、時間配分の目安、大問ごとの解き方、日頃の勉強法を順に解説します。

英検対策はJumpstart Englishにお任せください|英検1級レベルの講師が完全個別指導・無料体験実施中

英検準1級リーディングの問題構成と長文の語数

リーディングは、ライティングと合わせて90分の筆記試験の中で解きます。大問は3つで、問題数と長文の語数の目安は次のとおりです。

大問形式問題数長文の目安
大問1短文の語句空所補充18問—(短い文)
大問2長文の語句空所補充6問250語程度×2本(各3問)
大問3長文の内容一致選択7問400語程度(3問)と500語程度(4問)

問題数は英検協会の公式情報、語数は旺文社の解説による目安です。大問2と大問3の長文を合わせると、1,400語程度を読むことになります。

なお、2024年度の問題形式リニューアルで、リーディングは41問から31問に減りました。古い問題集にはリニューアル前の形式の問題も載っているので、演習では新しい形式の問題を中心に使いましょう。形式全体の変更点は英検準1級の試験内容と問題構成でまとめています。

出題される長文のテーマ

旺文社の解説では、長文は社会問題・環境・自然・宇宙・医療・健康・人体などについての説明文や評論文とされています。北米、特にアメリカに関する話題が多い傾向も指摘されています。

テーマになじみがないと、英文は読めても内容がつかみにくくなります。日頃から科学や社会問題のニュースに触れておくと、本番で読むスピードが上がりやすくなります。

スポンサーリンク

リーディングの時間配分の目安

筆記90分のうち、リーディングにかけられるのは45〜50分程度です。要約と意見論述のライティングに40分ほど残す必要があるためです。

大問目安時間ポイント
大問110分1問30秒ほどで進める
大問212〜15分1本あたり6〜7分
大問322〜25分1問あたり3分強

旺文社の解説では、大問2は15分ほど、大問3は25分ほどで解けるとよいとされています。ライティングに時間がかかる人は、表の短いほうの時間を目標にしましょう。筆記全体の配分や解く順番は英検準1級の時間配分の記事で詳しく紹介しています。

最後に数分の見直し時間を残しておくと、マークのずれや保留にした問題を確認できます。過去問を解くときも、本番と同じように時間を計って練習しておきましょう。

英検対策はJumpstart Englishにお任せください|英検1級レベルの講師が完全個別指導・無料体験実施中

大問1(短文の語句空所補充)の解き方

大問1は、短い文の空所に入る語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。知っているかどうかで決まる問題が多いため、スピードを優先して解き進めます。

例文の中で語彙を覚える

単語の意味だけを覚えていても、選択肢に似た意味の語が並ぶと迷いやすくなります。単語帳の例文で、どんな語と一緒に使われるかまで確認しておくと判断が速くなります。単語帳の選び方は英検準1級の単語帳比較をご覧ください。

迷ったら印をつけて次へ進む

知らない語が並んでいる問題は、考え込んでも正解に近づきにくいものです。明らかに文意に合わない選択肢を消して1つ選び、印をつけて次へ進みましょう。浮いた時間は長文に回せます。

スポンサーリンク

大問2(長文の語句空所補充)の解き方

大問2は、250語程度の長文の空所に入る語句を選ぶ問題です。1本に空所が3つあり、文と文のつながりを読み取れるかが問われます。

つなぎの言葉に注目する

however(しかし)や therefore(したがって)などは、話の展開を示すサインです。空所の前後にこうした語があれば、逆接なのか、結果なのか、具体例なのかを先に確認しましょう。

空所そのものにつなぎの言葉が入る問題もあります。その場合は、空所の前後の文が「反対の内容」か「原因と結果」かを見極めて選びます。

段落全体の流れで選択肢を絞る

空所の直前・直後の1文だけで選ぶと、どちらも入りそうな選択肢で迷いがちです。段落の最初の文で話題をつかみ、段落全体の主張と矛盾しないかを確認すると絞り込みやすくなります。解き方の手順は英検準1級の空所補充問題の解き方でも解説しています。

英検対策はJumpstart Englishにお任せください|英検1級レベルの講師が完全個別指導・無料体験実施中

大問3(長文の内容一致選択)の解き方

大問3は、400語程度と500語程度の長文を読み、内容に関する質問に答える7問です。リーディングの中で最も時間がかかるパートなので、必要な箇所を探しながら読むことが大切です。

設問を先に読み、段落ごとに解く

本文を最後まで精読してから設問を解くと、時間が足りなくなりがちです。先に設問に目を通して、何が問われているかをつかみましょう。

設問はおおむね本文の流れに沿って並んでいます。旺文社の解説でも、設問に必要な1〜2段落を読んでは選択肢を選ぶ方法が紹介されています。

本文の言い換えを見抜く

正解の選択肢は、本文の表現を別の言い方に言い換えている場合がほとんどです。本文と同じ単語が入っていることだけを理由に選ぶと、内容の一部がずれた選択肢に引っかかることがあります。

選択肢を読んだら、本文の該当箇所と「誰が・何を・どうした」が一致しているかを確認しましょう。

長文の読み方は、一人で過去問を解くだけでは身につきにくい部分もあります。英検に特化したマンツーマン指導で、間違えた問題の根拠を講師と一緒に確認していくのも効果的です。

スポンサーリンク

得点を安定させる選択肢の見極め方

読解力を土台にしたうえで、選択肢の見極め方を知っておくと、迷ったときの失点を減らせます。ただし、あくまで判断の補助として使いましょう。

消去法で選択肢を減らす

正解がすぐにわからなくても、本文と明らかに矛盾する選択肢や、本文に書かれていない内容の選択肢は外せます。4つのうち2つを消せれば、残りの2つを本文と丁寧に照らし合わせるだけで済みます。

言い切りすぎた表現に注意する

always(いつも)や never(決して〜ない)のように、例外を認めない表現に注意しましょう。こうした語を含む選択肢は、本文の内容より強く言い過ぎていることがあります。本文にも同じくらい強い表現があるかを確認してから選びましょう。

英検対策はJumpstart Englishにお任せください|英検1級レベルの講師が完全個別指導・無料体験実施中

リーディング力を伸ばす勉強法

本番で得点を安定させるには、過去問演習と語彙・背景知識の強化を並行して進めるのが効果的です。

過去問を2段階で解く

1回目は時間を気にせず解き、わからなかった語句や根拠の箇所を確認します。2回目は本番と同じように時間を計って解き直し、自分に合ったペースを確かめます。過去問の入手方法は英検準1級の過去問の入手方法で紹介しています。

解き終えた長文を音読する

答え合わせが終わった長文は、意味を確認しながら音読しましょう。英語の語順のまま内容を理解する練習になり、読むスピードを上げる助けになります。

社会問題や科学の話題に触れる

環境、医療、テクノロジーなどのニュースを日本語でも英語でも読んでおくと、背景知識が増えます。内容を知っているテーマの長文は、未知の単語があっても意味を推測しやすくなります。

スポンサーリンク

まとめ:語彙・読み方・時間配分をそろえて得点を安定させよう

英検準1級のリーディングは31問で、大問2・3では合計1,400語程度の長文を読みます。リーディング全体を45〜50分で解き終え、ライティングに十分な時間を残すことが目標です。

大問1は語彙で素早く、大問2はつなぎの言葉と段落の流れで、大問3は設問を先に読んで段落ごとに解く。この基本を過去問でくり返し練習しましょう。英検準1級の対策を一人で進めるのが不安な方は、英検専門のオンライン英語スクール Jumpstart Englishにご相談ください。小学生から高校生まで、完全マンツーマン・完全オンラインで英検全級に対応しています。