英語多読アプリのおすすめ5選!無料・子供向け・中学生・高校生別に徹底解説
この記事の目次
「英語の多読を始めたいけど、どんなアプリを使えばいいの?」「子供に合った英語の本を読ませたいけど、無料で使えるものはある?」そんな疑問をお持ちの保護者の方や、英語力を伸ばしたい中高生の方は多いと思います。
英語多読は、自分のレベルに合った本をたくさん読み続けることで、語彙力・読解力・リスニング力を自然に高められる学習法です。近年はスマートフォンやタブレットで手軽に取り組めるアプリやサービスが充実しており、自宅にいながら数百〜数千冊の英語の本にアクセスできる時代になりました。
この記事では、Jumpstart Englishが厳選した英語多読アプリ・サービスを、子供向け・中学生向け・高校生向け・初心者向けの視点で丁寧に解説します。無料で使えるサイトや、コスパの高いサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
英語多読とは何か、なぜアプリが使われるのか
英語多読とは、自分の英語力より少し易しいレベルの英語の本を、辞書をほとんど使わずに大量に読み進める学習法です。「わからない単語があっても止まらず読み続ける」「楽しめる内容を選ぶ」「レベルに合った本を選ぶ」という3つの原則が基本とされています。
多読のメリットは、英語を英語のまま理解する力(英語脳)が養われることです。文法の規則を意識しながら読む精読とは異なり、文章の流れの中で語彙や表現が自然に身につくため、長期的な英語力アップに効果的だといわれています。
アプリが多読学習に広く使われるようになった理由は、いくつかあります。まず、スマートフォンやタブレットさえあれば、いつでもどこでも英語の本にアクセスできるという利便性があります。さらに、ネイティブの音読音声が付いているアプリが多く、本を「読む」だけでなく「聴く」ことで耳からも英語を吸収できます。レベル別に本が整理されていて初心者でも始めやすく、読み終えた後にクイズで理解度を確認できる機能を備えたアプリもあります。
英語多読アプリの選び方
英語多読アプリを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくと失敗しません。
対応年齢・レベルの範囲は最初に確認したい点です。幼児向けから大人向けまでカバーしているアプリと、特定の年齢層に特化したアプリがあります。お子さんの現在の英語力から将来的な目標まで対応できるか確認しておくと、長く使い続けられます。
コンテンツの冊数と種類も重要です。フィクション・ノンフィクション・科学・歴史など、バラエティに富んだジャンルがあると飽きずに続けられます。物語だけでなく、興味のある分野の本を読めると継続しやすくなります。
無料体験の有無と料金についても事前に確認しましょう。有料サービスでも14日間の無料体験を提供しているものが多く、まずは試してみてから判断するのがおすすめです。月額プランと年間プランでは1ヶ月あたりの費用が大きく変わるため、長く使うなら年間プランの方がお得になる場合がほとんどです。
音声機能の充実度も確認してみてください。ネイティブスピーカーによる音読音声が全ての本についているか、音声スピードの調整ができるかどうかは、リスニング力の向上にも関わります。
無料・低コストで使える英語多読アプリ・サービスおすすめ
英語多読を始めたいけれど、まずはコストをかけずに試してみたいという方には、無料期間のある有料サービスや、低コストで利用できる選択肢が充実しています。
Raz-Kids(ラズキッズ)
Raz-Kids(ラズキッズ)は、アメリカの小学校でリーディングの副教材として広く使われているオンライン英語図書館です。aaからZ2までの全29レベルに分かれた約400〜500冊の音声付き電子書籍が読み放題で、英語圏の子ども達と同じ教材で学べるのが大きな特徴です。
各本には「聴く」「読む」「録音する」「読解クイズに答える」という4つのアクティビティが付いており、ひとつの本をさまざまなアプローチで理解を深めながら進めることができます。本を読むたびにポイントが貯まり、ロケットやロボットをカスタマイズできるゲーム要素があるため、子どもが自主的に読み続けたくなる仕組みになっています。
個人で直接購入する場合は年間$132〜$135(1ドル150円換算で約19,800〜20,250円程度)かかり、英語での手続きも必要です。そのため、日本では共同利用サービスを通じて数千円/年程度から利用する方法が人気です。Jumpstart Englishでもラズキッズ/ラズプラスの共同利用を受付けており、手頃な料金で始められます。詳細な使い方や料金についてはこちらの解説記事もあわせてご確認ください。
Raz-Plusはラズキッズの上位プランで、3,000冊以上の電子書籍が利用できます。同じレベルの本をもっとたくさん読ませたい場合や、ラズキッズのコンテンツを読み終えてしまった場合のステップアップ先として最適です。
Oxford Reading Club(ORC)
Oxford Reading Club(ORC)は、イギリスの名門オックスフォード大学出版局が提供するオンライン多読サービスです。イギリスの小学校の国語教科書として80%以上で採用されているOxford Reading Tree(ORT)をはじめ、全13シリーズ・1,000冊以上の英語絵本が読み放題になります。
レベルはCEFRのPre-A1からC1+まで幅広く、幼児向けの絵本から大人が楽しめる読み物まで揃っています。各本には「単語予習→ストーリー把握→音読→録音→クイズ」の5ステップのアクティビティが付いており、リスニング・リーディング・スピーキング・語彙力をバランスよく鍛えられます。音声スピードの調整やアメリカ英語・イギリス英語の切り替えができる点も魅力です。
料金は教育機関を通じて申し込む形になっており、月額990円程度から利用できます。14日間の無料体験(体験中は一部コンテンツが利用可能)があるため、まずは試してみることをおすすめします。詳しくはOxford Reading Club(ORC)の解説記事をご覧ください。
Reading Eggs(リーディングエッグズ)
Reading Eggsは、フォニックスから英語の読み書きまでを段階的に学べるオーストラリア発の英語学習アプリです。対象年齢は幼児〜小学生(Reading Eggs本体は3〜7歳)で、上位コースのReading Eggspress(7〜13歳)も含めると、小学校入学前から中学入学前まで継続的に使えます。
すべての学習がゲーム形式で進み、ステージをクリアするたびにキャラクターが誕生したり、アバターをカスタマイズできたりするため、子どもが飽きずに続けやすい設計になっています。フォニックス(英語の音と文字のルール)の習得に特に力を入れており、英語の「読み」の基礎を固めたい小学生に向いています。アプリ内のLibraryでは英語の本も読めるため、多読との組み合わせも可能です。詳しい特徴や料金についてはReading Eggsの解説記事もご参照ください。
子供・小学生におすすめの英語多読アプリ
子どもが英語多読を楽しく続けるためには、視覚的に魅力的なイラストがあること、ゲーム感覚で取り組める要素があること、そして自分のペースで進められるレベル設定が整っていることが重要です。ここでは子供・小学生に特におすすめのアプリをご紹介します。
トド英語
トド英語は、スペイン語の「todo(すべて)=みんなのための」という意味を名前に持つ、Enuma Japanが提供する子供向け英語学習アプリです。フォニックスを軸に、「聴く・話す・読む・書く」の4技能を体系的に学べるカリキュラムが特徴で、修了するとアメリカの小学2年生レベルの英語力が身につくとされています。
AからZの26レベルがあり、各レベルは24日間のカリキュラムで構成されています。最初にレベルチェックテストがあるため、英語が全くの初めての子もすでに学習経験のある子も、それぞれのスタートラインから無理なく始められます。400本以上の動画コンテンツと400冊以上の英語絵本が読み放題で、毎週学習レポートが送られてくる保護者向けの管理機能もあります。
無料体験は7日間(無料体験終了後に自動課金はなし)、有料の12ヶ月プランは16,800円(月額換算で約1,400円)です。推奨年齢は3〜8歳ですが、年齢を問わず利用できます。兄弟2人まで同一プランで使える点もコスパが高い理由のひとつです。詳しくはトド英語の解説記事をご覧ください。
Raz-Kids・ORCの小学生向け活用法
前述のRaz-KidsやORCは、小学生の英語多読にも非常に向いています。ラズキッズはaaレベルから始められるため、英語を学び始めたばかりの小学生でもゼロから取り組めます。各本に付いているクイズで理解度を確認しながら進められるため、ただ漫然と読むのではなく「理解しながら読む力」を育てる練習になります。
ORCのOxford Reading Treeシリーズは、主人公のキパー一家が繰り広げる日常の物語で、親しみやすい設定と繰り返し登場する表現が語彙習得を助けます。イギリスの教科書として実績があるだけに、自然な英語表現が豊富に盛り込まれており、小学生の英語読書入門として人気があります。
中学生・高校生におすすめの英語多読アプリ
中高生の英語多読では、学校の英語学習や英検・大学受験との相乗効果を意識した選び方が有効です。語彙数や文章の難易度が上がるにつれ、アプリ内でのコンテンツの幅広さが重要になってきます。
Oxford Reading Club(中高生向けコンテンツ)
ORCには中高生・大人向けの本も豊富に揃っています。Oxford Bookwormsシリーズは、CEFRのA1〜C1という幅広いレベルに対応しており、現代フィクション・古典文学・ミステリー・ノンフィクション・世界各国の短編など多彩なジャンルが揃っています。英検2級〜準1級レベルの英語力を目指す中高生には、このシリーズでの多読が語彙力強化に役立ちます。
Dolphin Readersシリーズ(CEFR Pre-A1〜A2)やClassic Talesシリーズ(CEFR A1〜B1)は、英語が苦手な中学生の入門としても使いやすい難易度です。「英語が難しくて読めない」という状態から脱するために、意図的に易しいレベルの本から始めて読む量を増やすのが多読の基本的な進め方です。
Raz-Kids・Raz-Plus(中学生向け活用)
Raz-KidsのレベルはZ2(アメリカの小学校高学年〜中学生相当)まであります。中学生が英語の読解力を伸ばしたい場合、アメリカの教科書ベースで作られた本を音声付きで読むことで、学校の英語授業との相乗効果が期待できます。英検3〜4級を目指す中学生にとっては、YA(Young Adult)向けの平易な英語から始めるRaz-Kidsのコンテンツが実力をつける足がかりになります。
英検対策の文法学習や長文読解と並行して、毎日少しずつ英語の本を読む習慣を作ることが大切です。英語力の向上には一定の時間がかかりますが、英検の級に対応した個別指導を取り入れることで、多読だけでは補いにくいアウトプットや試験対策を効率よく進めることができます。
初心者向け英語多読の進め方
英語多読は「たくさん読む」が大前提ですが、始め方を間違えると挫折しやすくなります。ここでは、英語が苦手・初心者という方のための多読スタートの手順をまとめます。
まず自分のレベルより易しい本から始めることが最も重要です。「これは簡単すぎる」と感じるくらいのレベルが実はちょうどよく、辞書なしでスムーズに読み進められる本を選ぶことが多読の第一歩です。多くのアプリにはレベルチェック機能があるので、活用してみましょう。
毎日少しずつ、継続することを優先するのも大切なポイントです。1日10〜15分でも、毎日読み続ける習慣が英語力を底上げします。「完璧に理解できなくても読み進める」という多読の原則を守ることで、徐々に英語を英語のまま理解できるようになっていきます。
興味のある分野・ジャンルの本を選ぶと続けやすくなります。科学が好きなら科学系のノンフィクション、物語が好きならシリーズものの絵本やリーダーなど、自分が「読みたい」と思えるコンテンツを選ぶことが継続の秘訣です。アプリ内にはジャンル別の絞り込み機能があるものが多いので、活用してみてください。
英語多読をより効果的にするコツ
多読は量を積み重ねることが大前提ですが、いくつかのコツを意識することで学習効果をさらに高められます。
音声付きの本を活用して耳とセットで読むと、リスニング力と発音の両方が自然に鍛えられます。多くの多読アプリには音声読み上げ機能があるため、最初は音声を聞きながら目で文章を追い、慣れてきたら音声なしで読めるかどうか試してみましょう。
読んだ冊数・ページ数を記録すると、成長が見えてモチベーションを維持しやすくなります。アプリによっては読書記録が自動で蓄積されるものもあり、進捗の可視化がやる気につながります。
多読を続けることで語彙力と読解力の土台が築かれると、学校の英語の成績や英検のスコアにも波及効果が現れてきます。ただし、多読だけでは身につきにくいスピーキングやライティングなどのアウトプット力を補う学習も、総合的な英語力の向上には欠かせません。アプリでのインプットを積み上げながら、英検全級に対応したオンラインマンツーマン指導など、アウトプットを鍛える環境と組み合わせると、より効率的に英語力を伸ばすことができるでしょう。
まとめ
この記事では、英語多読アプリの選び方と、年齢・目的別のおすすめサービスをご紹介しました。
幼児〜小学生低学年にはトド英語やRaz-Kidsのような、ゲーム感覚で楽しく進められるアプリが向いています。小学生〜中学生にはOxford Reading ClubやRaz-Plusのようなレベル別の豊富なコンテンツが揃ったサービスが、英語の読む力を体系的に育てます。中学生・高校生が英検対策や受験を見据えた多読をしたいなら、ORCのBookwormsシリーズなど難易度の高い本も含めて取り組んでみてください。
どのアプリも無料体験や低コストでの試用ができますので、まずは1〜2つ試してみて、お子さんや自分が楽しく続けられるものを選ぶのが一番です。多読は毎日の積み重ねが力になる学習法です。ぜひ今日から一冊、英語の本を開いてみてください。
よくあるご質問
Q. 英語多読の基本的なルールは何ですか?
A. わからない単語があっても辞書をほとんど使わずに読み続けること、楽しめる内容を選ぶこと、そして自分の英語力より少し易しいレベルの本を選ぶことの3原則が基本です。
Q. 英語多読にアプリを利用するメリットは何ですか?
A. スマホやタブレットでいつでも本にアクセスできる利便性に加え、ネイティブの音読音声でリスニング力を同時に鍛えられたり、クイズで理解度を確認できたりする点がメリットです。
Q. 費用を抑えて多読を始める方法はありますか?
A. Raz-Kids(ラズキッズ)などのサービスを共同利用することで、年間数千円程度から利用できる場合があります。また、多くの有料アプリには7日間から14日間程度の無料体験期間が設定されています。
Q. 幼児や小学生におすすめのアプリはどれですか?
A. ゲーム感覚で学べるトド英語や、アメリカの小学校でも使われているRaz-Kids、イギリスの教科書をベースにしたOxford Reading Clubなどが、子供が楽しく続けられる工夫が多くおすすめです。
Q. 中学生や高校生の英語学習にも効果はありますか?
A. 効果的です。特にOxford Reading ClubのBookwormsシリーズは英検2級から準1級レベルまで対応しており、多読を通じて語彙力や長文読解力を高めることで、受験や英検対策にも役立ちます。
Q. 初心者でも挫折せずに続けるコツはありますか?
A. 「簡単すぎる」と感じるレベルの本から始めること、1日10分から15分でも毎日継続すること、そして自分の興味があるジャンルの本を選ぶことが継続の秘訣です。