「子どもに英語の本を読ませたいけれど、どのアプリがいい?」「無料で使える英語多読アプリはある?」と迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。

先に結論をお伝えします。完全に無料で読みたいならOxford Owlの無料電子書籍、しっかり続けるなら無料体験で試してから有料サービスを選ぶのがおすすめです。年齢別では、幼児ならトド英語やReading Eggs、小学生ならラズキッズやOxford Reading Club(ORC)が候補です。中高生には、ORCの中高生・大人向けシリーズが合います。

この記事では、英語多読アプリの選び方と、無料で使える・試せるサービス、年齢別のおすすめを順番に紹介します。

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英語多読とは?アプリを使うメリット

英語多読は、やさしい英語の本をたくさん読んで、英語に慣れていく学習法です。

多読の普及に取り組むNPO多言語多読は、「多読三原則」として次の3つを挙げています。

  1. 辞書は引かない。
  2. 分からないところは飛ばす。
  3. 合わないと思ったら投げる(別の本に替える)。

アプリを使うと、この多読をぐっと始めやすくなります。主なメリットは次のとおりです。

  • スマホやタブレットがあれば、たくさんの本をいつでも読めます。
  • 音声付きの本が多く、保護者が読み聞かせをしなくても英語の音に触れられます。
  • 本がレベル別に分かれているので、今の力に合う本を選びやすくなります。
  • クイズや読書記録があり、読んだ量が見えて続けやすくなります。
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英語多読アプリの選び方

選ぶときは、対象年齢・本の量・音声・料金の4点を確認しましょう。

  • 対象年齢とレベル:幼児向けか、中高生や大人まで使えるかを見ます。長く使うなら、上のレベルまであるものが安心です。
  • 本の量とジャンル:物語だけでなく、科学や社会などのノンフィクションもあると飽きにくくなります。
  • 音声の有無:全文に音声があるか、速さを調整できるかを確認します。
  • 無料体験と料金:無料で試せる期間や、試せる範囲はサービスごとに違います。

料金や無料体験の条件は変わることがあります。申し込む前に、各サービスの公式サイトやアプリの説明で最新情報を確認してください。

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子供向け英語多読アプリのおすすめ5選

ここでは、子どもの多読でよく使われる5つのサービスを紹介します。

ラズキッズ(Raz-Kids)

ラズキッズは、アメリカのLearning A-Z社が主に学校向けに提供しているオンライン多読教材です。レベルはaaからZ2までの29段階に細かく分かれています。

本ごとに「聞く」「読む」「クイズに答える」といった活動があり、自分の音読を録音する機能もあります。読んだりクイズに答えたりするとごほうびがもらえる仕組みがあり、子どもが自分から続けやすいのも特徴です。

強化版のラズプラス(Raz-Plus)は、公式サイトで3,000以上のテキストや本を収録していると案内されています。どちらも個人で契約すると高額になりがちです。

費用を抑えたい場合は、Jumpstart Englishのラズプラス共同利用(年間3,300円)を利用する方法があります。申込日から1年間使え、自動更新です。申し込み後、1営業日以内にアカウントが発行されます。キャンセル・返金はできないため、内容を確認してから申し込みましょう。

特徴や使い方は、ラズキッズの効果・使い方・料金の解説で詳しく紹介しています。

Oxford Reading Club(ORC)

ORCは、オックスフォード大学出版局のレベル別リーダーをデジタルで読めるサービスです。公式サイトでは「13シリーズ・1,000冊以上」と案内されています。

イギリスの小学校で広く使われているOxford Reading Tree(ORT)を約300冊読めるのが魅力です。初級レベルの本には、単語の予習・リスニング・読む・音読の録音・まとめクイズの「5ステップリーディング」があります。

会員登録すると80冊を14日間無料で試せます。料金や使い方はOxford Reading Clubの料金・無料体験・ログインにまとめています。

トド英語

トド英語は、Enuma(エヌマ)社が開発する3〜8歳向けの英語学習アプリです。名前の「Todo」はスペイン語に由来し、「みんなのための」という意味だと紹介されています。

AからZまでの26レベルに、1日約15分のデイリーコースが700用意されています。約2年のプログラムで、すべて終えるとアメリカの小学2年生と同じレベルの英語力を目指せると説明されています。

アプリ内では500冊以上のデジタル絵本を読めます。読み上げ機能があり、読んでいる箇所に色がつくので、音と文字を結びつけやすくなっています。

無料体験は7日間で、期間が過ぎても自動で課金されることはないと案内されています。有料プランの中には、1つのアカウントで3人まで使えるプランもあります(2026年9月、App Storeの説明で確認)。詳しくはトド英語の解説をご覧ください。

Reading Eggs(リーディングエッグズ)

Reading Eggsは、オーストラリアのBlake eLearning社の学習プログラムです。フォニックスを中心に、英語の読み方を学べます。

英語版の公式サイトでは、年齢別に次のプログラムが案内されています。Reading Eggs Juniorが2〜4歳、Reading Eggsが3〜7歳です。Fast Phonicsは5〜10歳、Reading Eggspressは7〜13歳が対象です。レッスンはゲーム形式で進み、数千冊の電子書籍も読めます。

同サイトでは、新規の家庭向けに30日間の無料体験(子ども4人まで)が案内されています(2026年9月確認)。日本からの申し込み条件や料金は、申し込み先の公式サイトで確認してください。詳しくはReading Eggsの解説もどうぞ。

Oxford Owl(無料の電子書籍)

Oxford Owlは、オックスフォード大学出版局が保護者向けに運営している英語のウェブサイトです。

サイト内の「Free eBook library」では、3〜11歳向けの電子書籍を無料で読めます。無料の会員登録をしてログインすれば、タブレットでも読めます。年齢やOxford Levelというレベルで本を絞り込めるので、ORCを使う前のお試しとしても便利です。

ただし、イギリスの家庭向けのサイトなので、案内はすべて英語です。登録画面などは保護者が一緒に操作するとよいでしょう。

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無料で使える・無料で試せる多読アプリ

ずっと無料で使えるのはOxford Owlで、ほかのサービスは無料体験で試せます。

サービス無料で使える範囲主な対象
Oxford Owl無料の電子書籍(要登録)3〜11歳
ORC80冊を14日間幼児〜大人
トド英語7日間(自動課金なし)3〜8歳
Reading Eggs30日間(英語版サイト)2〜13歳
ラズキッズ共同利用で費用を抑える幼児〜小学生
2026年9月時点の公式情報をもとに作成。条件は変わることがあります。

無料体験を使うときは、期間中に「子どもが自分から開きたがるか」を見るのがポイントです。音声の聞きやすさや、レベルが合っているかも確認しておきましょう。

複数のサービスを同時に試すと比べやすい一方で、子どもが迷うこともあります。1つずつ順番に試すほうが、合うものを見つけやすいでしょう。

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中学生・高校生におすすめの多読アプリ

中高生には、上のレベルまでそろっているORCとラズキッズ・ラズプラスが向いています。

ORCのBookwormsは、入門のCEFR A1から上級のC1まであるシリーズです。英検の目安でいえば3級から1級に当たる範囲をカバーしています。DominoesはA1〜B1で、ドラマ仕立ての音声が付いています。

ラズキッズの最上位のZ1〜Z2は、アメリカの小学5年生以上に当たるレベルです。英語が得意でない中学生も、やさしいレベルから始めれば無理なく読めます。ラズキッズのレベルと英検の関係は、ラズキッズのレベルは英検何級かで整理しています。

多読は語彙や読むスピードの土台づくりに役立つとされています。一方で、英検には級ごとの形式があり、ライティングや面接の対策も必要です。英検に特化したマンツーマン指導を組み合わせると、多読で育てた読む力を試験に生かしやすくなります。

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多読アプリを続けるためのコツ

多読を続ける一番のコツは、今の力より少しやさしい本から始めることです。

  • 「簡単すぎるかな」と感じるレベルから始め、辞書なしで読める本を選びます。
  • 1日10〜15分など、短い時間でも毎日続けることを優先します。
  • 動物や科学など、子どもが興味を持てるテーマの本を選びます。
  • 最初は音声を聞きながら文字を目で追い、慣れたら音声なしで読んでみます。
  • アプリの読書記録で、読んだ冊数を親子で確認します。

つまらないと感じた本は、無理に最後まで読まなくてかまいません。多読三原則のとおり、合わない本は替えて、楽しく読める本を探しましょう。

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まとめ

英語多読アプリは、子どもの年齢と目的に合わせて選ぶのが基本です。

  • まず無料で試したい:Oxford Owlの無料電子書籍や、各サービスの無料体験から始めます。
  • 幼児:ゲーム感覚で進められるトド英語やReading Eggsが候補です。
  • 小学生:レベルが細かいラズキッズや、ORTを読めるORCが向いています。
  • 中高生:ORCのBookwormsや、ラズキッズ・ラズプラスの上位レベルがおすすめです。

どのサービスも、まずは短い期間で試して、子どもが楽しく続けられるかを確かめてみてください。

多読で英語に慣れてきたら、英検の合格に向けた対策も並行して進めたいところです。Jumpstart Englishは、小学生から高校生を対象にした英検専門のオンライン英語スクールです。完全マンツーマンで英検の全級に対応しています。

よくあるご質問

  • 英語多読の基本的なルールは何ですか?

    わからない単語があっても辞書をほとんど使わずに読み続けること、楽しめる内容を選ぶこと、そして自分の英語力より少し易しいレベルの本を選ぶことの3原則が基本です。

  • 英語多読にアプリを利用するメリットは何ですか?

    スマホやタブレットでいつでも本にアクセスできる利便性に加え、ネイティブの音読音声でリスニング力を同時に鍛えられたり、クイズで理解度を確認できたりする点がメリットです。

  • 費用を抑えて多読を始める方法はありますか?

    Raz-Kids(ラズキッズ)などのサービスを共同利用することで、年間数千円程度から利用できる場合があります。また、多くの有料アプリには7日間から14日間程度の無料体験期間が設定されています。

  • 幼児や小学生におすすめのアプリはどれですか?

    ゲーム感覚で学べるトド英語や、アメリカの小学校でも使われているRaz-Kids、イギリスの教科書をベースにしたOxford Reading Clubなどが、子供が楽しく続けられる工夫が多くおすすめです。

  • 中学生や高校生の英語学習にも効果はありますか?

    効果的です。特にOxford Reading ClubのBookwormsシリーズは英検2級から準1級レベルまで対応しており、多読を通じて語彙力や長文読解力を高めることで、受験や英検対策にも役立ちます。

  • 初心者でも挫折せずに続けるコツはありますか?

    「簡単すぎる」と感じるレベルの本から始めること、1日10分から15分でも毎日継続すること、そして自分の興味があるジャンルの本を選ぶことが継続の秘訣です。