英検準1級を受けようと決めたとき、多くの方が最初に気になるのが検定料ではないでしょうか。英検準1級には従来型の紙の試験とコンピューターで受験するS-CBT、さらに配慮が必要な方向けのS-Interviewという3つの受験方式があり、それぞれ値段や支払いのタイミングが異なります。この記事では、英検準1級の受験にかかる費用を方式別に整理しながら、支払い方法や検定料を少しでも抑えるコツまで、わかりやすく解説していきます。
英検準1級の検定料は受験方式によって異なります
英検準1級の値段は、どの受験方式を選ぶかによって金額が変わります。まずは方式ごとの検定料を確認し、自分に合った受け方を考える材料にしてください。
英検(従来型)本会場の検定料
従来型は年3回実施される、昔ながらの紙で解答するスタイルの試験です。一次試験と二次試験が別日程で行われ、2026年度の検定料は一次試験が10,400円、二次試験が6,300円となっています。一次試験に合格して初めて二次試験の費用が発生する仕組みではなく、申し込み時点で一次・二次あわせた金額を支払う形が基本です。個人で本会場を申し込む場合の料金であり、学校や塾を通じた団体申し込みとは金額が異なることもあるため、申し込み先に応じて確認しておくと安心です。
英検S-CBTの検定料
英検S-CBTは、全国のテストセンターでコンピューターを使い、四技能をまとめて1日で受験できる方式です。準1級のS-CBT検定料は2026年度で10,500円となっており、一次・二次に分かれていない一括の料金です。従来型のように試験日が固定されておらず、原則として毎週土日を中心に実施されているため、自分の都合に合わせて日程を選べる点が特徴です。
英検S-Interviewの検定料
S-Interviewは、身体的な配慮が必要な受験者を対象にした方式で、リーディング・リスニング・ライティングは紙で行い、スピーキングのみ対面で実施します。準1級の検定料は2026年度で10,500円です。利用にあたっては事前の申請が必要になるため、該当する可能性がある方は早めに英検協会へ相談することをおすすめします。
従来型とS-CBT、費用面ではどちらがお得か
英検準1級の料金を比較する際、単純に一次試験だけの金額を見比べてしまうと誤解が生じやすいので注意が必要です。
総額で見た費用の違い
従来型は一次試験10,400円と二次試験6,300円を合計すると16,700円になります。一方でS-CBTは10,500円の一括料金で四技能すべてをカバーできるため、一度の受験にかかる総額だけを比べるとS-CBTのほうが抑えられる計算になります。ただし従来型は二次試験で不合格になった場合、次の検定期間まで再受験できないのに対し、S-CBTは仕組みが異なるため、単純な金額比較だけで受験方式を決めるのは避けたほうがよいでしょう。
受験機会の違いによるコスト面のメリット
S-CBTは同一の検定期間内であれば、同じ級を複数回受験できる制度があります。1回あたりの検定料は発生しますが、不合格だった場合にすぐ再チャレンジできるため、合格までのトータルコストや時間を考えると効率的な選択になり得ます。逆に、じっくり時間をかけて対策したい方や、学校・塾を通じた団体受験を希望する方には、従来型のほうが向いている場合もあります。自分の学習ペースや合格までにかけられる期間を踏まえて、どちらの方式がお金の面でも納得できるかを検討することが大切です。
英検準1級の検定料の支払い方法
検定料の支払い方法は、申し込み方法によっていくつかの選択肢が用意されています。
クレジットカード決済
個人でインターネットから申し込む場合、クレジットカードでの支払いに対応しています。申し込みと同時に決済が完了するため、手続きがスムーズで、支払い忘れの心配も少ない方法です。
コンビニ・郵便局ATMでの支払い
クレジットカードを利用しない方向けに、コンビニエンスストアでの現金支払いや、郵便局ATM(Pay-easy)を使った支払いにも対応しています。申し込み後に発行される払込票番号などをもとに、期限内に手続きを済ませる流れになります。
支払いタイミングと申し込みの流れ
検定料をいつまでに、どのタイミングで支払う必要があるのかも、受験計画を立てるうえで押さえておきたいポイントです。
申し込みから支払いまでの流れ
英検準1級は、個人申し込みの場合インターネット上で受験級や会場を選択したあと、支払い方法を選んで手続きを進めます。S-CBTの場合は、希望する会場・日時を選んだ時点で検定料が確定し、支払いを完了させることで予約が成立する仕組みです。
支払い期限に関する注意点
コンビニ払いや郵便局ATMでの支払いを選んだ場合、申し込み手続きが完了しても、指定された期限までに入金しなければ申し込みが無効になってしまうことがあります。特にS-CBTは希望日程の枠が埋まりやすいため、支払い期限を後回しにせず、できるだけ早めに済ませておくと安心です。
英検準1級の検定料を少しでも抑える方法
決して安くはない英検準1級の検定料ですが、工夫次第で負担を軽くできる場合があります。
自治体の受験料助成制度
住んでいる自治体によっては、英検の受験料を一部助成する制度を設けているところがあります。主に小中学生を対象とした制度が多いものの、自治体によっては高校生や大学受験を控えた世代まで対象を広げているケースもあるため、お住まいの地域の制度を一度確認してみる価値はあります。
受験形式の使い分けで無駄な出費を防ぐ
一度の受験で確実に合格したい場合は、じっくり対策できる従来型を選び、再受験の可能性を考えて手早く結果を出したい場合はS-CBTを選ぶなど、自分の学習状況に合わせて方式を使い分けることも、結果的にお金の面での無駄を減らすことにつながります。何度も受け直すことを前提にするのではなく、まずは十分な準備をしてから受験に臨む姿勢が、費用を抑える一番の近道といえるでしょう。
英検準1級の検定料は、従来型・S-CBT・S-Interviewのどれを選ぶかによって金額や支払いの仕組みが変わります。自分のスケジュールや学習スタイルに合った方式を選び、支払い期限にも注意しながら、余裕を持って受験の準備を進めてください。
