下野模試とは?2026年度の日程・受験料と塾なしで申し込む方法

下野模試を受けたいけれど、塾に通っていないから申し込み方がわからない。栃木県の中学生と保護者から、そんな声をよく聞きます。結論から言えば、下野模試は塾に通っていなくても自分で申し込めます。下野新聞社が県内に用意している中央会場を選び、公式サイトから手続きするだけです。

この記事では、2026年度の下野模試の日程と受験料、塾なしで申し込む手順を整理します。申し込んだあとに受けられなくなったときの扱いも、公式サイトの記載をもとに確認します。

下野模試とは?栃木県内最大の受験者数がある入試模試

下野模試は、下野新聞社の教育文化事業部が実施している栃木県の高校入試模擬テストです。正式な名称は「下野新聞模擬テスト」です。公式サイトは「栃木県内最大の受験者数を誇る」と説明しています。

出題は県立高校入試に準拠した問題です。つまり、全国平均に自分を当てはめる模試ではありません。栃木県立高校を受ける人たちの中での自分の位置を知るための模試です。

対象は中学1年生から中学3年生までです。実施回数は学年ごとに違い、中3がもっとも多く組まれています。

  • 中学3年生は年6回です。
  • 中学2年生は年2回です。
  • 中学1年生は年1回です。

同じように、特定の県の入試に合わせた模試は他県にもあります。埼玉県なら北辰テストの偏差値の見方、東京都と神奈川県ならV模擬(Vもぎ)の種類と難易度が、それぞれ同じ役割を果たしています。地域模試の偏差値は、その県の受験者の中だけで出た数字だと覚えておいてください。

2026年度の下野模試の日程と申込期間

2026年度の中3は全6回で、すべて日曜日の実施です。申込期間が実施日の約1か月前に終わるため、日程表は実施日ではなく締切から逆算して見てください。

中学3年生(全6回)

  • 第1回は2026年6月14日(日)、申込期間は4月20日から5月25日までです。
  • 第2回は2026年7月12日(日)、申込期間は4月20日から6月22日までです。
  • 第3回は2026年8月23日(日)、申込期間は4月20日から8月3日までです。
  • 第4回は2026年9月27日(日)、申込期間は7月27日から9月7日までです。
  • 第5回は2026年10月25日(日)、申込期間は7月27日から10月5日までです。
  • 第6回は2026年12月6日(日)、申込期間は7月27日から11月16日までです。

中学1年生・中学2年生

  • 中2の第1回は2026年8月23日(日)、申込期間は4月22日から8月3日までです。
  • 中2の第2回は2027年3月14日(日)、申込期間は1月11日から2月22日までです。
  • 中1は2027年3月14日(日)の1回のみ、申込期間は1月11日から2月22日までです。

中央会場は宇都宮・県北・小山を軸に置かれています。公式サイトに名前が挙がっているのは、宇都宮短期大学附属高等学校、矢板中央高等学校、白鷗大学の本キャンパス、國學院大學栃木高等学校などです。回によって佐野や足利の会場が加わります。どの会場が開くかは回ごとに違うので、申し込む回の一覧で確認してください。

最新の日程と会場は、下野新聞模擬テスト公式サイトの日程会場・出題範囲のページで公開されています。

下野模試の受験料は申込方法で変わる

受験料は、どこで受けるかによって変わります。公式サイトが金額を示しているのは中央会場と郵送受験の2つです。

  • 中央会場での受験は1回あたり4,400円(税込)です。
  • 郵送受験は国内の場合、1回あたり6,400円です。
  • 塾の会場で受ける場合の金額は、その塾に直接問い合わせることになっています。

公式サイトには「価格は予告なく変更する場合があります」と添えられています。ここに挙げた金額は2026年10月時点のもので、申し込む前に公式の受験料ページで確かめてください。

オンライン小テストの「下野新聞模擬テストPLUS」を足すこともできます。中3の第3回から第6回の申込者が対象で、通常の受験料に600円を加える仕組みです。1回15分のテストが5教科それぞれ2種類配信され、受けたあとすぐに受験者内の順位と偏差値が表示されます。タブレットかパソコンが必要で、スマートフォンでは受けられません。

下野模試は塾なしでも申し込める。受け方は3つ

下野模試の受け方は3つに分かれています。塾に通っていない人が選ぶのは、ふつう1つめの中央会場です。

  • 中央会場で受ける方法では、県内の会場から好きな場所を選び、下野新聞社に直接申し込みます。
  • 塾会場で受ける方法では、協力塾に直接問い合わせて申し込みます。
  • 郵送受験は、公式サイトが県外や海外に住んでいる人向けの制度として案内しているもので、支払いは振込のみです。

ここで注意したいのは3つめです。郵送受験は「県外・海外」の受験者向けに用意されている制度で、県内に住んでいる人が自宅受験を選ぶ前提にはなっていません。栃木県内から受けるなら、中央会場か塾会場のどちらかになると考えておくほうが安全です。

中央会場に申し込む手順

中央会場の申し込みは公式サイト上で完結します。手順は次の流れです。

  • はじめて受ける場合は、まずアカウントを登録します。
  • 登録の前に、公式サイトのドメインからのメールを受信できるよう設定しておきます。
  • ログインしたら、受ける回と会場を選びます。
  • 支払方法はコンビニ払いかクレジット決済から選びます。
  • コンビニ払いを選んだ場合は3日以内に支払います。
  • 入金が確認されると、試験日の2週間前ごろからマイページで受験票が印刷できるようになります。

受験票は自分でA4縦に印刷して当日持っていきます。自宅のプリンタでもコンビニでも印刷できます。

気をつけたいのは支払いの扱いです。公式サイトは「ご入金がない場合、受験票は発行されません」「ご入金後のキャンセル、ご返金、会場変更は出来ません」と明記しています。コンビニ払いで3日の期限を過ぎると、申し込みはキャンセル扱いになります。会場を迷っているうちに申し込むのではなく、場所と日程を決めてから手続きするのが確実です。

当日の時間割は県入試と同じ5教科

中3の下野模試は、朝から夕方までかけて5教科を解く1日になります。入室は9時10分までで、そこから着席して待機します。

  • 国語は9時35分から10時25分までの50分間です。
  • 数学は10時50分から11時40分までの50分間です。
  • 英語は12時5分から12時55分までの50分間で、リスニングがあります。
  • 昼食時間は55分間です。
  • 社会は13時50分から14時40分までの50分間です。
  • 理科は15時5分から15時55分までの50分間です。

持ち物は受験票と志望校登録カードのほか、筆記用具、定規、コンパス、弁当です。筆記用具はHB以上の濃さの鉛筆と消しゴムが指定されています。定規とコンパスを忘れると図形の問題で手が止まります。上履きとビニール袋が必要かどうかは会場によって違うので、受験票と一緒に案内を読んでおいてください。

当日は会場でQRコードのシールが配られます。名前を書いて志望校登録カードと答案用紙に貼る作業で、公式サイトは「シールが貼付されてないと採点処理ができません」と注意しています。解答そのものより先に、ここを確実に済ませてください。

申し込んだあとに受けられなくなったらどうなる?

ここがもっとも誤解されやすいところです。結論は受験料は戻らないけれど、問題と判定は無駄にならないという二段構えになっています。

公式サイトのよくある質問は、用事ができて受験できなくなった場合について次のように説明しています。受験料の返却はできません。そのかわり、試験終了後1週間前後で問題一式が自動的に自宅へ送られます。それを自宅で解いて自己採点し、指定の期日以降に電話かFAXで結果を伝えると、偏差値や順位(全体および志望校内)の説明を受けられます。

ただし、この場合は成績表そのものの出力はできません。書面の成績表が手元に残らないという意味です。三者面談や進路相談に資料として持っていくつもりなら、この違いは小さくありません。面談で何を見せるかは小山市の中学生の定期テストの時期と内申点の扱いのほうにも関わってきます。

もう一つ覚えておきたいのが振替です。修学旅行のような学校行事と日程が重なる場合は、早めに連絡すれば他の回に振り替えられることがあると案内されています。行事とぶつかりそうだと気づいた時点で連絡するのが、いちばん損の少ない動き方です。申込期間が終わってから相談しても選べる回が残っていません。

下野模試を受けたあとにやること

模試は受けた回数ではなく、返ってきた結果をどう使ったかで差がつきます。下野模試の結果が戻ったら、次の3つを順に確認してください。

  • 教科ごとの点数より先に、どの単元で落としたかを見ます。
  • 志望校内での順位を見て、同じ高校を狙う人たちの中での位置を確かめます。
  • 偏差値だけで志望校を上げ下げせず、内申点と合わせて考えます。

3つめがとくに大切です。栃木県立高校の選抜では調査書も見られるため、模試の偏差値だけでは合否の見通しは立ちません。内申点がどう計算されるのかは内申点の出し方と都道府県ごとの違いで確認できます。

入試そのものの日程は、栃木県教育委員会が県立高等学校入学者選抜の関係諸日程として公表しています。学力検査日や合格発表日はPDFの資料にまとめられているため、栃木県教育委員会の入学者選抜に関するお知らせから原本を確認してください。模試の日程を組むときは、この入試日程を先に押さえてから逆算すると迷いません。

なお、同じように都道府県ごとの模試には独自のルールがあります。自宅受験の扱いが県によってどれだけ違うかは、フクト(福岡県)の日程と自宅受験の注意点と読み比べるとよくわかります。福島県の新教研もぎテストは、一般公開会場が開く回が限られるぶん自宅受験の比重が大きくなります。新潟県統一模試は全9回のうち3回が会場のない回で、会場も自分では選べません。住んでいる県の模試の決まりを、公式サイトで一度通して読んでおくことをおすすめします。