フリーステップの料金はいくら?授業料の決まり方と年間費用の見積もり方

フリーステップの料金はいくら?授業料の決まり方と年間費用の見積もり方

「フリーステップに通わせたいけれど、月々いくらかかるのか見当がつかない」という保護者の方は多いと思います。フリーステップの料金は学年別の表で公開されておらず、授業料は面談のあとに一人ひとりに提案される仕組みです。この記事では、2026年9月時点の公式情報をもとに、授業料の決まり方、授業料以外の費用、割引制度、年間費用の見積もり方を整理します。

フリーステップの料金はどう決まる?

フリーステップの授業料は、学年ごとの定額ではありません。面談や無料の体験授業で学力と目標を確かめ、受講科目と通塾回数を相談してから授業料が提案されます。公式サイトの授業料についてのページにも、金額ではなく学習プランの例だけが載っています。

フリーステップは、開成教育グループ(株式会社成学社)が運営する個別指導塾です。東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・徳島に270以上の教室があり、小学生から高校生までが通っています。

料金を左右する3つの要素

授業料の差を生むのは、主に次の3つです。

  • 指導形態の違い(1対2、1対1、小学生向けのユニットコース)で、1回あたりの単価が変わります。
  • 受講する科目の数が増えるほど、授業料は上がります。
  • 1回の授業は基本80分で、週1回から受講できます。週の回数を増やせば、その分だけ授業料も増えます。

講師が生徒1人を受け持つ1対1は、1対2より授業料が高くなるのが個別指導塾では一般的です。具体的な差額は、面談のときに両方の見積もりを出してもらうと比べやすくなります。

公式サイトの学習プラン例

学年目標受講科目形態と回数
小5学習習慣の定着算数・国語特設ユニットコース・週2回。
中2苦手克服数学1対1・週1回。
高2難関大対策英語・現代文1対2・週2回。

この例にも金額は書かれていません。同じ学年でも、選ぶプランによって月々の授業料が大きく変わるということです。

指導形態ごとの特徴

  • 1対2は、講師1人に生徒2人までの基本の形です。季節講習も同じ形で受けられます。
  • 1対1は、講師を独占できるマンツーマンの形です。中学生・高校生は1対1と1対2から選べます。
  • 小学生の週2日特設ユニットコースは、講師1人に生徒4人のグループ個別指導です。算数・国語の2教科セットで、公式サイトは価格を抑えたコースとして案内しています。

授業料以外にはどんな費用がかかる?

授業料のほかに、入会金、毎月の諸費、教材費、季節講習費などがかかります。いずれも公式サイトに金額は載っていないため、面談で見積もりを出してもらうのが確実です。

入会金と毎月の諸費

入会金と毎月の諸費の金額は、2026年9月時点で公式サイトに公開されていません。ただ、点数アップ保証制度の規約に「毎月の諸費は割引対象外」とあり、授業料とは別に毎月の費用がかかることがわかります。

比較サイトなどに載っている金額は、時期や地域によって変わっている可能性があります。入塾前に、費用の名目と金額を見積書で確認しておきましょう。

教材費

教材費も、公式サイトには金額の記載がありません。受講科目を増やしたりコースを変えたりすると、新しい教材が必要になることがあります。支払いの時期とあわせて、面談で確認しておくと安心です。

季節講習費(春・夏・冬)

春・夏・冬の長期休みには季節講習があり、通常授業とは別に費用がかかります。公式サイトによると、講習料金は季節、学年、受講数、オプションの有無などで変わります。そのため金額は、電話か教室で確認するよう案内されています。

講習も1対1か1対2で行われ、面談で受講数が提案されます。受験学年は講座数が増えやすいので、年間の予算に早めに入れておきましょう。講習費の考え方は、中学生の夏期講習の費用と選び方でも詳しく紹介しています。

高校生の映像授業「駿台Diverse」

高校生は、駿台の映像授業「駿台Diverse(ダイバース)」をフリーステップの教室で受講することもできます。こちらは授業料とは別に、登録手数料、コーチング・システム使用料、添削料、教材費、諸費がかかります。

2026年は高3生を対象に、初月の授業料が最大4回無料になるキャンペーンがありました。ただし申込期限は7月28日で、すでに終了しています。キャンペーンは時期ごとに変わるため、最新の条件は教室で確認してください。

授業料に含まれるサービスは?

公式サイトでは、次のサービスが授業料に含まれると案内されています。追加料金なしで使えるものを知っておくと、ほかの塾と比べるときの判断材料になります。

  • お子さん専用のカリキュラムの作成。
  • 学習管理アプリ「My Step Log」での授業報告と、確認テストのやり直し。
  • 自習スペースの無料開放(授業がない日も開校時間中なら使えます)。
  • 年3回以上の三者面談と、保護者への連絡。
  • 講師の変更への対応と、条件つきの振替授業。

中学生は、定期テストの1週間前に行われる「直ゼミ」という無料のテスト対策にも参加できます。塾生は「ラップマスター」という動画授業も無料で見られます。受講していない科目のテスト対策に使えるのは、費用の面でも助かる点です。

自習室の使いやすさは、塾によって差が出るところです。ほかの塾の利用条件は、自習室だけ使える塾の条件と活用法で比べています。

割引制度と点数アップ保証はどう使う?

公式に案内されている割引は、兄弟・姉妹割引です。中学生には、条件を満たせば授業料が割り引かれる点数アップ保証制度もあります。

兄弟・姉妹割引

同時に通う人数割引額(税込)
2名それぞれの授業料から1,100円。
3名以上それぞれの授業料から3,630円。

割引の対象は授業料(学費)です。諸費や講習費にも適用されるかどうかは、教室で確認してください。

中学生の点数アップ保証制度

入塾後3回以内の定期テストで、1回以上の点数アップを保証する制度です。達成できなかった場合は授業料の割引で対応し、時期によっては返金になることもあります。ただし、毎月の諸費は割引の対象外です。

2026年9月時点の点数アップ保証制度の公式ページによると、主な条件は次のとおりです。

  • 初めて開成教育グループに入塾すること。ユニットコースは対象外です。
  • 学年ごとに通常授業を始める時期の条件があること。中1は12月1日以降、中3は4月30日までの開始が対象です。
  • 制度の期間中の講習で、対象教科を1講座以上受講すること。
  • 30点未満で入塾する教科は、その教科を週2回以上受講すること。
  • 入塾から1か月以内に、基準となるテストの成績を会員サイトに登録すること。
  • 宿題忘れ・遅刻・欠席のどれかが、1講座で月2回以上あると適用が終わること。
  • 点数アップ事例として、写真・氏名・在籍校などを広告に載せることに同意すること。

広告への掲載に同意が必要な点は、見落としやすいところです。保証を使うかどうかは、条件を読んだうえでお子さんと相談して決めるとよいでしょう。

年間費用はどう見積もればいい?

年間費用は、毎月の授業料と諸費の12か月分に、入会金・教材費・季節講習費を足して見積もります。講習費は学年や受講数で大きく変わるため、面談では年間の総額で見積もりを出してもらうのがおすすめです。

項目確認したいこと
授業料科目数・形態・週の回数ごとの月額。
毎月の諸費名目と金額、講習だけの月にもかかるか。
入会金金額と、時期によって減額されるか。
教材費支払う時期と、科目を増やしたときの扱い。
季節講習費春・夏・冬それぞれの受講数の目安と総額。
模試・特別講座参加が必須か任意か、費用はいくらか。

家庭の塾代の平均と比べるには?

目安として、文部科学省の令和5年度子供の学習費調査を見てみましょう。塾・家庭教師・参考書などに使う「補助学習費」は、公立中学校で年間約27万2千円でした。公立小学校は約11万2千円、公立高校(全日制)は約20万1千円です。

この金額は、塾に通っていない家庭も含めた平均です。塾に通う家庭に限れば、実際の負担はもっと大きいと考えられます。学年別では公立の中学3年生の学校外活動費が約44万6千円で最も多く、受験学年に費用が集まりやすいことがわかります。

ほかの塾の料金と比べたい場合は、個別指導と集団塾の料金相場で学年別にまとめています。

入塾前に料金面で何を確認すればいい?

料金で後悔しないためには、体験授業と面談の場で次の点を確かめておくと安心です。

  • 講習費を含めた年間の総額を、書面で見積もってもらえるか。
  • 講習の受講数は、必要な分だけに調整できるか。
  • 科目や回数を途中で減らすとき、いつまでに申し出ればよいか。
  • 退塾するときの手続きと締め日。
  • 振替授業を受けるための条件。

1対2の個別指導は、分からないところをその場で質問したいお子さんに向いています。講師につきっきりで見てほしい場合は1対1になり、費用も上がるのが一般的です。

費用をできるだけ抑えたい場合は、集団塾や映像授業も含めて比べてみてください。安い塾の選び方と費用を抑えるコツも参考になります。料金以外の評判が気になる方は、フリーステップの評判と向いている人の特徴で口コミの傾向を確認できます。

まとめ

フリーステップの料金について、ポイントを整理します。

  • 授業料は学年別の定額ではなく、指導形態・科目数・週の回数で決まります。
  • 入会金・諸費・教材費・講習費の金額は公式サイトで公開されておらず、面談で確認が必要です。
  • 兄弟・姉妹割引と、中学生向けの点数アップ保証制度があります。
  • 講習費まで含めた年間の総額で見積もると、ほかの塾と比べやすくなります。

料金は教室や時期によって変わることがあります。まずは体験授業と面談で、お子さんに合うプランと年間の見積もりを確かめてみてください。