かとうもし(香川県統一模擬試験)とは?2026年度の日程と塾に通わない人の受け方

香川県の中学3年生が高校受験に向けて受ける模試の代表が、かとうもし(香川県統一模擬試験)です。公式サイトは「香川県内最大級規模の模擬試験」と説明しており、年6回の試験にのべ9,000人を超える中3生が受験するとしています。

ただ、公式サイトを読むと、受験料が書かれていないことや、塾に通っていない人の申し込み方が限られていることがわかります。この記事では、2026年度の日程と受け方、配点と時間割、香川県の公立高校入試とのタイミングを、主催者と香川県教育委員会の公開情報だけで整理します。公式に書かれていないことは「書かれていない」とそのまま記しました。

かとうもしとは?主催と対象学年

かとうもしは、香川県統一模擬試験の通称です。問い合わせ先は「かとうもし事務局[中央教育研究所株式会社内]」で、所在地は広島県広島市中区八丁堀15-6 広島ちゅうぎんビル3階と書かれています。香川県の模試ですが、事務局は県外の広島市にあります。

中央教育研究所は、岡山県でおかもし(岡山県統一模擬試験)を主催している会社でもあります。所在地の表記も同じです。ただし日程や受け方は県ごとに違うので、岡山の情報をそのまま香川に当てはめないでください。

公式サイトに載っている問い合わせ先はメールだけで、電話番号は見当たりません。メールアドレスはkagawa@c-moshi.netで、受付は10時から17時30分、土日祝は除くとされています。

公式サイトによると、かとうもしは過去20年間、香川県の多くの学習塾で進路指導に使われてきたそうです。問題は香川県の完全準拠版として作っていると説明されています。この記事で扱うのは中3向けの模試です。

かとうもしの2026年度の日程は年6回

公式サイトのトップページに載っている2026年度の実施予定は全6回です。

  • 第1回 5月2日(土)〜17日(日)。
  • 第2回 8月16日(日)、公開試験。
  • 第3回 9月5日(土)〜13日(日)。
  • 第4回 10月17日(土)〜25日(日)。
  • 第5回 12月13日(日)、公開試験。
  • 直前回 1月9日(土)〜17日(日)。

ここで気をつけたいのは、多くの回が1日ではなく「期間」で示されていることです。公式サイトには「テスト実施日は各塾の担当にお問い合せて下さい。」とあります。期間のうちのどの日に受けるかは、申し込む塾によって決まるということです。

一方、第2回と第5回は公開試験で、日付が1日だけ示されています。公式サイトは「年2回に限り、模擬試験を公開模試としております。」と説明しています。

この記事を書いている時点で、第1回から第4回までは終わっています。今年度これから受けられるのは、12月13日(日)の第5回と、1月の直前回の2回です。曜日は2026年と2027年のカレンダーと一致していることを確認しました。

かとうもしの受け方は3つある

公式サイトの説明を合わせると、受け方は次の3つに分かれます。

  • 実施塾に通っている人は、その塾で申し込んで受ける。
  • 実施塾に通っていない人は、まず事務局にメールで問い合わせる。
  • 県外の人は「おへや模試」で受ける。

実施塾で受ける

トップページには「香川県統一模擬試験は下記塾にて申し込み可能です。」とあり、県内の塾が地域別に並んでいます。通っている塾がこの一覧にあれば、申し込みも日程の確認も塾を通して行うのがいちばん簡単です。

塾に通っていない人はメールで問い合わせる

公式サイトは、実施塾一覧に載っている塾に在籍していない受験希望者に向けて、次のように案内しています。「まずはメール(info@moshi.co.jp)にてお問い合わせください。」県外向けのおへや模試は、この案内の対象外とされています。

つまり、塾に通っていない人がWEBから直接申し込む画面は用意されていません。まずメールを送り、そこから案内を受ける流れです。日程に余裕を持って連絡するのが安全です。

なお、この受験希望の問い合わせ先(info@moshi.co.jp)は、トップページの問い合わせ先とはアドレスが違います。受験の申し込みについてはinfo@moshi.co.jpが案内されている点を覚えておいてください。

公開会場で受ける

第2回と第5回の公開試験では、主催者が用意する会場で受けられます。公開模擬試験のページに載っている会場は次の2つです。

  • 高松会場 サンポートホール高松(香川県高松市サンポート2-1 ホール棟)。
  • 丸亀会場 蓬莱中学校(香川県丸亀市新浜町1丁目3番1号)。

ただしこのページの見出しは「第2回公開模擬試験 会場のご案内」のままです。第5回の会場が同じかどうかは、この記事を書いている時点で公式に示されていません。また「会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。」とあるので、質問は事務局へ送ってください。

公開会場に行けない人は、実施塾で受けることもできると案内されています。最新の案内は公開模擬試験のページで確認してください。

かとうもしの受験料は公式サイトに載っていない

申し込む前にいちばん知りたいのは受験料だと思います。しかし公式サイトのトップページ、模試の説明ページ、公開模擬試験のページのどれにも、受験料の金額は書かれていません。

塾で受ける場合は、申し込む塾に聞くのが確実です。塾に通っていない人は、メールで問い合わせるときに金額と支払い方法をあわせて確認してください。

同じ中央教育研究所が主催するおかもしの受験料は、公式に1回5,500円(税込)と書かれています。ただしかとうもしも同じ金額だという記載はどこにもありません。この記事では金額を推測しません。模試代は年に何回も積み上がるので、高校受験にかかる費用の全体像とあわせて見積もっておくと安心です。

キャンセルや欠席したときの返金についても、公式サイトに記載は見当たりませんでした。申し込む前に確認しておきたい項目です。

試験科目・配点と当日の流れ

配点と時間割、成績表の中身は、公式サイトに比較的くわしく載っています。

5教科・各50点満点・各50分

公開模擬試験のページには、「テスト時間(1教科50分の5教科)・テスト配点(各50点満点の5教科)」とあります。5教科を合わせると250点満点です。

模試によって満点は違います。たとえば長崎県一斉模試は各教科100点満点、大分県合同模試は各教科60点満点です。岩手県の白ゆりテストのように、配点を公式サイトに載せていない模試もあります。点数そのものを他県の友達や別の模試と比べても意味はありません。比べるなら偏差値です。偏差値の読み方は、V模擬の解説記事で整理した偏差値の見方が他県の模試にもそのまま使えます。

公開会場の時間割と持ち物

公開模擬試験のページに載っている時間割は次のとおりです。受付は9時からで、9時40分から志望校を記入します。

  • 国語 10時00分〜10時50分。
  • 数学 11時00分〜11時50分。
  • 社会 12時00分〜12時50分。
  • 昼食休憩のあと、理科 13時15分〜14時05分。
  • 英語 14時15分〜15時05分。

英語が最後の5時間目にあり、終わるのは15時05分です。持ち物は筆記用具、コンパス、定規、昼食、受験票、志望高校記入表です。会場によっては上履きが必要になる場合があります。

試験の途中で会場の外に出ることはできません。当日は食べ物の販売がないので、昼食は家から持っていきます。

成績表と志望校判定

成績表では、国公立・私立をあわせて3校までの合格可能性がわかります。志望校順位、合格判定の基準になる偏差値、合否判定の数値(パーセント表示)が載ります。各科目・各単元別の習熟度の判定もつきます。

判定は過去の受験者3万人以上の合否データをもとにしていると説明されています。続けて受けると偏差値の推移がわかり、判定もより正確になるとされています。成績表が返ってくるまでの日数は、公式サイトに書かれていません。

出題範囲表のページもあります。ただしトップページのリンク名は「2026年度 中3 第5回 出題範囲表」です。この記事を書いている時点で、ページに載っているのは中3第2回の範囲でした。第5回の範囲は、塾か事務局で確認してください。

香川県の公立高校入試の日程と、模試を受ける時期

香川県教育委員会の「令和9年度香川県公立高等学校入学者選抜要綱」には、全日制の主な日程が次のように示されています。

  • 自己推薦選抜 願書受付1月21日(木)〜22日(金)、検査・面接等2月2日(火)、合格発表2月9日(火)。
  • 一般選抜 願書受付2月12日(金)〜15日(月)、学力検査3月9日(火)、合格発表3月18日(木)。

合格発表はどちらも9時30分で、合否照会サイトでの発表と書かれています。学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。

模試の日程と重ねると、12月13日の第5回は、自己推薦選抜の願書受付のおよそ5〜6週間前にあたります。出願先を考える材料として使える時期です。1月の直前回は、自己推薦選抜の願書受付の直前です。直前回の最終日から一般選抜の学力検査までは、7週間ほどあります。

自己推薦選抜を考えている人は、第5回の結果を受けて早めに家庭と学校で相談しておくと、直前回で慌てずに済みます。日程や区分は年度ごとに確認が必要なので、香川県教育委員会の入学者選抜要綱(PDF)で原本を確かめてください。

かとうもしを申し込む前に確認したいこと

かとうもしは、公式サイトに載っていない情報がいくつかあります。申し込む前に、塾か事務局に次のことを聞いておくと安心です。

  • 受験料はいくらで、どう支払うか。公式サイトに金額は載っていません。
  • 塾に通っていない場合、どの回をどこで受けられるか。まずメールでの問い合わせが必要です。
  • 第5回の公開会場は第2回と同じか。会場ページはまだ第2回の案内です。
  • 期間で示された回は、実際に何日に受けるのか。塾ごとに違います。
  • 欠席したときの返金や問題の扱いはどうなるか。規定が公開されていません。

情報は少なめですが、各50点満点・3校判定・単元別の習熟度という形式は公式に示されています。返ってきた成績表では、点数の上下よりもどの単元で落としたかを1つずつ拾うほうが次につながります。最新の日程は香川県統一模擬試験(かとうもし)の公式サイトで確認してください。