早稲田ゼミはどんな塾?料金・特徴・評判と向いている子

「近くに早稲田ゼミの校舎があるけれど、どんな塾で、月謝はいくらなのだろう」と気になっている保護者の方や中学生は多いと思います。早稲田ゼミ(正式名称はW早稲田ゼミ)は、群馬・栃木・埼玉で小学生から高校生までを教える学習塾です。この記事では、公式サイトの情報をもとに、学年別の料金、授業と補習の仕組み、良い点と気になる点を整理します。

早稲田ゼミはどんな塾?

早稲田ゼミは、集団授業を中心に、無料補習と担任制で一人ひとりをフォローする地域密着型の塾です。

運営は東証スタンダード市場に上場する株式会社早稲田学習研究会です。公式サイトによると、創業から39年以上がたち、生徒数は21,000名にのぼります。名前が似ている早稲田アカデミーとは運営会社が異なる別の塾なので、調べるときは混同しないよう注意してください。

早稲田ゼミの基本情報

項目内容
運営会社株式会社早稲田学習研究会。
エリア群馬県・栃木県・埼玉県。
対象学年小学3年生から高校3年生まで。
指導形式集団授業が中心(完全1対1の「ファースト個別」もある)。
入塾テストなし(学力に合わせてクラスを案内)。

早稲田ゼミの料金はいくら?

中学生の授業料は5教科で月22,000円から、中3は月30,800円からです。

次の表は、2026年9月時点で公式サイトのよくあるご質問に載っている金額です(税込み)。

入塾金と授業料の目安

学年入塾金授業料(月額)
小35,500円国語・算数の2科目で6,600円。
小4〜小65,500円1科目5,500〜6,600円。
中1・中211,000円5科目22,000〜23,100円。
中311,000円5科目30,800〜31,900円。
高校生22,000円1科目9,020円から。

小学生と高校生は1科目から受講できます。中学生は原則として5教科をセットで受講します。月の途中から入塾する場合は、入塾月の授業料が半額になると案内されています。

授業料のほかにかかる費用

費用金額
年間教材費小学生は1科目3,300円、中1・中2は19,800円、中3は28,600円、高校生は無料。
オリジナルテスト中学生は1回3,700円(中3の南埼玉エリアは3,800円)。
システム利用料小学生220円、中学生330円。

たとえば中1・中2で授業料が月22,000円の場合、授業料だけで年間26万4,000円になります。これに入塾金11,000円と年間教材費19,800円、テスト代などが加わります。

無料のものと、確認しておきたい費用

補習は無料で、公式サイトでは「補習と名のつくものはすべて無料」と説明されています。春期・GW・秋期などには無料の講習も開かれます。

一方で、入試に向けた特別講座やイベントには、有料のものと無料のものがあるとされています。夏期・冬期を含め、講習ごとの費用は入塾前に校舎で確認しておくと安心です。金額は改定されることがあり、校舎によって異なる場合もあります。ほかの塾と比べたいときは、個別指導と集団塾の料金相場も参考にしてください。

早稲田ゼミの特徴は?

大きな特徴は、正社員の教師による担任制、算数・数学のアシスタント制、無料補習の3つです。

それぞれの仕組みが生まれた背景は、W早稲田ゼミが支持される理由をまとめた記事でも詳しく紹介しています。

教師は全員正社員で、担任がつく

公式サイトによると、教師は全員が正社員で、アルバイト講師はいません。

入社後に長期間の研修を受け、基準をクリアした教師だけが校舎で教えるとされています。担任は二者面談や三者面談で勉強の進め方を振り返り、家庭学習の計画を一緒に立てます。家での様子を知るため、担任から家庭へ電話で連絡することもあります。授業で使う教材は、現場の教師が手作りしたオリジナルです。

算数・数学はアシスタントが丸つけ

小中学生の算数・数学の授業には、担当教師のほかにアシスタントが1〜2人入ります。

問題演習の時間には教室を回って丸つけをし、手が止まっている生徒にはその場で解説します。集団授業で起こりがちな「わからないまま次に進む」状態を防ぐための仕組みです。

補習は無料で、テスト前は土日も対策

無料補習は年間約120時間分が用意されています。公式サイトの「W早稲田ゼミの強み」では、塾生の年間平均受講は120時間以上と紹介されています。

定期テストの2〜3週間前からは、土日を使った定期テスト対策補習があります。学校別・単元別の対策も行われます。

授業のない時間には、自習室や、教師に質問できる「質問市場」、暗記用プリントがそろう「暗記道場」を使えます。受験生向けには、無料で長時間勉強する「猛勉会」も開かれます。

入塾後6か月以内に成績が上がらなかった場合は、1対1の無料補習などで支える「成績保証制度」もあります。適用の条件は、入塾時に校舎で確認しておきましょう。

学年別のコースはどう違う?

小学生と高校生は1科目から、中学生は5教科セットで通うのが基本です。

小学生コースと中学受験コース

小学生コースは小3から通え、国語・算数・英語の授業があります。

算数は教師の解説とアシスタントの丸つけを組み合わせ、小学校の内容を少し先取りして進めます。国語では独自の「漢字ノート」を使い、家で1日1ページ練習します。英語は文法と単語が中心で、中学の授業に備える内容です。

小5・小6向けには、公立中高一貫校の適性検査に向けた中学受験コースがあります。開講しているのは群馬・栃木の校舎が中心で、設けていない校舎もあります。対象の中学校も校舎ごとに違うため、事前に問い合わせてください。

中学生コースはP・H・Sの3クラス

中学生コースは原則5教科の受講で、中1・中2は週2回、中3は週3回通います。

クラスは、地域のトップ校を目指すPクラス、中堅校を目指すHクラス、それ以外の高校を目指すSクラスに分かれます。家庭学習では教科書別の「英単語ノート」に1日1ページ取り組み、授業で確認テストを受けます。

中3の11月ごろまでは、本科授業そのものが定期テスト対策です。公立高校入試では内申点も合否の判定に使われるため、中1から定期テストの点数を上げることを重視しています。内申点の仕組みは、内申点の出し方と計算方法で詳しく解説しています。

高校生コースと個別指導

高校生は「ハイスクール」と呼ばれる高校生向けの校舎で学びます。

高1・高2は高校別・習熟度別、高3は志望大学別の授業で、1科目から受講できます。年間5万本以上の映像授業を使えるほか、高校別の定期テスト対策も無料です。高3には小論文や面接の対策もあります。開講科目は校舎によって異なります。

1対1の指導を希望する場合は、完全個別の「ファースト個別」があります。群馬・埼玉エリアと東京エリアで展開しており、私立中学の入試にも対応しています。

早稲田ゼミの評判は?良い点と気になる点

公式情報から見ると、強みは補習の手厚さと面倒見のよさです。一方で、通塾の時間帯や費用の総額は、家庭によって負担の感じ方が分かれる部分です。

口コミサイトの評価は、校舎や担当教師、学年によって印象が大きく変わります。個々の書き込みをうのみにせず、次の点を体験授業や面談で確かめるのがおすすめです。

良い点

  • 補習が無料で、わからない単元を追加費用なしで補える。
  • 正社員の担任が、面談や電話で家庭学習まで見てくれる。
  • 学校別の定期テスト対策で、内申点を上げる準備ができる。
  • 入塾テストがなく、学力に合わせたクラスから始められる。

合格実績も公表されています。公式サイトには、浦和高校21名、大宮高校20名、高崎高校87名、高崎女子高校72名、宇都宮高校26名などの合格者数が載っています。

これらは受験直前期まで在籍し、通常の授業を受けた生徒の実績で、模試や講習だけの生徒は含みません。県ごとの詳しい数字は、公式サイトの合格実績ページで確認できます。

気になる点

  • 中学生は原則5教科セットなので、苦手な1教科だけ補いたい場合は割高に感じやすい。
  • 中学生の授業は夜で、中1・中2は19:30〜22:00、中3は19:15〜22:15。
  • 季節講習にはできるだけ参加するよう案内されており、テスト前は土日の補習もある。
  • 集団授業が中心なので、自分のペースで進めたい子には合わないことがある。
  • 校舎によって、開講しているコースや科目が異なる。

部活動や習い事と両立できるか、帰宅時間や送迎も含めて家庭で話し合っておくと安心です。なお、20分以上遅れた場合は、振替授業や授業動画などで対応すると案内されています。

早稲田ゼミが向いている子は?

周りと競い合いながら、補習も使って成績を上げたい子に向いている塾です。

向いている子

  • 公立高校を目指し、中1から内申点を固めたい中学生。
  • 周りに刺激を受けると、やる気が出やすい子。
  • 苦手な単元を、追加費用を気にせず補習で埋めたい子。
  • 家庭学習の習慣を、塾の管理を借りて身につけたい子。

向いていない子

  • 1〜2教科だけを短時間で補いたい中学生。
  • 大勢の前だと質問しにくく、自分のペースで学びたい子。
  • 夜の授業や土日の補習が、部活や習い事と重なりやすい子。

集団授業が合うか迷うときは、集団塾に向かない子の特徴も確認してみてください。

無料体験授業は1週間で、1科目から受けられます。中学生は5教科セットでの体験がすすめられています。体験や季節講習だけの参加もできるので、お子さんと一緒に雰囲気を確かめてから決めると安心です。ほかの塾と比べる視点は、中学生におすすめの塾の選び方にまとめています。

まとめ

  • 早稲田ゼミは、群馬・栃木・埼玉で小3〜高3を教える集団指導中心の塾。
  • 中学生の授業料は5教科で月22,000円から、中3は月30,800円から(2026年9月時点)。
  • 補習は無料で、正社員の担任とアシスタントが一人ひとりをフォローする。
  • 授業の時間帯や費用の総額は、体験授業と面談で確かめておきたい。

料金や講習の扱いは変わることがあります。最新の情報は公式サイトや校舎で確認してから、入塾を決めてください。