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英検®の8つの級と
レベル・合格点・日程・検定料

英検は、5級から1級まで8つの級に分かれた英語の検定試験です。合否は級ごとに決められた英検CSEスコアで判定され、合格した級は高校入試や大学入試でも広く使われています。

  • 更新日
  • 対象2026年度の試験(従来型・S-CBT・S-Interview)
  • 出典日本英語検定協会の公表資料ほか(参考資料)
2025年度の志願者数
454万人
英検IBA・英検Jr.を含む合計
次の一次試験
10月4日(日)
2026年度第2回・本会場。個人申込の受付は終了
検定料(本会場)
4,000〜12,400円
5級〜1級・2026年度・税込
合格の目安
各技能6割程度
準1級・1級は7割程度(協会の説明)

英検®とは

英検は、正式名称を「実用英語技能検定」という英語の検定試験です。公益財団法人 日本英語検定協会が1963年から実施していて、文部科学省の後援を受けています。級ごとに合格・不合格が決まり、2025年度の志願者は英検IBA・英検Jr.を合わせて454万人でした。

級と測る技能

英検は、やさしい5級からいちばん難しい1級まで、8つの級に分かれた試験です。受ける人は自分に合った級を選び、その級の合格をめざします。TOEICのように点数だけが出る試験とちがい、「◯級に合格した」という資格が残るのが特徴です。

測る技能は、リーディング(読む)・リスニング(聞く)・ライティング(書く)・スピーキング(話す)の4つです。3級から1級までは、一次試験で読む・書く・聞くの3技能を、二次試験の面接で話す力を確かめます。4級と5級は読む・聞くの2技能で合否が決まり、スピーキングは任意のテストとして別に受けられます。

年齢制限や受験資格はありません。小学生が3級を受けることも、大人が5級から始めることもできます。

出典:日本英語検定協会「実用英語技能検定(英検)」

歴史と最近の変化

協会は1963年4月に設立され、同じ年の8月に第1回の検定が行われました。はじめは1・2・3級の3つだけで、全国47都市で37,663人が志願しました。その後、級が増え、受け方も広がってきました。

1963年
第1回検定(1・2・3級)。当時の文部省が後援
2015年度末
累計志願者数が1億人を超える(101,350,143人。英検IBA・英検Jr.を含む)
2016年度
合否の判定を素点から英検CSEスコアに切り替え
2024年度
3級以上の問題形式をリニューアル(ライティングが2題に)
2025年度
準2級と2級の間に「準2級プラス」を新設
2026年度
検定料を全級一律100円引き下げ。1〜3級で顔写真付き身分証明書の提示が必須に。6級・7級の導入は延期

出典:日本英語検定協会「協会の沿革」、日本英語検定協会「英検の累計志願者数に関するニュースリリース(2016年9月9日)」

一次試験と二次試験のしくみ

従来型の英検では、まず筆記とリスニングの一次試験を受けます。3級以上は、一次試験に合格した人だけが別の日に二次試験(面接)を受け、両方に合格すると、その級の合格になります。

二次試験に落ちても、一次試験の合格はしばらく有効です。翌年度の同じ回までは、一次試験を免除して二次試験から受け直せます(くわしくは日程と申込の章)。

パソコンで受ける英検S-CBTでは、4技能を1日で受けます。一次と二次に分かれていないので、1回の受験で合否までわかります。方式の違いは受け方の章で比べています。

英検Jr.・英検IBA・TEAPとの違い

協会は英検のほかにもいくつかの試験を行っています。名前が似ていますが、級の資格が出るのは英検(実用英語技能検定)だけです。

英検Jr.は、小学生が英語に親しむための、合否のないテストです。1994年に始まり、累計140万人以上が受けています。英検IBAは学校などが団体で受ける英語力の判定テストで、リーディングとリスニングのスコアと、英検の何級レベルかが示されます。TEAPは、大学入試向けに作られたアカデミックな英語の4技能試験です。

英検®の8つの級とレベル

英検の級は、やさしい順に5級・4級・3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級・1級の8つです。CEFR(国際的な語学力の物差し)では、3級がA1、2級がB1、1級がC1にあたります。

  1. 5級中学初級程度
  2. 4級中学中級程度
  3. 3級中学卒業程度A1
  4. 準2級高校中級程度A2
  5. 準2級プラス高校上級程度A2
  6. 2級高校卒業程度B1
  7. 準1級大学中級程度B2
  8. 1級大学上級程度C1

級の下の言葉は、協会が示す各級の目安(〜程度)です。A1〜C1は、その級に合格した人が判定されるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のレベルの目安です。4技能すべてのスコアがそろったときに成績表に表示されます。

英検の級一覧

英検の全級一覧
級協会の目安 CEFR 語彙数の目安推定 一次試験 二次試験 合格基準スコア一次
5級中学初級程度 対象外 約600語 筆記25分リスニング約20分 なしスピーキングテスト(任意) 419満点850
4級中学中級程度 対象外 約600〜1,300語 筆記35分リスニング約30分 なしスピーキングテスト(任意) 622満点1,000
3級中学卒業程度 A1 約2,100語 筆記65分リスニング約25分 面接 約5分 1,103満点1,650
準2級高校中級程度 A2またはA1 約3,600語 筆記80分リスニング約25分 面接 約6分 1,322満点1,800
準2級プラス高校上級程度 A2またはA1 約4,000語 筆記85分リスニング約25分 面接 約7分 1,402満点1,875
2級高校卒業程度 B1またはA2 約5,100語 筆記85分リスニング約25分 面接 約7分 1,520満点1,950
準1級大学中級程度 B2またはB1 約7,500語 筆記90分リスニング約30分 面接 約8分 1,792満点2,250
1級大学上級程度 C1またはB2 約10,000〜15,000語 筆記100分リスニング約35分 面接 約10分 2,028満点2,550

出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」、日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」

表のCEFRは、その級の受験者に成績表で表示されうるレベルの範囲で、4級・5級はCEFRの判定の対象外です。語彙数には協会の公式の数字がなく、出版社や塾が示している目安を載せています。本によって数百語の幅があり、およその目安です。

表にない違いもあります。英検準2級に合格すると高卒認定試験の「英語」が免除され、英検準1級は準会場(学校などの団体受験)では受けられません。英検1級はS-CBTでは受けられず、面接はスピーチ形式です。二次試験の合格基準スコアは合格点の章、検定料は2026年度の日程と検定料にまとめています。

英検は何級から面接がある?

面接(二次試験)があるのは3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級・1級です。つまり英検3級からです。面接の時間は3級の約5分から、1級の約10分まで、級が上がるほど長くなります。

英検5級と英検4級には面接がありません。4級・5級のスピーキングテストは任意で、一次試験の合否に関係なく申込者全員が1回受験できます。パソコン・スマートフォン・タブレットで録音する形式で自宅でも受けられ(5級約3分・4級約4分)、合格スコアは5級266(425点満点)、4級324(500点満点)です。級の合否とは別に判定されます。

出典:日本英語検定協会「実用英語技能検定(英検)」

「準」がつく級の位置づけ

英検の級は、数字が小さいほど難しくなります。「準」がつく級は、その数字の級のひとつ手前です。準2級は3級と2級の間、準1級は2級と1級の間にあたります。

2025年度にできた英検準2級プラスは、準2級と2級の間に入ります。準2級に合格したあと、2級に届くまでの間の目標として作られた級です。できた経緯は形式変更の章で説明しています。

受け方の違い(従来型・S-CBT・S-Interview)

英検は「従来型」「英検S-CBT」「英検S-Interview」の3つの方式で受けられ、どの方式で合格しても同じ級の資格になります。S-CBTはパソコンで4技能を1日で受ける方式で、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級だけを原則毎週実施しています。4級・5級と1級はS-CBTでは受けられません。

英検の3つの受け方の比較
項目従来型英検S-CBT英検S-Interview
受けられる級5級〜1級(全級)準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級1級〜3級
対象だれでもだれでも障がいなどにより受験上の配慮が必要な人
実施日年3回(本会場)。準会場はA〜F日程から団体が選ぶ原則毎週(土日が中心、一部平日)検定回ごとに実施。日程は協会の案内で確認
解答のしかた紙のマークシートと記述。面接は対面パソコン。スピーキングは録音式、ライティングは手書きかタイピングを選ぶ紙の筆記と対面の面接。点字・拡大文字などの配慮あり
二次試験(面接)一次の合格者が別の日に受ける4技能を1日で受ける一次の合否に関係なく面接まで受けるとされています
同じ級を受けられる回数1つの検定回に1回(1級・準1級以外は、本会場と準会場で1回ずつ受ける「重願受験」も可)各検定期間に最大3回(従来型との併願も可)同じ期間に同じ級を重ねて受けることはできない

出典:日本英語検定協会「英検S-CBT」、日本英語検定協会「英検S-Interview」、日本英語検定協会「英検S-Interview 申込方法」

級ごとに受けられる方式

級によって、選べる方式が違います。

級ごとに受けられる方式
級従来型(本会場)従来型(準会場)英検S-CBT英検S-Interview
5級 ○ ○ — —
4級 ○ ○ — —
3級 ○ ○ ○ ○
準2級 ○ ○ ○ ○
準2級プラス ○ ○ ○ ○
2級 ○ ○ ○ ○
準1級 ○ — ○ ○
1級 ○ — — ○

出典:日本英語検定協会「英検S-CBT」、日本英語検定協会「英検S-Interview」

英検S-CBTのしくみ

英検S-CBTは、テストセンターのパソコンで受ける英検です。問題の難しさ、合格基準スコア、取れる資格は従来型と同じです。違うのは受け方で、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を1日で受けます。スピーキングは話した声を録音する形式で、面接官と向き合うことはありません。

英検S-CBTは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で実施されます(1級・4級・5級はなし)。原則毎週実施され、各検定期間(第1回4〜7月・第2回8〜11月・第3回12〜3月)に国内・海外の会場を合わせて同じ級を最大3回まで申し込めます。従来型との併願もできます。

利用する人は増えていて、2025年度のS-CBTの志願者数は58.8万人(前年度の115%)でした。

出典:日本英語検定協会「英検S-CBT」、日本英語検定協会「統合報告書2026に関するお知らせ(2026年6月2日)」

S-CBTと従来型の選び方

どちらで受けても資格の価値は同じなので、日程・費用・得意な解答方法で選べます。4級・5級・1級はS-CBTがないので、従来型で受けます。

S-CBTが向いているのは、日程を自分で選びたい人、1日で4技能を終えたい人、同じ期間に何度か挑戦したい人です。従来型は、紙に書き込みながら解きたい人、録音式のスピーキングより対面の面接のほうが話しやすい人、学校や塾の団体受験(準会場)で費用を抑えたい人に向いています。

費用の差は小さくありません。たとえば2級は、準会場なら6,800円、S-CBTなら9,600円です。

本会場と準会場の違い

従来型には「本会場」と「準会場」があります。本会場は、個人で申し込んで協会が用意した会場で受ける方法です。準会場は、学校や塾などが団体として申し込み、その建物で受ける方法で、検定料が本会場より安く設定されています。

準会場の一次試験は、決められたA〜Fの日程の中から団体が選んだ日に行われます。また1級・準1級は準会場では実施されません。

出典:日本英語検定協会「速報 2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ」

英検S-Interview

英検S-Interviewは、障がいなどの理由で受験上の配慮が必要な人のための方式です。対象は1級・準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で、筆記試験と対面の面接を、点字や拡大文字などの配慮を受けながら受けられます。合格すれば従来型と同じ資格になります。申し込みの条件や手順は、協会の申込案内に載っています。

出典:日本英語検定協会「英検S-Interview 申込方法」

合格点とCSEスコアのしくみ

英検の合否は、正答数ではなく「英検CSEスコア」で決まります。級ごとに合格基準スコアが決まっていて、毎回同じです。たとえば2級は、一次試験が1,950点満点中1,520点、二次試験が650点満点中460点で合格です。

スコアの出し方

英検CSEスコアは、英検の成績を表すための共通の物差しです。2016年度から、合否はこのスコアで判定されています。

特徴は、技能ごとに同じ点数が割り振られていることです。たとえばリーディングの問題が30問あってもライティングが2問でも、満点は同じです。協会はこのしくみについて、違う回に同じ級を受けた人の結果や、同じ回に別の級を受けた人の結果も、明確な数値で比べられると説明しています。

技能ごとの問題数が違っても同じ満点になるように換算されるため、正答数だけではスコアは決まりません。協会も「何問正解なら合格」という目安は示していません。合格基準スコアは過去の試験の結果から決められ、回によって変わることはありません。

出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」、日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」

各級の合格基準スコア

英検 各級の合格基準スコア
級 1技能の満点 一次試験 二次試験 4技能の合計
5級 425 419満点850 — —
4級 500 622満点1,000 — —
3級 550 1,103満点1,650 353満点550 1,456満点2,200
準2級 600 1,322満点1,800 406満点600 1,728満点2,400
準2級プラス 625 1,402満点1,875 427満点625 1,829満点2,500
2級 650 1,520満点1,950 460満点650 1,980満点2,600
準1級 750 1,792満点2,250 512満点750 2,304満点3,000
1級 850 2,028満点2,550 602満点850 2,630満点3,400

出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」

3級以上は、一次試験で3技能(読む・書く・聞く)、二次試験でスピーキングのスコアを出します。4級・5級は一次試験の2技能だけで合否が決まり、スピーキングテストのスコアは別に判定されます。

英検は何割で合格?

協会は正答数の目安を示していませんが、2016年度第1回の一次試験の結果について、次のように説明しています。

「正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。」

出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」

つまり、5級から2級までは各技能でおよそ6割、準1級と1級はおよそ7割が目安です。技能ごとの満点が同じなので、たとえばライティングの得点が低いと、リーディングやリスニングでかなり取り返さないと合格に届きません。

英検バンド

成績表には「英検バンド」も表示されます。合格基準スコアからどれだけ離れているかを、25点ごとの段階で示したものです。「G2+1」なら2級の合格ラインを1バンド(1〜25点)上回った、「G2-2」なら2バンド足りなかった、という意味です。次の回に向けて、あとどのくらい伸ばせばよいかの目安になります。

出典:えいごのとも(英検CSEスコアとは)

CSEスコアとCEFRの関係

CSEスコアは、国際的な語学力の物差しであるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と対応づけられています。成績表には、級ごとに決まった範囲のCEFRレベルが表示されます(範囲は級の一覧表のとおり)。4技能を合わせたCEFRは、4技能すべてのスコアがそろったときに表示されます。そのため、一次試験だけで終わった場合は表示されません。

出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」

2024年度の形式変更と準2級プラス・6級7級

2024年度第1回から3級以上の問題形式が変わり、ライティングが2題になりました。2025年度第1回には準2級と2級の間に「準2級プラス」が新設されています。2026年度第3回から予定されていた6級・7級は、2026年7月31日に延期が発表され、導入の時期は決まっていません。

2024年度リニューアルの変更点

変更の対象は3級以上です。従来型は2024年度第1回から、S-CBTは2024年5月実施分から新しい形式になりました。いちばん大きな変化は、ライティングが1題から2題に増えたことです。3級・準2級にはEメール問題、2級以上には要約問題が加わりました。準2級以上では、その分リーディングの問題数が減っています。

2024年度リニューアルの級ごとの変更点
級主な変更点いまのライティング
3級 ライティングにEメールを追加(2題に)、筆記50分→65分。リーディングの問題数は変更なし Eメール(15〜25語)・英作文(25〜35語)
準2級 リーディング37問→29問、ライティングにEメールを追加(2題に)、筆記75分→80分 Eメール(40〜50語)・英作文(50〜60語)
準2級プラス 2025年度第1回に新しい形式で新設 要約(25〜35語)・英作文(50〜60語)
2級 リーディング38問→31問、ライティングに要約を追加(2題に)。筆記85分は変更なし 要約(45〜55語)・英作文(80〜100語)
準1級 リーディング41問→31問、ライティングに要約を追加(2題に)、面接No.4に話題導入文を追加。筆記90分は変更なし 要約(60〜70語)・英作文(120〜150語)
1級 リーディング41問→35問、ライティングに要約を追加(2題に)。筆記100分は変更なし 要約(90〜110語)・英作文(200〜240語)

出典:日本英語検定協会「2024年度 実用英語技能検定(英検) 問題形式リニューアルサイト」、旺文社(英検 2024年度リニューアル情報)

4級・5級は変更されていません。協会は変更の理由として、いまの学習指導要領が重視する「複数の技能を統合した言語活動」と「思考力、判断力、表現力等」を試験に反映するためだと説明しています。読んだ内容を短くまとめる要約や、相手のメールに返信するEメールは、まさに読む力と書く力を組み合わせる問題です。

合格基準スコアとCEFRの範囲は変わっていません。古い過去問や問題集は、形式が今と違う部分があります。

準2級プラスとは

英検準2級プラスは、2025年度第1回から実施されている新しい級です。準2級と2級の間に置かれ、目安は「高校上級程度」です。新しい級ができるのは31年ぶりとされています。

協会は、年に3回英検を受けて英語力の伸びを確かめている高校のデータから、高校2年生で伸びが鈍るという課題を挙げています。準2級に合格したあと、2級に向けた中間の目標を示し、高校卒業段階でB1レベルに届くよう支えることがねらいです。準2級プラスの新設にあわせて、ほかの級の形式が変わったわけではありません。

試験時間
筆記85分・リスニング約25分、面接約7分
問題数
リーディング31問・ライティング2問・リスニング30問
ライティング
要約(25〜35語)・英作文(50〜60語)
合格基準スコア
一次1,402点・二次427点(4技能の合計1,829点)
CEFR
A2またはA1

出典:日本英語検定協会「新しい級「準2級プラス」の導入について(2024年2月9日)」、日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」

2級と同じく要約問題がありますが、話題は2級より身近なものが中心です。くわしくは準2級プラスのガイドをご覧ください。

英検6級・7級はいつから?

6級・7級は2026年度第3回から導入予定でしたが、協会が2026年7月31日に導入延期を発表しました。新しい導入時期は未定です(次期学習指導要領の審議動向を踏まえて検討)。現在の級は5級〜1級の8つです。

当初の案内では6級1,500円・7級1,000円とされていた検定料も、見直される予定です。当面は、英語を始めたばかりの子どもは英検5級から受けることになります。

出典:日本英語検定協会「実用英語技能検定「6級」「7級」の導入延期について」

2026年度からの検定料と本人確認

2026年度第1回から、検定料が全級・全方式で一律100円下がりました。あわせて、1〜3級では試験当日の本人確認が厳しくなり、小学生や中学生が3級以上を受ける場合も対象です(当日の持ち物と本人確認)。

出典:日本英語検定協会「速報 2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ」、日本英語検定協会「顔写真付き身分証明書お知らせページ」

2026年度の試験日程・申込・検定料

2026年度の従来型の一次試験(本会場)は、2026年5月31日(日)、2026年10月4日(日)、2027年1月24日(日)の3回です。検定料は本会場で4,000円(5級)〜12,400円(1級)で、2026年度から全級一律で100円下がりました。S-CBTは準1級〜3級を原則毎週実施しています。

2026年度 英検 従来型の試験日程(個人申込)
項目第1回第2回次回第3回
申込期間(個人)3月23日〜5月7日6月30日〜9月7日10月30日〜12月14日
一次試験(本会場)5月31日(日)10月4日(日)2027年1月24日(日)
一次試験(準会場)5月22日〜5月31日(A〜F日程)9月25日〜10月4日(A〜F日程)2027年1月15日〜1月24日(A〜F日程)
一次の合否公開6月22日10月26日2027年2月15日
二次試験A日程 7月5日B日程 7月12日A日程 11月8日B日程 11月15日A日程 2027年2月28日B日程 2027年3月7日
二次の合否公開A日程 7月14日B日程 7月21日A日程 11月17日B日程 11月24日A日程 2027年3月9日B日程 2027年3月16日

出典:日本英語検定協会「2026年度 試験日程(個人でお申し込みの方)」、日本英語検定協会「2026年度 実用英語技能検定(英検 従来型)の試験日程のご案内」

第2回の個人申込は締め切られました。これから申し込めるのは第3回(申込期間10月30日〜12月14日)で、クレジットカード決済は12月14日(月)まで、コンビニ・Pay-easy(郵便局ATMなど)での支払いは12月11日(金)までです。

準会場の一次試験は、A〜Fの日程から団体(学校・塾など)が選んだ日に行われます。

二次試験のA日程・B日程

二次試験(1〜3級共通)は、満21歳以上(2005年4月1日以前生まれ)がA日程、満20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)がB日程です。海外・離島など一部の特別会場で受ける人と、障がい等による受験上の配慮を受ける人はA日程になります。

つまり、中学生・高校生のほとんどはB日程で、自分で選ぶことはできません。

英検S-CBTの日程

S-CBTの試験日は、月ごとに協会のサイトで発表されます。1年は3つの検定期間に分かれていて、第1回が4〜7月、第2回が8〜11月、第3回が12〜3月です。同じ検定期間に同じ級を最大3回まで申し込めるので、従来型の前後にS-CBTを入れて受験の機会を増やすこともできます。

出典:日本英語検定協会「英検S-CBT」

英検の検定料はいくら?

2026年度 英検の検定料(方式別)
級本会場準会場英検S-CBT英検S-Interview
5級 4,000円 2,400円 — —
4級 4,600円 2,800円 — —
3級 6,800円 4,900円 7,700円 7,700円
準2級 8,400円 6,000円 9,000円 9,000円
準2級プラス 8,600円 6,300円 9,200円 9,200円
2級 9,000円 6,800円 9,600円 9,600円
準1級 10,400円 — 10,500円 10,500円
1級 12,400円 — — 12,500円

出典:日本英語検定協会「速報 2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ」、日本英語検定協会「検定料|英検S-CBT」

すべて税込・個人申込の2026年度の金額です。「—」はその方式では実施していないことを表します。準会場の金額は、学校や塾などの団体を通して申し込む場合のものです。

検定料の推移

英検の検定料はこの10年ほどで大きく上がってきました。2026年度は値下げになりましたが、下げ幅は100円です。

英検の検定料の推移(本会場)
年度1級2級3級
2015年度8,400円5,000円3,200円
2023年度11,800円8,400円6,400円
2025年度12,500円9,100円6,900円
2026年度12,400円9,000円6,800円

出典:日本英語検定協会「速報 2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ」

2015年度の金額は、当時の検定料を紹介した解説記事によるものです。2023年度は正規の料金で、この年は期間限定で100円引きの措置もありました。

申込方法

個人で申し込むときは、インターネット(支払いはクレジットカード・コンビニ・Pay-easy)か、コンビニの端末を使います。書店での個人申込は、すでに終わっています。学校や塾では団体(準会場)としてまとめて申し込み、一般の受験者を受け入れている団体もあります。

一次試験免除

1〜3級で一次試験に合格し、二次試験が不合格または棄権(欠席)だった場合は、二次試験のウェブ合否公開時刻から翌年度の同じ回まで、一次試験免除で申し込めます(検定料は通常と同額。英検S-CBTでも利用可)。

免除で申し込むと、二次試験だけを受けることになります。一次試験の勉強をやり直さずに、二次試験の対策に集中できます。

出典:日本英語検定協会「一次試験免除について」

当日の持ち物と本人確認

2026年度第1回から、1〜3級(準1級・準2級プラス・準2級を含む)は試験当日に協会が定める顔写真付き身分証明書の原本提示が必須です(従来型・S-CBT・S-Interview共通)。忘れた場合は当日の申告と翌日9時30分までの写真提出が必要で、確認できないと「認証失格」になります。4級・5級は身分証明書は不要です。

出典:日本英語検定協会「顔写真付き身分証明書お知らせページ」

受験上の配慮と4級・5級のキャンペーン

障がいなどで配慮が必要な場合は、申し込みのときに受験上の配慮を申請できます。従来型の準会場で配慮を受ける場合と海外の会場では、一次試験はD・E・F日程だけになります。S-Interviewを選ぶこともできます。

4級・5級には「チャレンジキャンペーン」があり、準会場で不合格だった場合、同じ準会場・同じ級に限って、次の回と次の次の回を無料で受けられます。2026年度も続いています。

英検®の合格率と受験者数

英検の級ごとの合格率は、2015年度の分を最後に公表されていません。よく引用される2015年度の数値では、2級が26.4%、準1級が16.0%、1級が12.0%でした。受験者の規模は大きく、2025年度の志願者数は英検IBA・英検Jr.を合わせて454万人です。

2015年度の級別合格率

英検 級別の合格率(2015年度・参考値)
級目安合格率2015年度
5級 中学初級程度 81.4%
4級 中学中級程度 69.9%
3級 中学卒業程度 52.9%
準2級 高校中級程度 36.7%
準2級プラス 高校上級程度 —2025年度第1回に新設
2級 高校卒業程度 26.4%
準1級 大学中級程度 16.0%
1級 大学上級程度 12.0%

出典:English Navi(英検の合格率)

この数値は協会の資料そのものではなく、出版社の過去問集などを通して伝わっている二次的な情報です。協会の元の資料はすでに公開が終わっています。10年以上前のデータで、その後に問題形式や採点方法も変わっているため、「おおよその難しさの順番」を知るための参考値です。

合格率が公表されなくなった時期

協会は理由を示していませんが、公表が止まった時期は、合否の判定が英検CSEスコアに切り替わった2016年度と重なります。

確認できる最後の公式データは2016年7月29日の協会リリースで、2016年度第1回の高校生の一次試験合格率(1級44.0%・準1級18.0%・2級34.0%)と、二次試験の合格率(受験者全体の速報値)が示されています。

出典:日本英語検定協会「高校生 1級・準1級・2級の受験者数、および合格率 昨年度同回次より大幅アップ!!」

合格率の数字を読むときの注意

合格率は、何を分母にするかで大きく変わります。1級の12.0%は、一次試験の受験者ではなく「志願者に対する最終合格者」の割合ではないかという指摘があります。受ける人の層も級ごとに違い、5級は英語を始めたばかりの人が、1級は上級者が多く受けます。合格率が低いことが、そのまま「ほかの級より何倍難しい」ことを意味するわけではありません。準2級プラスは2025年度にできた級なので、公表された合格率はありません。

合格の見通しを立てるなら、合格率より協会が示す正答率の目安のほうが実用的です。

志願者数の推移

協会が公表している志願者数は、英検・英検IBA・英検Jr.を合わせた数字です。英検だけの志願者数は、2015年度分以降、ブランドを統一したことを理由に公表されていません。

英検の志願者数の推移
年度志願者数英検IBA・英検Jr.を含む
2015年度3,225,358人
2018年度3,855,068人
2019年度3,924,841人
2020年度3,678,161人
2021年度4,102,668人
2022年度4,205,920人
2023年度4,503,698人
2024年度約449万人
2025年度約454万人

出典:日本英語検定協会「英検の受験状況」、日本英語検定協会「統合報告書2026に関するお知らせ(2026年6月2日)」

2020年度は新型コロナウイルスの影響で減りましたが、その後は増えています。2023年度の数値は協会のページを引用した解説記事によるもので、2024年度・2025年度は協会の統合報告書に載っている概数です。

高校生の受験者は2024年度に1,331,710人で、協会の統合報告書によると10年でおよそ1.8倍になりました。

入試・進学での活用と有効期限

英検は高校入試・大学入試で広く使われています。文部科学省の委託調査(令和7年度)では、英語の資格・検定試験を活用している選抜区分は、一般選抜で28.7%、総合型選抜で29.0%でした。級の資格そのものに有効期限はありませんが、入試では「受験から2年以内」などの条件がつくことがよくあります。

大学入試での使われ方

大学入試での使われ方は、主に次の3つです。

出願資格
「英検2級以上」などを満たすと出願できる。
得点への換算
級やCSEスコアを英語の試験の点数とみなす。
加点
英語や合計点に点数を上乗せする。
大学入試で英語資格・検定試験を活用している選抜区分の割合
選抜の種類令和5年度令和7年度
一般選抜25.1%28.7%
総合型選抜33.6%29.0%

出典:文部科学省「大学入学者選抜における英語資格・検定試験の活用状況(令和7年度 委託調査)」

同じ調査で、一般選抜での使い方には設置者ごとの傾向が出ています。国立大学では共通テストの英語の点数への換算(英語の試験は免除しない)が73.4%と多く、公立大学では出願資格としての利用(37.5%)が目立ちます。私立大学では、大学独自の英語の試験の点数に換算し、その試験を免除する方式が多く使われています。

どの大学がどの級を求めているかは、協会の「入試活用検索」で調べられます。条件は毎年変わることがあり、最終的な条件はその年度の募集要項に載ります。

出典:日本英語検定協会「英検 入試活用検索」

高校入試での使われ方

高校入試でも英検はよく使われます。私立高校では、推薦入試で英検の級に応じて加点する例が一般的です。公立高校でも、たとえば大阪府のように、英検などの資格を英語の学力検査の点数に読み替える仕組みがあると紹介されている地域があります。

対象となる級、点数の扱い、いつまでに合格している必要があるかは、都道府県や学校によって大きく違います。中学生なら、中学卒業程度の英検3級から高校中級程度の英検準2級がよく目標にされます。

入試以外の使い道

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)では、準2級以上に合格していると、「英語」の科目の免除を申請できます。全国通訳案内士試験では、英検1級に合格していると筆記試験の英語が免除されます。留学については、海外の大学などで英検を使うための案内ページを協会が設けています。

出典:日本政府観光局(JNTO)「全国通訳案内士試験 受験案内」

有効期限

級の資格そのものに有効期限はありません。一度合格すれば、ずっとその級の合格者です。

ただし、入試で使う場合は話が別です。多くの大学が「出願の時点で受験から2年以内」のように、いつ受けた結果なら使えるかを決めています。ほかにも、CSEスコアの基準を設けている、従来型とS-CBTのどちらを認めるかを指定している、といった条件がありえます。

履歴書の書き方

履歴書やエントリーシートには、正式名称で「実用英語技能検定◯級 合格」と書くのが一般的です。取得した年月もあわせて書きます。級だけでなく英検CSEスコアを書き添えると、同じ級の中での力も伝わります。

学年ごとの目安と国の目標

国は、中学校卒業段階で英検3級(CEFR A1)相当以上、高校卒業段階で英検準2級(A2)相当以上の英語力をもつ生徒を、それぞれ6割以上にする目標を掲げています。令和7年度 英語教育実施状況調査(2026年2月1日時点、2026年6月公表)では、中学生が54.6%、高校生が52.4%でした。どちらも過去最高ですが、目標にはまだ届いていません。

第4期教育振興基本計画の目標

この目標は、第4期教育振興基本計画(2023〜2027年度)で定められたものです。中学・高校それぞれ6割という目標に加えて、高校卒業段階でCEFR B1レベル(英検2級)相当以上の生徒を3割以上にすること、すべての都道府県・政令市で5割以上にすることも掲げています。ひとつ前の第3期計画では、目標は5割でした。

出典:文部科学省「外国語教育政策資料・事業・調査研究等」

目標の達成状況

文部科学省は毎年「英語教育実施状況調査」で、目標のレベルに届いた生徒の割合を調べています。

英語教育実施状況調査:目標レベルに達した生徒の割合
調査年度中学生A1(英検3級)相当以上高校生A2(英検準2級)相当以上
令和4年度49.2%47.7%
令和5年度50.0%50.6%
令和6年度52.4%51.6%
令和7年度54.6%52.4%

出典:文部科学省「令和7年度「英語教育実施状況調査」の結果について」、リシード(ReseEd)(令和7年度 英語教育実施状況調査の結果についての記事(2026年6月19日))

令和7年度に高校卒業段階でB1(英検2級)相当以上だった生徒は23.9%で、目標の3割にはまだ差があります。令和7年度の数値は、調査結果を伝えた報道と自治体の公表資料によるものです。

地域による差も大きく、令和7年度の中学生ではさいたま市の88.9%、高校生では東京都の62.4%がもっとも高い値でした。高校生のB1相当以上が目標の30%を超えたのは、東京都(35.8%)と福井県(31.7%)です。

この調査の割合には、実際に英検などに合格した生徒だけでなく、「相当する英語力がある」と先生が判断した生徒も含まれていて、資格を持っている生徒の割合とは違います。

学年ごとの目安

公的な根拠があるのは、国の目標にある「中学卒業で3級、高校卒業で準2級(高い層は2級)」の2つです。それ以外の学年の目安は、学習塾や出版社などで一般的に言われているものです。

学年ごとの英検の目安
学年目安の級根拠
小学生5級〜4級一般的な目安
中学1〜2年生4級一般的な目安
中学3年生(卒業時)3級国の目標(CEFR A1)
高校1年生準2級一般的な目安
高校2年生準2級プラス一般的な目安
高校3年生(卒業時)準2級〜2級国の目標(A2を6割・B1を3割)

あくまで平均的な目安で、小学生で3級以上に合格する人もいれば、高校から本格的に始める人もいます。いまの力に合った級の選び方は、受ける級の選び方にまとめています。

IELTS・TOEFL・TOEICなどとの比較

CEFRを物差しにすると、英検2級はB1、準1級はB2、1級はC1にあたります。文部科学省の対照表では、英検2級(B1)はIELTS 4.0〜5.0、TOEFL iBT 42〜71と同じ段階とされています。

文部科学省の対照表

文部科学省が2018年(平成30年)3月に示した「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」をもとにした値です。英検の欄は、その級の4技能の合格基準スコアから満点までの範囲です。

CEFRと英語の資格・検定試験の対照表(文部科学省・平成30年3月)
CEFR 英検CSEスコア IELTS TOEFL iBT TEAP4技能 GTEC TOEICL&R+S&W×2.5
C1 1級2,630〜3,400 7.0〜8.095〜120375〜4001,350〜1,4001,845〜1,990
B2 準1級2,304〜3,000 5.5〜6.572〜94309〜3741,190〜1,3491,560〜1,840
B1 2級1,980〜2,600 4.0〜5.042〜71225〜308960〜1,1891,150〜1,555
A2 準2級1,728〜2,400 ——135〜224690〜959625〜1,145

出典:文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)」

A1にあたるのは英検の3級以下です(4級・5級はCEFRの判定対象外)。「—」は、その試験ではそのレベルを判定できないという意味です。TOEICは、L&RのスコアにS&Wのスコアを2.5倍して足した値で、L&Rだけのスコアは表に入っていません。GTECは2023年4月以降の受験分からCEFRを判定するスコアの境目を変えているため、新しい成績表に表示されるCEFRはこの表と一致しないことがあります。英検準2級プラスは対照表ができたあとに新設された級なので、表には入っていません。成績表に表示されるCEFRはA2またはA1です。

対照表は、異なる試験の結果をおおまかに比べるためのものです。試験ごとに問題の内容も測り方も違うので、「英検2級ならIELTSで必ず◯点取れる」という意味ではありません。

試験ごとの性格

英検は級ごとに合否が決まる試験で、級が細かく分かれていて、小学生から大人まで受けられます。TOEICはビジネスの場面を中心にしたスコア型の試験で、L&R(聞く・読む)とS&W(話す・書く)は別の試験です。GTECは、学校での団体受検が中心の、スコア型の4技能試験です。

英検とTOEICの使い分け

目的で決めるのがいちばんです。中学生・高校生で、高校入試・大学入試や学校での評価に使いたいなら、利用できる学校が多い英検が向いています。級という形で段階的に目標を立てやすいのも、学生にとっての利点です。

就職や社会人のキャリアで使うならTOEIC、海外の大学への留学ならTOEFLやIELTSが求められることが多くなります。英検でも留学に使える場合があり、条件は留学先ごとに違います。

受ける級の選び方

はじめて受ける級は、過去問を解いて、協会が示す正答率の目安に届く級が目安です。受験資格はなく、飛び級もできます。協会の「英検級 かんたん測定」や英検IBAで、いまの自分が何級レベルかを確かめる方法もあります。

何級から受ければいい?

学年だけで決めず、いまの英語力で合格を狙えるかどうかで選びます。おおまかな目安は次のとおりです。

いまの状況と目安の級
いまの状況目安の級
小学生英語を始めたばかり5級から面接がなく、スピーキングテストは自宅でも受けられる
中学1〜2年生4級学校の進み方によっては3級
中学3年生高校入試を控えた人3級・準2級が中心志望校や都道府県の要項が対象にしている級と、いつまでに合格が必要かを確かめる
高校生準2級・準2級プラス・2級大学入試で使うなら、志望校が求める級やCSEスコア、受験時期の条件から逆算する
大人大学生・社会人2級・準1級・1級
学年を問わず英語の力を伸ばしたい少しがんばれば届く級を、年に何回か準2級のあとに準2級プラスをはさむと、2級までの段差がゆるやかになる

いまのレベルの確かめ方

いちばん確実なのは、受けたい級の過去問を1回分、時間を計って解き、協会が示す正答率の目安に届くかを見る方法です。協会のサイトの「英検級 かんたん測定」でも、いまの力が何級レベルかをおおまかに確かめられます。英検IBAは45分・500円で受けられる判定テストで、英検の何級レベルかが示されるので、学校で受ける機会があれば便利です。

英検は飛び級できる?

できます。英検には受験資格がないので、下の級に合格していなくても、どの級からでも受けられます。たとえば5級を受けずに3級から始めることもできます。力に合っていれば、飛び級したほうが時間も検定料も節約できます。

ただし、3級からは面接とライティングが加わります。4級から3級、準2級から2級のように、形式が大きく変わるところで無理に飛ばすと、筆記はできても面接やライティングで点が伸びないことがあります。

2つの級の併願

従来型では、となり合う級は午前と午後に分かれて実施されるため、同じ日に2つの級を受ける「ダブル受験」ができます。たとえば3級と準2級を同じ日に受け、上の級に挑戦しながら下の級を確実に取る、という使い方です。

S-CBTは同じ検定期間に同じ級を最大3回まで申し込め、従来型との併願もできます。従来型で不合格だったあと、同じ期間のうちにS-CBTで再挑戦することも可能です。

出典:日本英語検定協会「英検S-CBT」

小学生が3級以上を受けるとき

小学生でも3級以上を受ける人は少なくありません。1〜3級の本人確認は年齢に関係なく同じで、子どもが使える証明書の種類は、協会のお知らせページに載っています(当日の持ち物と本人確認)。

また、S-CBTは11歳未満の場合、受けられるかどうかを保護者が判断します。パソコンの操作や録音式のスピーキングに慣れていない場合は、従来型を選ぶほうが安心です。

出典:日本英語検定協会「顔写真付き身分証明書お知らせページ」、日本英語検定協会「英検S-CBT」

よくある質問

級 準2級と準2級プラスはどちらが難しいですか?

準2級プラスのほうが上の級です。4技能の合格基準スコアは準2級が1,728点、準2級プラスが1,829点で、準2級プラスはライティングに要約問題が入ります。準2級に合格したあと、2級に向けた中間目標として受ける人が想定されています。

日程 英検の結果はいつわかりますか?

従来型の一次試験の結果は、試験日のおよそ3週間後にウェブで公開されます。2026年度第2回なら、一次試験が10月4日(日)、一次の合否公開が10月26日です。二次試験の結果はA日程11月17日・B日程11月24日に公開されます。

S-CBT S-CBTで合格した級は、従来型の合格と同じ扱いですか?

はい。S-CBTで合格しても、従来型と同じ級の資格として扱われ、成績表には同じ英検CSEスコアが出ます。ただし入試や単位認定では、受験した方式や時期に条件をつける学校もあるので、募集要項で確認してください。

参考資料

このページの数字と制度の説明は、次の資料にもとづいています。いずれも2026年9月24日時点で確認した内容です。

公式・公的機関の資料

出版社・報道・その他の資料

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このページは日本英語検定協会が公表している情報をもとにJumpstart Englishが独自にまとめたもので、協会の承認や推奨を受けたものではありません。

日程・検定料・出題形式・入試での扱いは変わることがあります。受験や出願の前には、日本英語検定協会の公式サイトと各学校の募集要項で最新の情報をご確認ください。

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※ 合格率は当塾受講生を対象とした自社調べによるものです。級・開始時の習熟度や学習状況により結果は異なり、合格を保証するものではありません。

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