「子どもの英語多読にラズキッズがよいと聞いたけれど、どんな教材なの?」「料金はいくら?個人でも申し込める?」と気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

ラズキッズ(Raz-Kids)は、おうち英語や英語教室で使われているオンラインの英語多読教材です。ただ、公式サイトが英語のため、始め方がわかりにくいと感じる方も少なくありません。

この記事では、ラズキッズの特徴と期待できる効果、ラズプラス(Raz-Plus)との違い、料金、個人での申し込み方法、基本的な使い方までをまとめて解説します。

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ラズキッズ(Raz-Kids)とは?

ラズキッズとは、アメリカのLearning A-Zが提供する、子ども向けのオンライン英語多読教材です。英語圏の幼稚園から小学5年生ごろまでを主な対象としています。

公式ヘルプによると、800冊以上の電子書籍(eBook)が用意されています。子どもは本を聞く・読む・録音する・クイズに答えるという流れで、自分のレベルに合った英語の本を読み進めます。

レベルはaa〜Z2の29段階

本は、最もやさしい「aa」から最も難しい「Z2」まで、29段階にレベル分けされています。公式の対応表では、Z1〜Z2はアメリカの小学5年生以上が目安です。

英語を始めたばかりの子どもから、英語に慣れた子どもまで、自分のペースで少しずつレベルを上げられます。各レベルの目安はラズキッズのレベル一覧の記事で詳しく紹介しています。

アプリ「Kids A-Z」でスマホ・タブレットからも使える

パソコンのブラウザのほか、スマホ・タブレット用の「Kids A-Z」アプリでも使えます。アプリのダウンロードは無料です。

アプリで学習するには、ラズキッズかラズプラスの契約に結びついたアカウントが必要です。アプリの入れ方やログインの手順は、ラズキッズの使い方を解説した記事をご覧ください。

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ラズキッズでできることと期待できる効果

ラズキッズは、英語の本を読むだけでなく、聞く・話す・理解を確かめる練習まで1冊の中で進められるのが特長です。

① 音声を聞いて、音と文字を結びつける

本には英語の音声がついており、音声に合わせて読んでいる語句がハイライトされます。音と文字を結びつけながら聞けるため、英語のリズムや発音に自然に慣れていくことが期待できます。

自分の音読を録音する機能もあり、発音やつまずいた箇所を確認する練習にも使えます。

② クイズで内容を理解できたか確認できる

本を読んだあとには、内容に関するクイズに答えます。読み流して終わりにならず、書かれている内容を理解する習慣がつきやすくなります。

公式の説明では、Level Up!というコーナーの本をすべて聞く・読むことに加え、クイズに80%以上で合格すると、自動で次のレベルに進みます。

③ スターやバッジで楽しく続けやすい

本を聞いたり読んだり、クイズに合格したりすると「スター」がたまります。スターはアバターの着せ替えや、宇宙船の部屋の飾り付けに使えます。

ゲームのようなごほうびがあるため、子どもが自分から読みたくなる工夫がされています。実際に続けた家庭の効果やデメリットはラズキッズの効果と3年間の体験談の記事で、始める年齢の目安は何歳から使えるかの記事で紹介しています。

多読で読む力をつけたあとは、英検などの目標につなげるのもおすすめです。英検に特化したマンツーマン指導と組み合わせると、身につけた英語を試験で使える力に変えやすくなります。

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ラズキッズとラズプラスの違い

ラズプラス(Raz-Plus)は、ラズキッズに「Reading A-Z」の印刷用教材などを加えた上位版です。Reading A-Zは、先生向けの教材サイトです。

いちばんの違いは、読める本の数と教材の幅です。公式サイトによると、ラズキッズは800冊以上、ラズプラスは3,000冊以上の本が用意されています。

項目ラズキッズラズプラス
本の数(公式)800冊以上3,000冊以上
レベルaa〜Z2の29段階aa〜Z2の29段階
内容電子書籍・クイズ・録音ラズキッズの内容+Reading A-Zの印刷用教材など

ラズプラスには、フォニックス(文字と音の関係のルール)の本など、ジャンルの違う教材も多く含まれます。

長く多読を続けたい方や、いろいろなジャンルの本を読ませたい方には、ラズプラスが向いています。まずは気軽に英語の本に触れさせたい方は、ラズキッズから始める方法もあります。

詳しい違いや選び方は、ラズキッズとラズプラスの違いを解説した記事をご覧ください。

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ラズキッズの料金|個人購入と共同利用の比較

ラズキッズを使うには、公式サイトから個人で購入する方法と、英語教室などが提供する共同利用を使う方法があります。

個人で購入する場合の料金

個人向けのライセンスは1年ごとの契約で、料金は米ドル建てです。公式ヘルプによると、1ライセンスで先生1人と生徒36人まで、または1家庭の子ども全員が使えます。

Learning A-Zの日本の正規代理店(株式会社SmartEd)のサイトでは、ラズプラスの1年ライセンスの価格が案内されています。2026年9月23日時点では、FAQに241ドル、トップページに299ドルと、ページによって異なる金額が載っていました。

ラズキッズ単体の価格は、代理店のサイトでは確認できませんでした。いずれも米ドル建てのため、為替によって円での負担額が変わります。最新の価格は、購入前に公式サイトでご確認ください。

費用を抑えられる「共同利用」とは

共同利用とは、教室などが契約したライセンスを、複数の利用者で分けて使う方法です。個人で購入するより、費用を大きく抑えられます。

Jumpstart Englishでは、ラズプラスの共同利用(年間3,300円)を一般の方向けに提供しています。申込日から1年間使え、自動更新なので、契約切れで学習データが消える心配が少ないのが特長です。

申込後1営業日以内にアカウントが発行され、決済はクレジットカード・Google Pay・Apple Payに対応しています。運営会社のLearning A-Zと連携しているため、トラブルがあったときも相談できます。

なお、キャンセルや返金はできないため、内容を確認してから申し込みましょう。

無料で試せる?

Learning A-Zの公式サイトでは、2週間の無料トライアルが案内されています。クレジットカードの登録は不要です。

主に先生向けの案内で、手続きは英語です。日本の正規代理店でも、無料トライアルの相談を受け付けています。

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個人でラズキッズを購入・登録する手順

自分で管理者(先生)アカウントを持ちたい場合は、公式サイトから購入します。手続きはすべて英語で、おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 公式サイトでラズキッズまたはラズプラスを選び、カートに入れて購入手続き(Check Out)に進む。
  2. メールアドレス・氏名・住所・電話番号をローマ字で入力する(州の欄は「該当なし」の選択肢を選ぶ)。
  3. 管理者のユーザー名を決める。これが、子どもがログインするときに入力する「先生のユーザー名」になる。
  4. クレジットカードで支払う。
  5. 注文後に届くメールの案内に沿って、パスワードを設定し、アカウントを有効にする。
  6. 管理画面で子どもを生徒として登録し、最初のレベルを設定する。

支払いに使えるクレジットカードは、公式にはVisa・Mastercard・American Expressの3種類と案内されています。JCBは含まれていないため注意しましょう。

また、画面上で注文が完了しても、メールからアカウントを有効にするまで使えない点に注意が必要です。日本円の銀行振込で購入したい場合は、日本の正規代理店に見積もりを依頼する方法もあります。

画面の表記や手順は変わることがあります。英語での手続きが不安な場合は、日本語で申し込める共同利用を検討するのもひとつの方法です。

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ラズキッズの基本的な使い方

アカウントを用意できたら、さっそく学習を始めましょう。子どもが使う画面は「Kids A-Z」という生徒用のサイト・アプリです。

ログインの手順

  1. アプリを開くか、パソコンのブラウザでKids A-Zにアクセスする。
  2. 先生のユーザー名を入力する(共同利用の場合は、提供元から届いたIDを入力する)。
  3. クラスの一覧から自分の名前(アイコン)を選び、パスワードを入力する。

1冊の進め方

ログインしたら、Level Up!のコーナーで自分のレベルの本を選び、次の順で進めます。

  1. Listen(ヘッドホンのマーク):英語の音声を聞く。
  2. Read(本のマーク):自分で読む。録音もできる。
  3. Quiz(「?」のマーク):内容に関するクイズに答える。

画面ごとの詳しい操作は、先ほど紹介した使い方の記事で解説しています。

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まとめ|ラズキッズは共同利用なら手軽に始められる

ラズキッズは、29段階にレベル分けされた800冊以上の本を、聞く・読む・クイズで学べる多読教材です。より多くの本を読みたい場合は、3,000冊以上がそろうラズプラスという選択肢もあります。

個人で購入する場合は、英語での手続きと米ドル建ての年額料金が必要です。手続きや費用が不安な方は、日本語で申し込めるJumpstart Englishのラズプラス共同利用も検討してみてください。

多読で育てた英語力を英検合格につなげたい方には、Jumpstart Englishのマンツーマンレッスンもおすすめです。小学生から高校生を対象に、英検全級の対策を完全オンラインで行っています。

よくあるご質問

  • ラズキッズとラズプラスの違いは何ですか。

    主な違いは読める絵本の数とジャンルの幅広さです。通常のラズキッズは約400冊ですが、ラズプラスは約3,000冊以上の絵本が読み放題になります。またラズプラスは科学、歴史、地理などのノンフィクション教材やフォニックスに特化した本も豊富に含まれています。

  • 兄弟で1つのアカウントを共有して利用できますか。

    システム上は可能ですが推奨されません。ラズキッズは一人ひとりの読書履歴やクイズの正答率に合わせてレベルが最適化される仕組みのため、共有すると学習効果が半減してしまいます。兄弟で利用する場合はそれぞれにアカウントを用意するか、安価な共同利用サービスの活用が推奨されています。

  • 初心者でも使いこなせますか。

    はい、可能です。レベルはaaからZ2まで29段階に細かく分かれています。アルファベットや簡単な英単語を覚える段階からスタートできるため、英語学習を始めたばかりのお子様でも自分のペースで着実にステップアップできます。

  • 利用料金はいくらかかりますか。

    個人で公式サイトから購入する場合、年間でラズキッズが約20,250円、ラズプラスが約37,200円(1ドル150円換算)かかります。一方で、Jumpstart Englishが提供するような共同利用を活用すれば、年間3,300円からと大幅にコストを抑えて利用可能です。

  • スマートフォンやタブレットで学習できますか。

    はい、可能です。無料の専用アプリであるKids A-Zをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットからいつでもどこでも学習できます。移動中やスキマ時間の活用にも最適です。

  • 大人の英語学習にも効果はありますか。

    はい、非常に効果的です。レベルが上がるとネイティブの小学校高学年レベルの複雑な文章や、科学・歴史などのアカデミックな内容も登場します。中学生の基礎固めや、大人のやり直し英語・多読トレーニングとしても活用されています。

  • 支払いにはどのような方法がありますか。

    公式サイトでの個人購入の場合、国際的な決済に対応したクレジットカード(American Express、MasterCard、Visa)が必要です。日本のJCBブランドは使用できないため注意が必要です。

  • 無料体験はありますか。

    公式サイトから14日間のフリートライアルが可能です。ただし、個人で申し込む場合も手続きはすべて英語で行う必要があります。

  • 絵本を印刷することは可能ですか。

    ラズプラスの管理者(Teacherアカウント)であれば、絵本をミニブックにできるPDFやワークシートをダウンロードして印刷することが可能です。生徒用のアプリ画面から直接印刷することはできません。