英検3級の二次試験に落ちたら、一次試験からやり直しになるわけではありません。一次試験の合格は資格として残るため、次回は面接(二次試験)だけを受け直せます。

この仕組みが「一次試験免除」です。この記事では、免除が使える期間と申し込みでの申請方法、2026年度の日程で見た次の受験機会、そして面接を立て直す手順をまとめました。

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英検3級の二次試験に落ちたらどうなる?

結論は「一次試験の合格は無駄にならない」です。英検公式サイトの一次試験免除の案内では、対象者が「1級〜3級の一次試験に合格し、二次試験を棄権(欠席)するか不合格となった方」と示されています。体調不良などで面接を欠席した場合も、不合格と同じ扱いで免除の対象です。

二次試験の合否は面接のスコアだけで決まる

3級の二次試験は550点満点で、合格基準スコアは353点です。一次試験の点数が高くても、その差が二次の判定に足されることはありません。逆に、一次がぎりぎりの合格でも、面接で353点に届けば合格になります。

二次試験の合否の確認方法や、ウェブで公開される時刻は英検3級の結果はいつ出るかでまとめています。

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一次試験免除はいつまで使える?

英検公式サイトには、「二次試験のウェブ合否公開日から一次試験免除資格を使用して申込可能となり、翌年度の同回まで申請可能です」と書かれています。つまり有効期間は、合格した検定回から数えて翌年度の同じ回までです。

2026年度第2回に一次合格した場合の例

2026年度第2回の一次試験に合格した場合、免除を申請できるのは次の3回です。

  • 2026年度 第3回
  • 2027年度 第1回
  • 2027年度 第2回

3回分のチャンスがあると考えると気持ちに余裕が生まれます。ただし、面接の感覚は時間がたつほど抜けていきます。可能であれば直後の回で受け直すのが有利です。

検定料は通常と同額

免除を使って面接だけを受ける場合でも、公式サイトには「通常と同じ検定料のお支払いが必要です」と明記されています。受験する技能が減っても料金は割り引かれません。ここは事前に知っておくと安心です。

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一次試験免除の申し込み方法

免除は自動では適用されません。申し込みのときに自分で申請する必要があります。必要なのは、一次試験に合格したときの検定回と個人番号の2つです。

本会場で受ける場合

申込時の「一次試験免除申請欄」に、一次試験に合格した検定回と個人番号を記入または入力します。個人番号は成績表や合否結果の画面で確認できます。手元に残していない場合は、先に成績表を探しておきましょう。

学校や塾(準会場)で受ける場合

準会場の受験者は、解答用紙A面の「志願票」にある一次試験免除申請欄に個人番号を記入します。申し込みの窓口は学校や塾になるため、担当の先生にも免除で受けることを伝えておくと行き違いが起きません。

申請を忘れると一次試験から受け直しになる

申請しなければ、その回は一次試験から受けることになります。資格そのものが消えるわけではありませんが、期限内に使える回数は減っていきます。申込画面では免除の欄を必ず確認してください。

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英検S-CBTでも一次試験免除は使える

英検S-CBTは1日で4技能を受験する方式で、3級も対象です。公式サイトの案内では、準1級から3級について一次試験免除の申請ができるとされています。免除を申請した場合はスピーキングテストのみ(約15分)の受験になります。

注意点は2つあります。検定料は4技能を受験する場合と同額であること、そして申込期間内に免除を申請しなければ4技能すべての受験になることです。

S-CBTは実施回数が多いため、次の機会を早く作れるのが利点です。どのくらい先に再受験できるかは英検S-CBTの再受験は最短何日後かで確認できます。

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2026年度の日程で見る「次に受け直せる回」

第2回で面接に届かなかった場合、次の機会は第3回です。2026年度の本会場の日程は次のとおりです。

項目第2回第3回
申込期間2026年6月30日〜9月7日2026年10月30日〜12月14日
一次試験2026年10月4日2027年1月24日
一次合否ウェブ公開2026年10月26日2027年2月15日
二次試験A日程2026年11月8日2027年2月28日
二次試験B日程2026年11月15日2027年3月7日
二次合否ウェブ公開A 11月17日/B 11月24日A 3月9日/B 3月16日

表:英検公式サイトの2026年度試験日程(個人受験・本会場)をもとに作成。

結果を見てから第3回に申し込む時間はある

ここが見落とされやすいところです。第2回の二次合否がわかるのは11月17日または11月24日で、第3回の申込締切は12月14日です。つまり結果を確認してから、間に合う形で免除の申請ができます。

ただし支払い方法によって締切が早まります。コンビニ支払いとPay-easy支払いは12月11日が締切です。日程の全体像は英検3級の日程と試験時間で確認できます。

A日程とB日程の分かれ方

個人で申し込んだ場合、満20歳以下の受験者はB日程、満21歳以上はA日程になります。海外や離島での受験、配慮を申請した場合はA日程です。団体で申し込む場合は申込先によって変わるため、学校や塾の案内に従ってください。

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落ちた原因を面接の構成から切り分ける

同じ失点を繰り返さないために、まず「どこで崩れたか」を特定します。3級の二次試験は約5分で、面接委員1人との個人面接です。出題は次の構成です。

  • 30語程度のパッセージの音読(1問)
  • パッセージについての質問(1問)
  • イラストについての質問(2問)
  • 受験者自身に関する質問(2問)

評価の観点は、応答内容・発音・語い・文法・語法・情報量、そして積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度です。黙ってしまうと、この最後の観点で大きく損をします。

よくあるつまずきは3つに分かれます。音読でつまって時間を使ってしまう、イラストの説明が単語だけで終わる、自分についての質問に一言で答えて止まる、というパターンです。

質問が聞き取れなかったときは、黙るのではなく Pardon? や Could you say that again? と聞き返します。聞き返しは減点ではなく、伝えようとする態度として受け取られます。質問の中身は英検3級の面接で何を聞かれるかで確認しておくと、当日の見通しが立ちます。

そもそも3級は、4級までと違ってライティングと面接が加わる級です。難しく感じる理由は英検3級は難しいのかを整理した記事でも説明しています。

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次の面接までの4週間でやること

面接は準備の量がそのまま出る試験です。一次の勉強に戻る必要はないので、4週間を音読と発話に集中して使います。

1週目:音読を声に出して録音する

過去問のパッセージを毎日1本、声に出して読みます。録音して聞き直すと、読み飛ばしや不自然な区切りに自分で気づけます。読めない単語はその場で調べ、次の日も同じ文章を読み直します。

2週目:イラストを2文で説明する型を作る

イラストの問題は「誰が」「何をしているか」を現在進行形で言う練習が中心です。A woman is reading a book. のように主語と動作をそろえ、1人ずつ順番に説明します。単語だけで止めず、必ず文の形にします。

3週目:自分のことを2文で答える練習

受験者自身への質問は、答えと理由を1文ずつ足すと情報量が足ります。たとえば I like soccer. のあとに I play it with my friends every Sunday. と続ける形です。好きなもの、休日の過ごし方、将来やりたいことの3テーマで用意しておくと対応しやすくなります。

4週目:本番の流れで通し練習する

入室から退室までを通して、5分の流れで練習します。相手役は家族でもかまいません。誰かに聞いてもらうことで、沈黙が何秒続いたかが客観的にわかります。

面接は一人で練習しても正しく直せているか判断しにくい技能です。発音や答え方をその場で直してもらいたい場合は、英検に特化したマンツーマン指導で模擬面接を重ねるのも近道です。面接の流れと対策全体は英検3級の二次試験対策にまとめています。

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まとめ:一次合格は残っている

英検3級の二次試験に落ちても、一次試験の合格は翌年度の同回まで生きています。やるべきことは3つです。免除の申請を忘れずに行うこと、次の回の申込締切を押さえること、そして面接の練習だけに時間を使うことです。

一次試験を突破した実力はすでに証明されています。残っているのは、話す練習を積み直すことだけです。Jumpstart Englishは小学生から高校生を対象に、英検全級に対応した完全マンツーマン・完全オンラインのレッスンを行っています。面接の立て直しに伴走が必要なときは無料体験から相談してみてください。