英検3級の解答速報は、一次試験の翌日の月曜13時以降に英検公式サイトで公開されます。2026年度第2回であれば、10月5日(月)13時以降です。この記事では公開日と確認手順、自己採点のやり方、そして正答数だけでは合否が判定できない理由までを順に解説します。
英検3級の解答速報はいつ公開される?
公開は試験の翌日、月曜の13時以降です。英検公式サイトの「一次試験解答速報」のページに、級ごとの解答が掲載されます。試験当日の夜に見ようとしても、まだ何も出ていません。
2026年度第2回・第3回の公開日
- 第2回(10月2〜4日実施分):2026年10月5日(月)13時以降
- 第3回(一次試験2027年1月24日):試験翌日の1月25日(月)13時以降が目安
個人で申し込んだ方は本会場での受験になり、第2回の一次試験日は10月4日(日)です。つまり第2回を個人で受けた場合、解答が見られるのは10月5日(月)の13時以降となります。
準会場は実施日程ごとに公開日が違う
学校や塾を通じて申し込んだ場合、試験は準会場で行われます。準会場の実施日は複数に分かれており、解答の公開日も実施日程ごとにずれます。2026年度第2回では次のように案内されています。
- A〜C日程(9月25〜27日実施):9月28日(月)13時以降
- D〜F日程(10月2〜4日実施):10月5日(月)13時以降
自分がどの日程だったかは受験票で確認できます。試験日そのものや当日の集合時間は、英検3級の日程と試験時間【2026年度】に回ごとにまとめています。
解答速報の見方|公式サイトでの確認手順
解答を見るのにログインやアカウントは必要ありません。誰でも閲覧できるページに、級ごとのPDFが並ぶ形です。手順は次の3つです。
- 公開日の13時を過ぎてから、英検公式サイトの「試験結果・各種証明」を開く
- 「一次試験解答速報」を選ぶ
- 自分が受けた実施日程を選び、3級の解答を開く
注意したいのは、公開されるのは解答だけで、問題冊子は同時には出ないという点です。自己採点をするなら、試験のあとに自分の答えを書き留めておく必要があります。問題冊子と音声は、のちに公式サイトの過去問のページに掲載されます。直近3回分の入手方法は英検3級の過去問・問題集おすすめで解説しています。
英検3級の自己採点のやり方|数えられるのは60問
3級の一次試験で自己採点できるのはマークシート方式の60問です。内訳は次のとおりです。
- 筆記 大問1(短文の語句空所補充):15問
- 筆記 大問2(会話文の空所補充):5問
- 筆記 大問3(長文の内容一致選択):10問
- リスニング 第1部(会話の応答文選択):10問
- リスニング 第2部(会話の内容一致選択):10問
- リスニング 第3部(文の内容一致選択):10問
自分の答えを持ち帰れるかどうかは、試験のあとの行動で決まります。問題冊子は持ち帰れますが、書き写す時間は試験中には用意されていません。試験が終わって会場を出たら、覚えている範囲で選んだ番号をメモしておくのが現実的です。すべてを思い出せなくても、大問ごとの手応えを記録しておくだけで復習の材料になります。
技能ごとに分けて数えるのがおすすめです。リーディングは30問、リスニングは30問になります。合計だけを出すよりも、どちらが弱かったのかが見えるためです。
ライティングの2問は自己採点できない
3級のライティングは、Eメールの返信が1問と英作文が1問です。この2問は選択式ではなく、採点者が観点別に評価する記述式です。そのため解答速報を見ても、自分の答案が何点なのかはわかりません。
ここが自己採点のいちばん大きな穴です。ライティングは1つの技能として扱われ、リーディングやリスニングと同じ配分のスコアを持ちます。一次試験の3分の1が、自己採点では数えられないということになります。
正答数だけでは合否がわからない理由
自己採点で合否を確定させることはできません。これは推測ではなく、英検協会が公式に説明している内容です。CSEスコアについての案内には、次のように書かれています。
「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」
英検の合否は、正答数そのものではなくCSEスコアで決まります。CSEスコアとは、回ごとの問題の難しさを調整したうえで出される共通のものさしです。同じ20問正解でも、回によってスコアは変わります。
3級は技能ごとの満点が550点で、一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能で1650点満点です。合格基準スコアは一次が1103点です。この換算は全員の答案を採点したあとに決まるため、試験の翌日に正確な予測はできません。正答数の目安については英検3級の合格点とレベルで整理しています。
解答速報でできることと、できないことを整理しておきます。ここを取り違えると、数字に振り回されて3週間を無駄にしてしまいます。
- できる:リーディングとリスニングで、どの大問を落としたかを特定する
- できる:次に何を練習するかを、その日のうちに決める
- できない:ライティングの得点を知る
- できない:CSEスコアを計算して合否を確定させる
つまり自己採点は、合否を知るためのものではありません。どの技能が弱かったのかを見つけるためのものと考えるのが正確です。
自己採点の結果別|合格発表までの3週間にやること
一次の合否がウェブで公開されるのは、試験から約3週間後です。2026年度第2回なら10月26日(月)で、3級の公開は15時以降になります。この3週間をどう使うかで、次の結果が変わります。
手応えがあった場合は二次試験の準備へ
合否を待たずに面接の練習を始めてください。二次試験は一次の合格発表からおよそ2週間後です。発表を待ってから動くと、準備できる期間がかなり短くなります。流れと答え方は英検3級 二次試験(面接)対策にまとめています。
微妙だった場合も面接練習をしておく
ライティングが採点されていない以上、微妙な手応えは合格の可能性を十分に残しています。音読や質問への答え方の練習は、合格していた場合にそのまま使えます。不合格だったとしても、話す練習が無駄になることはありません。
厳しかった場合は弱点だけを埋める
自己採点で技能ごとに分けた数字が、そのまま次の課題になります。リスニングが半分以下なら音に慣れる練習、大問3が取れていないなら長文の読み方です。範囲を全部やり直す必要はありません。進め方は英検3級 勉強法とコツで扱っています。
どの技能から手をつけるか迷うときは、英検の級に特化したマンツーマン指導で自己採点の結果を一緒に読み解き、次の1か月の計画に落とし込むという進め方もあります。
予備校やSNSの解答速報を使うときの注意点
試験当日の夜には、SNSや学習塾のサイトに解答の予想が出ることがあります。早く知りたい気持ちはわかりますが、これらは公式の解答ではありません。次の2点に気をつけてください。
- 予想が誤っている場合があり、間違った前提で落ち込んだり安心したりすることになる
- 試験問題の内容を公開前に共有する行為は、受験のルールに反する可能性がある
翌日の13時まで待てば、公式の解答が無料で見られます。急いで自己採点しても、合否が早くわかるわけではありません。
英検S-CBTに解答速報はある?
英検3級はS-CBTでも受けられます。S-CBTは1日で4技能をコンピューターで受ける方式です。公式サイトの「一次試験解答速報」は従来型の一次試験を対象に掲載されており、S-CBTの解答は掲載されていません。
S-CBTを受けた場合は、自己採点ではなく結果の公開を待つことになります。結果は受験日からおよそ4週間後の17時にウェブで公開されます。公開日と確認方法は英検3級の結果はいつ?合格発表日と確認方法で回ごとに整理しています。
解答速報を見たあとにやっておきたい復習
正答数を数えて終わりにすると、せっかくの1回分が残りません。間違えた問題の理由を1つずつ書き出すところまでが自己採点です。次の3つに分けると整理しやすくなります。
- 単語や表現を知らなかった問題
- 知っていたのに読み違えた、聞き取れなかった問題
- 時間が足りずに手が回らなかった問題
1つ目は覚える作業、2つ目は練習量、3つ目は解く順番の問題です。対処法がそれぞれ違うため、混ぜたままにすると次も同じ失点を繰り返します。
合否が出るまでの3週間は、記憶が新しいうちに弱点を埋められる時間です。一次試験の翌日に自己採点を済ませ、その日に次の予定を決めてしまうのがいちばん確実です。一人で計画を立てるのが難しいときは、完全オンラインのマンツーマン指導のように毎週の進み具合を見てもらえる環境を使う方法もあります。
