英検4級・5級の解答速報は、英検公式サイトの「一次試験解答速報」のページに、実施日程ごとに分けて掲載されます。試験当日には出ません。2026年度第2回であれば、9月25日から10月4日までの6つの日程に分かれて並んでいます。

英検4級・5級の解答速報には、ほかの級にない特徴があります。一次試験にライティングが1問もないため、解答が出れば最後の1問まで自分で採点できます。

ところが、全問数えられても合否は計算できません。この記事では公開のされ方と確認手順、4級65問・5級50問の数え方を整理します。そのうえで、正答数から合否が出せない理由と、二次試験がない級ならではの3週間の使い方を解説します。

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英検4級・5級の解答速報はいつ公開される?

公開は試験当日ではなく、後日です。しかも全員が同じ日に見られるわけではありません。解答は「どの日に試験が行われたか」ごとに分けて掲載されます。

学校や塾を通して申し込んだ場合は、準会場での受験になります。準会場の実施日は複数に分かれているため、自分の日程を受験票で確かめてから見に行くのが確実です。

2026年度第2回は6つの日程に分かれていた

公式サイトの掲載は、次の6つに分かれていました。

  • 準会場A日程:9月25日(金)実施。
  • 準会場B日程:9月26日(土)実施。
  • 準会場C日程:9月27日(日)実施。
  • 準会場D日程:10月2日(金)実施。
  • 準会場E日程:10月3日(土)実施。
  • 準会場F日程および本会場:10月4日(日)実施。

個人で申し込んだ場合は本会場での受験なので、F日程の解答を見ます。公開の時刻は日程ごとに案内されるため、掲載ページの表記にしたがってください。

4級・5級は6日程すべてに掲載がある

ここは見落とされやすい点です。4級・5級は、A日程からF日程までの6つすべてに解答が掲載されています。2級・準2級プラス・準2級・3級も同じです。

一方で1級・準1級は、F日程の分だけです。上の級は準会場では実施されないためです。

つまり4級・5級を受けた人は、「自分より早く解答を見ている受験者がいる」という状況になりえます。SNSで解答らしきものを先に見かけても、それが自分の回の答えとは限りません。

2027年1月の第3回はどうなるか

第3回の一次試験は、本会場が2027年1月24日(日)です。申込期間は2026年10月30日(金)から12月14日(月)までです。コンビニ支払・郵便局ATM支払を選ぶ場合の締切は12月11日(金)です。

第3回の解答も、第2回と同じように実施日程ごとに掲載される見込みです。ただし日程の区切りは回ごとに案内されるため、試験が近づいたら公式サイトで確認してください。

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解答速報の見方|ログインは必要ありません

解答を見るのに英検IDやアカウントは要りません。誰でも開けるページに、級ごとの解答が並ぶ形です。

  1. 英検公式サイトの「試験結果・解答」を開きます。
  2. 「一次試験解答速報」を選びます。
  3. 受験票で確認した実施日程を選びます。
  4. 4級または5級の解答を開きます。

注意したいのは、出るのは解答だけで、問題冊子は同時には公開されないという点です。自己採点をするつもりなら、試験が終わって会場を出たところで、覚えている範囲の答えを書き留めておいてください。

問題冊子と放送文は、のちに公式サイトの過去問のページに掲載されます。入手の手順は英検4級・5級の過去問はどこで入手する?でまとめています。

なお掲載ページには「この解答は、日本国内で実施された試験のものになります。」と書かれています。海外で受験した場合は対象外です。

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4級は65問、5級は50問を全部数えられる

4級・5級の一次試験は、すべて選択式です。記述式の問題は1問もありません。だから解答速報が出れば、全問を採点できます。

4級の内訳

  • リーディング(35分・35問):短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問、長文の内容一致選択10問。
  • リスニング(約30分・30問):会話の応答文選択10問、会話の内容一致選択10問、文の内容一致選択10問。すべて放送は2回です。

5級の内訳

  • リーディング(25分・25問):短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問。
  • リスニング(約20分・25問):会話の応答文選択10問、会話の内容一致選択5問、イラストの内容一致選択10問。すべて放送は2回です。

3級以上になると事情が変わります。ライティングが加わり、採点者が評価する記述式の問題が入るためです。3級の場合に数えられるのは60問までで、その考え方は英検3級の解答速報はいつ?で扱っています。

4級・5級には、この穴がありません。自己採点の結果が、そのまま一次試験の全体像になります。

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全問数えられても合否は計算できません

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。正答数が全部わかっても、合否は確定しません。

英検の合否は正答数ではなく、英検CSEスコアで決まります。そしてスコアの出し方について、英検協会は次のように説明しています。

「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」

つまり換算は、全員の答案を採点したあとに決まります。同じ40問正解でも、回によってスコアは変わりえます。

技能ごとの満点は4級が500点、5級が425点です。4級・5級は一次がリーディングとリスニングの2技能なので、満点は4級1000点、5級850点になります。合格基準スコアは4級が622点、5級が419点です。級ごとの詳しい見方は英検4級のレベルと合格点と英検5級のレベルと合格点で解説しています。

目安としては7割を取れていれば安心できます。合格基準スコアは満点の6割前後にあたりますが、6割ちょうどで通るとは言い切れないためです。

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自己採点でわかるのは「読む」と「聞く」のどちらが弱いか

合否が出ないなら、自己採点は何のためにするのでしょうか。答えは、弱いほうの技能を特定するためです。

合計だけ出しても使えません。リーディングとリスニングを分けて数えてください。4級なら35問と30問、5級なら25問と25問に分かれます。

5級はちょうど半分ずつです。リスニングを捨てて合格することはできない配分になっています。

大問ごとにも見てください。日本文付き短文の語句整序は4級・5級とも5問あり、日本語訳がついているので取りやすい大問です。ここを落としていたなら、優先して復習する価値があります。

自己採点の数字をどう読むかは、子ども一人では難しいところです。英検の級に特化したマンツーマン指導で結果を一緒に読み解き、次の計画に落とし込むという進め方もあります。

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スピーキングテストに解答速報はありません

4級・5級には、一次試験とは別に「スピーキングテスト」が用意されています。録音型で、問題は音読と質問への応答です。

このテストは話した内容を協会が採点するため、解答速報の対象になりません。自己採点もできません。

そして級の合否は、リーディングとリスニングの一次試験だけで決まります。スピーキングテストの出来は級の合否に影響しません。結果の見方は英検4級・5級の結果はいつ?で扱っています。

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発表までの3週間の使い方|二次試験がない級の場合

一次の合否がウェブで公開されるのは、試験から約3週間後です。2026年度第2回なら10月26日(月)で、公開時刻は4級が18時以降、5級が19時以降です。成績の詳細は20時以降になります。

第3回は、一次試験が2027年1月24日(日)で、ウェブでの合否公開が2月15日(月)です。

この3週間の使い方が、3級以上とは違います。4級・5級には二次試験がないため、「面接の練習をして待つ」という選択肢がありません。一次の合否が、そのまま級の合否です。

そこで、自己採点の結果で進む先を分けます。

  • 7割を超えていたなら、次の級の内容に進みます。5級なら4級の長文、4級なら3級のライティングと面接が次の壁です。
  • 6割前後なら、同じ級の過去問を1回分、時間を計って解き直します。合否がどちらでも無駄になりません。
  • 半分に届かなかったなら、弱かった技能だけに絞ります。範囲を全部やり直す必要はありません。

どの道でも共通するのは、記憶が新しいうちに動くことです。解答が出た日に自己採点を済ませ、その日に次の予定を決めてしまうのが確実です。

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SNSや塾の「予想解答」を使うときの注意

試験当日の夜には、SNSや学習塾のサイトに解答の予想が出ることがあります。公式の解答ではないので、次の2点に気をつけてください。

  • 予想が誤っていることがあり、間違った前提で落ち込んだり安心したりすることになります。
  • 4級・5級は実施日程が6つに分かれているため、別の日程の問題の解答を見ている可能性があります。

公式の解答は無料で見られます。急いで採点しても、合否が早くわかるわけではありません。

また掲載ページには「合格率、採点などに関するお問い合わせにはお答えできません。」と明記されています。正答数から合否を教えてもらう窓口はありません。

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まとめ:自己採点は「次の一手」を決める道具

  • 解答速報は実施日程ごとに掲載され、4級・5級は6つの日程すべてに掲載があります。
  • 出るのは解答だけです。自分の答えは試験直後にメモしておきます。
  • ライティングがないため、4級65問・5級50問を全部採点できます。
  • それでも合否は出せません。スコアは全答案の採点後に統計的手法で算出されます。
  • 二次試験がないので、3週間は次の級か同じ級の解き直しに使います。

自己採点は、合否を当てるためのものではありません。どこを直せばよいかを、合否が出る3週間前に教えてくれる道具です。

結果の読み方から次の級の計画までを一緒に立てたい場合は、英検専門のオンライン英語スクール Jumpstart Englishにご相談ください。小学生から高校生まで、完全オンラインの完全マンツーマンで英検全級に対応しています。

公開のされ方や日程の区切りは、回によって変わることがあります。受験前には英検公式サイトで最新の情報をご確認ください。