「英検準1級を受けたいけれど、受験料はいくらかかるのだろう」と気になっている方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、2026年度の英検準1級の検定料は、従来型が10,400円、英検S-CBTが10,500円です。
従来型の10,400円には二次試験(面接)の分も含まれており、二次で追加料金はかかりません。この記事では、受験方式ごとの料金、支払い方法と期限、申し込み前の注意点を順に整理します。
英検準1級の受験料は2026年度いくら?方式別の一覧
英検準1級には3つの受験方式があり、方式によって検定料が少し違います。2026年度の金額(税込)は次のとおりです。
| 受験方式 | 2026年度の検定料 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 英検(従来型)本会場 | 10,400円 | 紙の試験。一次と二次は別の日に実施。年3回 |
| 英検S-CBT | 10,500円 | コンピューターで4技能を1日で受験 |
| 英検S-Interview | 10,500円 | 障がい等で配慮が必要な方のための方式 |
2026年度は、2025年度より全級一律で100円値下げされました。2025年度の準1級は、従来型が10,500円、S-CBTが10,600円でした。ネット上で古い金額を見かけたときは、何年度の情報かを確認しましょう。
検定料は年度ごとに見直されることがあります。最新情報は英検公式サイトでご確認ください。
受験方式ごとの検定料と特徴
金額の差は小さいものの、方式によって受け方や対象者が異なります。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
英検(従来型):10,400円で一次と二次の両方を受けられる
従来型は、決められた試験日に紙の問題冊子で受ける方式です。2026年度の個人申込の検定料は10,400円です。
この金額には、一次試験と二次試験(面接)の両方が含まれています。一次に合格しても、二次試験のために追加で支払う必要はありません。
なお、準1級は本会場のみで実施され、学校などの準会場では受けられません。そのため、学校や塾を通じた団体申込でも検定料は10,400円で同じです。
英検S-CBT:10,500円で4技能を1日で受ける
英検S-CBTは、全国のテストセンターでコンピューターを使って受ける方式です。スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で受けます。
準1級の検定料は10,500円で、取得できる級やCSEスコアは従来型と同じです。原則として毎週土日に実施されていますが、準1級は実施日が限られる点に注意してください。
英検S-Interview:配慮が必要な方のための方式
英検S-Interviewは、障がい等があり、S-CBTでの受験が難しい方のための方式です。合理的配慮が必要な受験者だけが対象になります。
リーディング・リスニング・ライティングは紙の解答用紙に答え、スピーキングは面接委員と対面で行います。準1級の検定料は10,500円で、一次試験の合否に関係なく4技能すべてを受けられます。
従来型とS-CBT、費用面ではどちらが得か
1回あたりの金額は、従来型のほうが100円安くなります。ただし実際の負担は、合格までに何回受けるかで大きく変わります。
1回で合格した場合
従来型なら10,400円、S-CBTなら10,500円です。差は100円なので、料金よりも日程の都合や受けやすさで選んでかまいません。
二次試験で不合格になった場合
一次に合格して二次で不合格になった場合は、「一次試験免除」を使えます。一次試験免除とは、次回以降の申し込みで一次を受けずに二次から受けられる制度です。
ただし、一次試験免除で申し込む場合も検定料は通常と同額です。二次だけを受けるからといって安くはならないため、最初から面接の対策も並行して進めておくと安心です。
短い期間に何度も挑戦したい場合
S-CBTは、同じ検定回の中で同じ級を最大3回まで受けられます。1回ごとに検定料がかかるため、準1級を3回受けると合計31,500円です。
従来型とS-CBTは、同じ級でも併願できます。受験の機会は増えますが、そのぶん費用も増えます。方式ごとの向き不向きは英検「従来型」と「S-CBT」の違いで詳しく解説しています。
受験料は1回で1万円を超えるため、できれば一度で合格したいところです。準1級は要約・意見論述・面接と対策の範囲が広いので、英検に特化したマンツーマン指導で弱点を絞って練習するのも一つの方法です。
英検準1級の検定料の支払い方法
支払い方法は、申し込み方法によって決まります。個人で申し込む場合の選択肢は次のとおりです。
| 申し込み方法 | 選べる支払い方法 |
|---|---|
| 従来型:インターネット申込 | クレジットカード(一括払い)、コンビニ支払、郵便局ATM(Pay-easy) |
| 従来型:コンビニ申込 | 店頭の端末で申し込み、そのままレジで支払い |
| 英検S-CBT(インターネットのみ) | クレジットカード(一括払い)、コンビニ支払、郵便局ATM(Pay-easy) |
使えるクレジットカードは、JCB・MASTER・VISA・NICOSです。インターネット申込のコンビニ支払は、ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマートで利用できます。
従来型のインターネット申込
まず受験級と希望受験地を選び、生涯学習アカウントでログインします。生涯学習アカウントとは、英検の申し込みや合否の確認に使う英検協会の共通アカウントです。
クレジットカードを選ぶと、申し込みと同時に支払いが終わります。コンビニ支払や郵便局ATMを選んだ場合は、入金した時点で申し込みが完了します。
従来型のコンビニ申込
ローソン・ミニストップ・セブン-イレブン・ファミリーマートの店頭端末からも申し込めます。端末から出る「申込券」を持って、30分以内にレジで支払ってください。30分を過ぎると、入力した内容は自動的に取り消されます。
英検S-CBTの申し込み
S-CBTはインターネット申込のみで、コンビニの端末や書店では申し込めません。受験日・時間帯・会場・級を選んでから、支払い方法を選びます。会場ごとに定員があり、先着順で締め切られます。
支払い期限と2026年度第3回の申込期間
コンビニ支払や郵便局ATMを選んだ場合は、期限までに入金しないと申し込みが自動的に取り消されます。クレジットカードより締切が早いので、早めに支払いを済ませましょう。
従来型の2026年度第2回は、個人申込が9月7日で締め切られ、すでに試験期間に入っています。これから申し込めるのは第3回で、日程は次のとおりです。
| 項目 | 2026年度第3回(従来型・個人申込) |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年10月30日(金)〜12月14日(月) |
| クレジットカード支払の締切 | 12月14日(月) |
| コンビニ申込、コンビニ・郵便局ATM支払の締切 | 12月11日(金) |
| 一次試験(本会場) | 2027年1月24日(日) |
| 二次試験 | A日程 2月28日(日)/B日程 3月7日(日) |
二次試験のA日程・B日程は自分では選べません。個人申込の場合は、21歳以上がA日程、20歳以下がB日程と年齢で決まります。
S-CBTは、申込期間中で空きがあれば会場や日時を変更できます。締切を過ぎると変更できない点は覚えておきましょう。準1級の日程を一覧で確認したい方は、英検準1級の試験日程・申込期限も参考にしてください。
申し込み前に知っておきたい注意点
一度支払った検定料は、原則として戻ってきません。申し込む前に、次の2点を必ず確認しておきましょう。
申し込み後のキャンセル・返金はできない
従来型もS-CBTも、申し込みが完了した後のキャンセルや返金はできません。当日に欠席した場合も、検定料の返金や次回への繰り越しはありません。
S-CBTでは、欠席や棄権も「同じ検定回に3回まで」の受験回数に数えられます。申し込み後に級を変えることもできないため、受験級と日程はよく確かめてから申し込みましょう。
顔写真付き身分証明書を忘れると成績が無効になる
2026年度から、準1級を含む1級〜3級の受験者は、試験当日に顔写真付き身分証明書の原本を見せる必要があります。学生証・運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどが対象です。
忘れた場合は、試験の翌々日9:30までに画像をアップロードします。提出できないと「認証失格」となり、成績は無効です。検定料も戻らないため、持ち物は前日に確認しておきましょう。
受験料の負担を抑える方法
検定料そのものは変えられませんが、制度をうまく使えば余計な出費は減らせます。
自治体の補助制度を調べる
自治体によっては、英検などの検定料を補助する制度を設けている場合があります。対象となる学年や級、補助の金額は自治体ごとに異なります。お住まいの自治体のウェブサイトや、学校からのお知らせで確認してみてください。
一次試験免除を期限内に使う
二次で不合格になっても、一次試験免除を使えば次は二次から挑戦できます。従来型で取得した場合、使えるのは翌年度の同じ回までです。検定料は同額でも、一次をもう一度突破する負担はなくなります。
制度の詳しい仕組みは、英検準1級の一次試験免除制度・S-CBTの仕組みで解説しています。
合格ラインを意識してから申し込む
受け直す回数が増えるほど、費用はかさみます。準1級の合格基準スコアは、一次が1792点、二次が512点です。過去問で今の実力を確かめてから申し込むと、準備不足のままの受験を減らせます。
何から手をつければよいか迷う方は、英検準1級の合格戦略で全体の進め方を確認してみてください。S-CBTを受けた場合の結果の見方は、英検準1級の結果発表と確認方法にまとめています。
まとめ:受験料を無駄にしない準備を
2026年度の英検準1級の検定料は、従来型が10,400円、S-CBTとS-Interviewが10,500円です。従来型の料金には二次試験の分も含まれています。
支払いはクレジットカード・コンビニ・郵便局ATM(Pay-easy)から選べます。コンビニ系は締切が早く、申し込み後の返金もできません。日程と支払い期限を確かめて、余裕を持って申し込みましょう。
1回の受験料が1万円を超えるからこそ、準備の質が大切です。Jumpstart Englishは、小学生から高校生を対象に英検全級に対応した、完全マンツーマン・完全オンラインのスクールです。準1級の要約や面接を一人で仕上げるのが難しいと感じたら、英検専門のオンラインレッスンも選択肢に入れてみてください。
検定料や日程は変更されることがあります。申し込み前に、最新情報を英検公式サイトでご確認ください。
